【インディアナ RV】INDY 727(インディ727 )

【インディアナ RV】INDY 727(インディ727 )



インディアナ RV「INDY 727」


インディアナRV INDY 727

「インディ727」はインディアナ・RVが販売する定番の人気軽キャンパーだ。その可愛らしい見た目とは裏腹に高い耐久性を持ち、運転しやすいこの車はこれまでも多くのファンを魅了してきた。

このキャンピングカーの最大の特徴といってもいいのがシェル部分。キャンピングカーの本場、ヨーロッパで多くのキャンピングカーに使用されるアルミボディパネルを採用することで、ボディの軽量化と耐久性が確保されている。軽キャンパーゆえの扱いやすさに加え、タフさを兼ね備えた魅力的な車だ。

車内のレイアウトは、対面式ダイネットのSタイプと、L字型にソファが配置されたLタイプの二種類から選ぶことができる。どちらも明るく広いインテリアになっていて、素敵なキャンピングカーライフを想像させてくれる。

INDY 727 (インディ727 )
ビルダー:インディアナ・RV
タイプ:軽キャンピングカー
ベース車両:ダイハツ・ハイゼット
価格:¥2,795,000〜
乗車人数:4名
就寝人数:大人4名
全長:3,390mm
全幅:1,475mm
全高:1,990mm



外観


耐久性と扱いやすさの秘密はシェルにあり!


インディアナRV INDY 727 外観

「インディ727」は他の軽キャンパーと比べても特にシェル部分に力を入れていて、そのクオリティが非常に高いことで知られている。

多くのキャブコンがシェル部分にFRP(繊維強化プラスチック)を使用しているが、冒頭でも言った通り、インディ727はシェル部分に「スムースフィニッシュアルミパネル」と名付けられた、アルミボディーパネルを採用している。

FRPのシェルよりも軽いアルミボディーパネルにすることで走行性能の低下を防止。ブレーキ等の安全性が高く、運転のしやすさも支持される理由の一つと言えるだろう。燃費が良いのも嬉しい。

他にも、キャブ部とシェルの車幅がほぼ同じになっていることで、車体感覚が取りやすくキャンピングカー初心者でも運転がしやすくなっている。

5層構造のアルミ外壁パネルはバキュームプレス工法より美しい仕上がりだけではなく、高断熱性のスチレンフォームを使用することで、高断熱も実現している。シェルの窓にはアクリル製二重窓が採用されており、断熱効果はもちろん、結露の防止もしっかり対策されている。

また、アルミパネルにはヨーロッパでの製造段階から焼付塗装によるペインティングが施されるため、耐久性に優れた、カラフルなボディーカラーを実現している。


さらに、アルミは100%リサイクル可能であるため、エコにも貢献していて地球に優しいのだ。

ポップアップルーフ


INDY 727 後姿

インディ727にはポップアップルーフが標準装備されている。クロスアーム開閉式ポップアップルーフにより、ルーフ全体が昇降するおかげで車内は広々とした開放的な空間が実現されている。

テント生地には特殊ポリウレタンを採用。高い防水・撥水機能と同時に、内部の湿気を外部に放出する機能を備えている。左右のジッパー式網戸を開ければ風通しも抜群だ。

外部シャワー


INDY 727 外部シャワー

車内にあるキッチンから外に引き延ばし、車外で使うことができるシャワーフォーセットも標準でついている。これは外で遊んだ後や車外での食事する時にかなり重宝するだろう。

内装


ダイネット


INDY 727 ダイネット

この車種には対面式ダイネットのSタイプと、L字型ソファのLタイプの2種類があるが、上の写真はLタイプだ。スペース効率の良さに加え、ポップアップルーフのおかげで天井がとても高く、開放感のあるリラックスできる空間になっている。ポップアップルーフを上げれば、男性でも余裕を持って立ち歩くことができる。

INDY 727 ダイネット2

オレンジのソファーが可愛らしく、大きい窓からは自然光がよく入ってくるので全体として明るい印象がある。後部左右の採光用の丸窓がインテリアのアクセントにもなっている。ちなみにSタイプは下の写真。こちらも広々としていて快適に過ごせそうである。

INDY 727 Sタイプ

出典:インディアナ RV


ギャレーと収納


INDY 727 ギャレー

出典:インディアナ RV



キッチンは、ギャレーコンソールに装備される大きめのシンクとカセットコンロ、エントランスから外に引き伸ばせるシャワーがセットになっている。調理場は広いとは言い難いが、ちょっとした料理であれば十分にできるであろう。

また、収納は両サイドと前部にオーバーヘッド収納庫が用意されていている。収納もあまり多いとは言えないが、細々としたものを分けて入れておくにはちょうど良いかもしれない。

ベッド


INDY 727 ベッド

出典:インディアナ RV



ベッドはダイネット部分を展開すれば、1,960x1,150mmほどの広さになり、大人2名が就寝できるようになっている。ポップアップルーフ部分ももちろんベッドになり、こちらは2,120x1,180mmほどの広さで、大人2名が就寝可能だ。車内の窓にはしっかりとブラインド、カーテンがついているので安心して眠ることができる。

まとめ


今回紹介した「インディ727」はアルミボディーを採用することで、運転しやすい軽量ボディーに 、安全性、耐久性を兼ね備えた魅力溢れる軽キャンパーになっている。

軽ならではの小回りの良さで普段使いにも支障はなく、車高も2メートルをきっているので駐車場などで高さ制限に悩まされることもないだろう。

ポップアップルーフのおかげで室内は広く、大きな窓からは自然光もたっぷりと入って快適で明るいキャンピングカー生活ができそうだ。洗練されたインテリアも女性には嬉しいところ。

キャンピングカーには憧れているけど、運転が心配…、置く場所がないから…、といった方も、ぜひお勧めしたい。街乗りからロングドライブまで、キャンピングカー初心者やファミリー、夫婦、ソロまで。あらゆるシーンに合わせて活躍してくれる優秀軽キャンパーだ。