高級キャンピングカーといえば国産キャブコンおすすめ4選

【2024年最新】高級キャンピングカーといえば国産キャブコン?!おすすめ4選



キャンピングカーのタイプは大きく分けて2つ


一見キャンピングカーとはわからないバンコンと、居住部分を外装から大幅に変えていかにもキャンピングカーといった見た目のキャブコンがあります。

今回はキャブコン、中でもトラックをベースにした国産キャブコンを特集してみました。

天井が高くて立って歩ける。リビングやキッチンも広々。シャワーやトイレも。

エアコンやヒーターも付いていて、ベッドも余裕のサイズで5~6人で寝られるモデルも多くあります。

この記事では今年(2024年)に新発売されたものも含めて4つ紹介。

価格は802万円から!

大幅な架装をしていないバンコンでも価格高騰中の昨今、広さや設備の充実ぶりを考えると、国産キャブコンは意外とリーズナブルかもしれません。

珍しい三菱ふそう「キャンター」ベースのキャブコン、マックレー「バレンシア580」




国産キャブコンのベース車両で定番といえば、トヨタのカムロード。

ですが京都のビルダー・マックレーの「バレンシア580」は三菱ふそう「キャンター」をベースにしている珍しいモデル

マックレーがあえてキャンターを選択した理由は、まずトラックでは初めてのデュアルクラッチ式6速AMT「DUONIC(デュオニック)2.0」を搭載しているからとのこと。

デュラルクラッチトランスミッションは、MT車の燃費のよさとAT車の運転しやすさを兼ね備えた変速システム。

電子制御で変速され、シフトショックのほとんどない、驚くほどスムーズなシフトチェンジが行われるといいます。

このほか全輪ディスクブレーキによる圧倒的なストッピングパワー、衝突被害軽減ブレーキ、車両安定性制御装置、ワイドトレッドダブルタイヤといった装置や装備があるのもキャンターをベース車両に選んだ理由です。



外観は、運転席からバンクへと至る、すっきりとしたラインが印象的。

窓には、割れにくく断熱性の高いアクリルを採用しています。



また、車両後方を広く使えるフロントエントランスを採用。

エントランスを入ると、テーブルを挟んで向き合える対面ダイネット。



昇降式ダイネットテーブルを囲んで着席すると、エントランス上部の32インチ液晶テレビが視界に入ります。



キッチンカウンターにはガラス蓋付きシンクと2口コンロ。

給排水タンクは給水120L、排水100Lという十分な容量のタンクを備え、カセットガスによるガス給湯にも対応します。

キッチンカウンターに隣接して110Lの冷蔵庫を装備。



バレンシア580にはトイレルームも。

カセットトイレと手洗い用のシンクを装備。

壁に取り付けられた大型ミラーや間接照明がスタイリッシュで、ホテルのバスルームのような雰囲気に仕上がっています。



リアの常設ベッドのサイズは縦1,980mm×横1,330mm(2名就寝)。

ホテルや住宅などの標準的なダブルベッドが幅1,400mmとされますから、家庭用と遜色ないサイズです。

ベッドはこのほか運転席と状主席の天井上のバンクベッド(2名就寝)。

さらに、ダイネット(リビング)のシートをフラットにすることで、1名が就寝できるダイネットベッドになります。



バレンシア580は冷暖房設備やそれらを動かす電源もしっかり備わっています。

天井のデッドスペースを利用したキャンピングカー専用ルーフエアコンは、風が前後方向に出るため室内を均等に冷やせます。

エンジン停止時はサブバッテリーの電力で稼働でき、リモコン操作でベッドから温度調整が可能です。

暖房は、床暖房とFFヒーターの2段構え。

真冬の車中泊でも安心ですね。

電源類はバッテリー(800Ah)と、2000Wインバーター、ソーラーパネルを装備。

さらに2.8KW発電機も搭載。電力が足りない場合に補えます。

旧普通免許または準中型5t限定の運転免許が必要。

乗車定員は8名。就寝定員は5名。

価格はお問い合わせくださいとのことです。

※公式サイトはこちら▷マックレーHP
参考記事はこちら▷三菱ふそう「キャンター」を選んだユニークなキャブコン、マックレー「バレンシア580」

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