持ってる車に設置するだけ!ルーフテントでちょっと贅沢なキャンプを、気軽に楽しもう

ルーフテントなら、もっと気軽にキャンプが楽しめる!



空前のキャンプブームの中、キャンピングカーは欲しいけど、費用がかかり過ぎるし、かと言ってテントは寝心地が悪いし、設置がいちいち面倒だ……。そんな風に思うこと、ありませんか?

そんな方におすすめしたいのが、『ルーフテント』です。

ルーフテントとは、車の屋根上に設置するテントのことで、設置も簡単、使用しない時はコンパクトにおり畳むことができます。

ご自身が持っている車に取り付けるだけで、どんな車でもお手軽にキャンピングカー仕様にできる優れもの!

今回は、筆者が在住しているオーストラリアで人気の、ルーフテントについてご紹介します。

オーストラリアで人気のルーフテント

ピックアップトラックにtルーフテントを設置した様子

筆者は、オーストラリアでいうユート(Ute)、日本でいうピックアップトラックの屋根の上にルーフテントを設置しています。

上の写真はルーフテントを畳んでいる状態ですが、車の走行時も風の抵抗を感じることはほとんどありません。

ルーフテントを開くと、下の写真のような状態になります。

ルーフテントを開いた状態

筆者が使っているのは、オーストラリアでは人気の「KINGS」という、お手軽価格なメーカーのもので、タワー型タイプのルーフテントです。

寝具はルーフテントに積みっぱなしOK!

車の荷台にはテーブルや椅子などのキャンプ用具や冷蔵庫、調理器具、食料などを積み、ルーフテントには寝具のみ積んでいます。

物にもよりますが、ルーフテントは寝具をテント内に置いたままでも閉じることができます。

つまり、面倒な寝具などの出し入れを、いちいちしないで済むということです。

ルーフテント中

ルーフテントの中の様子

ルーフテントの中は、高さ93cm、縦208cm x 横110cm になりますので、ダブルベッドサイズというところでしょうか。

大人2人、無理なく寝ることができます。

そして、入り口を含め、四方に窓が付いているので、通気も良く快適に過ごせます。

付属のマットレスは厚み5cmと、十分な厚みを持っていますが、我が家ではこの上にもう一枚、マットレスプロテクションという、マットレスのようなものを敷いて、その上にシーツを敷きますので、家のベッドと同じくらい快適に眠れます。

枕も掛け布団も自宅で使用しているものを使うので、まさに、自宅のベッドそのものです。

ルーフテントの開閉方法

ルーフテントの開閉は、とっても簡単です。

ここでは、開閉の方法を説明いたします。

ルーフテント ストラップ

1.前後2カ所ずつストラップがロックされているので、ロックを解除してストラップを外します

ルーフテント

2.(我が家のテントはダンパー式なので)2ヶ所のストラップを外すと、テントが自らポップアップしていきます

ダンパーとは、バネなどを用いて軽い力で重いものを動かせる装置のことです。

ルーフテント 片側のストラップを外した状態

3.片側のストラップを外した状態

ルーフテントがポップアップした状態

4.前後計4ヶ所のストラップを外すと、このようにポップアップした状態になります

ダンパー式ルーフテント ストラップ

5.ダンパー式の場合、閉める時は固定するストラップとは別のストラップが付いているので、それを引くと閉まります

テントを閉じた際に、はみ出たキャンバスをきれいにカバーの中に入れて、ストラップをしっかりロックする。

たったそれだけで、テントを閉じることができます。

閉じる作業も、慣れてくれば5分ほどで完了できるようになりますよ。

ルーフテントのメリット

設置が簡単

上記で解説した通り、ルーフテントの開閉はとても簡単で、ストレスフリーです。

寝心地が抜群

マットレスがしっかりしていて、自宅で使っている寝具を持ち込めるので、自宅の部屋で寝ているような快適さです。

地面に張るテントでは、なかなかこうはいきません。

寝具をテントの中に置いたまま、テントを閉じる事ができる

製品にもよりますが、自宅で使っているしっかりとした布団や枕でも、テント内に置いたままテントの開閉ができるので、キャンプ中は面倒な寝具の出し入れをする必要がありません。

