デザインも機能性も抜群!面白い特徴を持った軽キャンピングカー4選

デザインも機能性も抜群!面白い特徴を持った軽キャンピングカー4選



キャブコンやバンコンに比べて低価格で普段の生活にも使えることで人気の軽キャンピングカー。近年キャンピングカー重要が高まっていることもあり、各ビルダーが力を入れ個性豊かな軽キャンピングカーがたくさん誕生しています。今回はその中でも少し変わった特徴を持った4つの車を紹介していきたいと思います。

アメリカンレトロ Blow 「Cool Rider」


blow cool rider

まず最初に紹介するのが、車を趣味として楽しむ人たち向けにアメリカンなカスタムキットカーなどを販売する株式会社ブロー(Blow)の「Cool Rider」。この車の一番の特徴は何と言ってもGM(ゼネラルモーターズ)のライトトラック部門のブランドであるGMCのスクールバスをモチーフにして作られた、この見た目でしょう。

blow cool rider リア

車のリア部分はスクールバスらしく小さなドアが付いているように見えますが、実際にはリアゲート全体がちゃんと開きます。サイドミラーやライト部分もアメ車っぽいゴツい感じがよく出ています。こういった細かい作り込みがアメリカンレトロ好きにはたまりませんね。

機能性も充分


blow coolrider 車内

内装はキャンピングカーなだけあって機能的な作りになっています。走行時は4人乗りのシートですが、フルフラットにすることも可能で、大人2人ぐらいであれば問題なく就寝できるベッドにもなります。また、車内後方にはサイドキャビネットも設置されているので日用品などをここに収納することも可能です。

Cool Rider(クールライダー)
ビルダー:Blow
タイプ:軽キャン
ベース車両:スズキエブリイDA17、マツダスクラムDG17、ニッサンNV100DR17
価格:¥250,000〜(フロントキット)
乗車人数:4名
就寝人数:2名



耐久性抜群 インディアナRV「INDY727」


インディアナRV インディ727

次に紹介するのがインディアナRVの人気軽キャンピングカー「INDY727」です。軽キャンピングカーの購入を考えている方は一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。オーソドックスな見た目でまさに定番と言える作りになっていますが、この車の特徴はこだわり抜かれたシェルにあります。

インディ727 車内

使われている素材は”スムースフィニッシュアルミパネル”と呼ばれるアルミボディーパネルで、キャブコンなどに採用されているFRP(繊維強化プラスチック)に比べ軽いため、走行性能の低下を防止することができます。また外壁パネルにスチレンフォームを使用したり、アクリル製の二重窓を標準装備しているため、高い水準の断熱性を実現しています。

何かと便利な外部シャワー


インディ727 外部シャワー

そしてINDY727には軽キャンピングカーには珍しく、外で使えるシャワーも標準装備で付いています。キャンプやウォータースポーツなどのアウトドアレジャーを楽しんだ後に汚れを洗い流すことができるので、車内を汚す心配がありません。ペットの足や体を洗うのにも便利なのでペット連れの方にとってはさらに重宝しそうです。

INDY 727 (インディ727 )
ビルダー:インディアナ・RV
タイプ:軽キャンピングカー
ベース車両:ダイハツ・ハイゼット
価格:¥2,795,000〜
乗車人数:4名
就寝人数:大人4名
全長:3,390mm
全幅:1,475mm
全高:1,990mm



自分好みにカスタム ユーズネット「ちょいCamシリーズ」


ちょいCam 豊

続いて紹介するのはユーズネットのちょいCamシリーズ。この車が面白いのは、豊・歩・梓・葵と4種類のラインナップから自分好みの仮装キットを購入し取り付けることによって軽キャンピングカーとなるところです。ベース車両は基本的にはスズキのエブリィ、ダイハツのハゼットの2種類から選ぶことになりますが、その他のメーカーの車種でもちょいCamの仮装キットを取り付けられる車もあります。

ちょいCam 豊 車内

自分の趣味に応じて釣竿を収納できるロッドホルダーを取り付けたり、上質なベッドや机を取り付けて書斎にしたりとその使い方はオーナーによって様々です。

ちょいCam豊はこだわりの家具と抜群の収納力


ちょいCam 豊 家具

今回は4つのシリーズの中から「豊」をピックアップ。このシリーズの特徴は写真を見ていただくとお分かりの通り、軽キャンピングカーとは思えないほどの収納スペースにあります。

そして使われている家具はユーズネットの本社がある三河の老舗家具屋さんで職人さんが一つずつ丁寧に手作りされたもの。吸湿作用に優れたタモ材を使用しているので夏の湿気や冬の乾燥にも強く、車にもオーナーにも優しい作りになっています。

ちょいCam豊(ちょいきゃんゆたか)
ビルダー:ユーズネット
タイプ:軽キャン
ベース車両:スズキ・エブリィ、ダイハツ・ハイゼット
価格:¥524,340〜
乗車人数:4名
就寝人数:2名
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,875mm



広々空間 MYSミスティック「Mini POP Bee」


MYS ミスティック mini pop bee

次に紹介するのは軽キャンピングカーの製造で有名なMYSミスティックの「Mini POP Bee」です。この車の特徴は日本で唯一の前後同じ高さのポップアップルーフ。ポップアップした時の室内高は驚きの1,820mmにもなります。軽キャンピングカーの車内で人が普通に立てるというのはなかなかありません。

mini pop bee 車内

車内は高さがある分、軽キャンピングカーとは思えない開放的な空間になっています。ポップアップルーフを上げれば1,940mm×1,380mmのバンクベッドが展開できるので大人2人が悠々と就寝できるスペースとなります。

選べる車種とカラーリングが豊富


mini pop bee 外観

出典:MYSミスティック



車種やカラーリングのラインナップが豊富なのも「Mini POP Bee」が人気な理由の1つです。スズキのキャリーやダイハツのハイゼット、ホンダのアクティなどベース車両のフォルムが異なる車種でも「Mini POP Bee」仕様に改造することが可能。また、車の色も女性が好みそうなポップな見た目のクリームブルーから男らしいブラックまでオーナーの好みに合わせたカラーリングができます。

Mini POP Bee(ミニポップビー)
ビルダー:MYSミスティック
タイプ:軽キャン
ベース車両:ホンダアクティ、スズキキャリー、ダイハツハイゼット
価格:¥3,064,600〜
乗車人数:4名
就寝人数:4名
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,980mm



まとめ


この記事では人気の軽キャンピングカーから個性的な特徴を持つ車を4つ紹介させていただきました。今回ピックアップした車以外にも、デザインや機能性に優れたキャンピングカーはたくさんありますので、また別の特集でご紹介したいと思います。