夜間、野生動物に脅かされない

オーストラリアの郊外では、夜間はディンゴ(狼のような動物)やネズミなどの夜行性の動物、ヘビなどが地面を這っている場合があります。

しかし、高い位置にあるルーフテントでは、そのような動物に脅かされることなく、安心して眠ることができます。

テント内に砂や草などが入りにくい

テーブルや椅子などの地面に直接置く物の出し入れの際、どうしても砂や草などが車内に入り込みますが、ルーフテントは寝室と荷台が別になっているので、テント内は清潔。快適に過ごせます。

ビーチ近くの砂地で車に乗り降りしたり、荷物の出し入れをする際は、きちんと足を拭いてから入れば、テント内に砂が入ることはほとんどありませんよ。

開放感がある

ルーフテントから見た空

テントが高い位置にあることと、四方に窓があるので開放感があります。

朝起きた時に窓を開けて空を見ることは、筆者の楽しみでもあります。

ある朝、起きてルーフテントの窓を開けたら虹が出ていました。

周りが気にならない

高い位置にテントがあるため、近くにキャンパーがいたとしても、それほど気になりません。

車に荷物をたっぷり積める

かさ張る寝具もテント内に置いたままにできるので、その分車内に荷物をたっぷり積むことができます。

ルーフテントのデメリット

車のルーフに荷物を積めない

ルーフテントがあると、サーフボードやカヌーなどの大きなツールはルーフトップに積むことができなくなります。

夜のトイレが少し危険

テントが高い位置にあるため、ハシゴを使って上り下りします。

夜間にトイレに行きたくなった場合は、周囲が暗くて見えにくく、ちょっと危険に感じることもあります。

脱いだ靴の置き場に困る

雨が降る心配がない場合は、ハシゴを上る前に靴を脱いでそのまま放置しますが、雨の日などは靴をテント内に持ち込むと中が汚れてしまいます。

その場合、靴は車内に置いて、濡れてもよいビーチサンダルなどに履き替えて置きっぱなしにしています。

ルーフテントのあるキャンプ生活

ルーフテントでキャンプをする様子

上の写真はある日の我が家のキャンプの様子です。

この日は雨が降っていたのでタープを張っていますが、普段は車で日陰を作るようにしているので、ほとんどタープを貼ることはありません。

ルーフテントを開いた状態にしておけば、その分車の背丈が高くなるので、日陰も大きくなります。

キャンプの様子

ピックアップトラックの荷台の高さは、物の出し入れがしやすく、ストレスを感じさせないのもいいですね。

個人的な意見ですが、調理器具などはキャンプ用のものでなくても、家にある物で十分だと思います。

ルーフテントはキャンプ場以外でも利用しています。というのも、オーストラリアのロードトリップは、移動距離が長いので各所にレストエリアが設けられており、そのようなところで利用することもあるからです。

日本にも、RVパークなど、トイレや便利な設備が設置されている場所もありますし、ご当地グルメを満喫し温泉に入って、夜はルーフテントで寝る、なんていう週末の過ごし方も楽しいと思います。

まとめ

ルーフテント付きピックアップトラック

キャンピングカーは欲しいと思うけれど、費用がかかるし、普段使いに便利な車という訳ではありません。

しかし、ルーフテントだったら、普段乗っている車に取り付けるだけで、キャンピングカー仕様にもなりますし、畳んでいればあまり邪魔にもならず、普段通りに乗用車として使うことができます。

費用の方もキャンピングカーよりはかなり安く抑えられますし、ルーフテントのタイプは、予算や自分の持っている車に合わせて選ぶことができます。

そして何より、気軽にキャンプに出かけられるのが大きな魅力ではないでしょうか。

キャンプは何かと費用がかさみますが、ルーフテントがあれば、あとはテーブルやイスなど、ベーシックなキャンプ用品だけで、十分キャンプを楽しめます。

ハシゴを上ってルーフテントに入るのも、なんだか秘密基地っぽく、子どもも喜びます。いや、子どもだけではなく、大人もテンションが上がります。

そして、ルーフテントは想像以上に居心地が良いので、ラグジュアリー気分も味わえますよ。

朝目覚めた時にルーフテントから見える景色は、贅沢そのもの。

みなさんもルーフテントを使って、いろいろな景色を見に出掛けてみませんか?

※本文の取材、写真はすべて西オーストラリアで行われたものです。南半球であるため、季節が日本とは真逆になることを、ご承知おきください。

関連記事一覧