オーロラエクスクルーシブ

豪華な内装+エアコン標準装備!K-WORKS『オーロラエクスクルーシブ』



K-WORKS(ケイワークス)が同社のバンコンの最高峰と位置付けているオーロラエクスクルーシブを紹介します。

設備、使い勝手、内装のクオリティ、雰囲気、広さ、どれひとつ妥協していません。

愛知県に本社・工場とショールームがあるケイワークスは、軽キャンピングカーやキャンピングトレーラーをはじめ、さまざまなモデルを取り扱っていますが、主力はやはりトヨタのハイエースをベース車両としたバンコン(バンコンバージョン=ベース車の外装は基本的にそのままで、運転席より後部をキャンピングカー仕様に改造)でしょう。

幅広のワイドボディも用意されていますが、普段使いがしやすい標準ボディのハイエースにこだわって快適性を追求しているのもケイワークスの特長です。

オーロラエクスクルーシブ 
ビルダー:ケイワークス(K-WORKS)
タイプ:バンコン
ベース車両:トヨタ ハイエース(標準・ワイドボディ)
乗車定員:5名
就寝定員:4名 ※2段ベッド・ポップアップルーフ使用時は6名
全長:4,840mm(標準、ワイドは4,840mm)
全幅:1,880mm(標準、ワイドは1,880mm)
全高:2,150mm(標準、ワイドは2,105mm)
価格:6,391,000円(税別)〜
公式サイトはこちら

コンセプト

オーロラエクスクルーシブ 外装

「ソーラーパネル、リチウムイオンバッテリー、エアコンを標準装備」と公式サイトにあるように、オーロラエクスクルーシブはバンコン、しかもハイエースの標準ボディ(ナローボディ)、またはワイドボディにこれらを詰め込んでいます。

さらに、ポップアップルーフ(オプション)と組み合わせて、室内の広さも確保。

ベース車のハイエースには、屋根が高いハイルーフや全長が5mを超えるスーパーロングもあるのに、標準とワイドにこだわっているのは、「週末や祝日のレジャー用というだけでなく普段から使えるキャンピングカー、これ1台で買い物・通勤・そしてレジャーのすべてを満たせるクルマづくり」を基本的なテーマとしているから。

高さ制限がある駐車場や市街地の狭い道などで、気を遣う場面ができるだけないようにとのことです。

そして、ソーラーパネル、リチウムイオンバッテリーといった電気を供給するシステムを積極的に標準装備しているのは、「エアコンがあればペットといっしょに出かけやすい」、「電力に不安がなければテレワークもしやすい」、「万が一の災害時のシェルターとしても快適に生活できる」といったさまざまなメリットを考えてのこと。

外部電源から電力の供給を受けなくても、エアコンや家電が使えるのは理想ですが、その理想をかなり高い次元で実現したモデルと言えます。

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外装

先ほども言いましたが、このオーロラエクスクルーシブ、外装はハイエースのままなのでパッと見はこれがキャンピングカーとはおそらくわかりません。ですが、車体の見えないところにもしっかり手が入っています。

W断熱施工+床断熱施工

出典:KWORKS

それが「W断熱施工+床断熱施工」。

“W”とあるように、側面と屋根(ポップアップルーフなしの場合)に2種類の断熱施工をしています。

1回目は特殊なセラミック塗料を鉄板の継ぎ目の奥まで隙間がないように吹き付けます。

そして2回目の施工として、厚さ4mmの断熱材を手作業で、これまた隙間ができないようにていねいに張り付けていきます。さらに、床面にもセラミック塗料を吹き付けます。

そうすることで、夏はエアコンで冷えた車内の空気を逃さず、熱い外気も入ってきにくくなる。冬場は逆に車内の暖かい空気は出ていかず、外の冷気は入ってこない。

エアコンやFFヒーター(オプション)の使用を減らす効果もあって、快適な上にエコでもあります。

ポップアップルーフ

そして、外装で忘れてならないのが「ポップアップルーフ(オプション)」です。

もともとオーロラエクスクルーシブに限らずハイエースの標準ボディにひとかたならぬ思い入れがあるケイワークスでは、車内(居住スペース)の広さ、特に頭上のスペースを確保するためにポップアップルーフを推奨していました。

オーロラエクスクルーシブ 外装

当初は車両の前側か後ろ側のどちらかが大きく開く台形型のポップアップルーフでしたが、最近「エレベータールーフ」と呼ばれる前後共に垂直に屋根が上がるタイプが追加されており、どちらかを選べるようになっています。

ポップアップルーフは登ると見晴らしがいいし、就寝場所としても使えるので実用性も抜群です。

内装

レイアウト

オーロラエクスクルーシブ 車内

2列目シート(3人掛け)には、背もたれがほぼ無段階に調節できるレボシート(幅1400mm)を採用。

走行中は前向き、食事や団らん時には後ろ向きにでき、簡易の3列目シート(リアマット)と着脱式の簡易テーブルで対座ダイネットに早変わり。

オーロラエクスクルーシブ 内装

出典:ケイワークス

2列目シートとリアのマットをフルフラットにすることで大人2人が就寝可能。
ポップアップルーフ(オプション)にも大人2人が寝られます。さらに、後方に横向きベッドを付けた場合プラス2名で最多6人で宿泊することができます。

オーロラエクスクルーシブ 車内2

居住スペースの進行方向に向かって左の最後方部に、ギャレー(シンクやコンロ)を設置。

そして反対側の最後部には、一見すると空気清浄機のようですがこれがオーロラエクスクルーシブの目玉中の目玉というべき標準装備のエアコン。日本製です。

シートの座面、床、キッチンや電子レンジが収まっているサイドボード風の家具の色調。どこを見てもゴージャスな雰囲気です。

家具職人が一つひとつ手作りしているとあって、質感も抜群!家具の天板は、天然木の無垢材を採用するほどのこだわりようです。

ギャレー

オーロラエクスクルーシブ ギャレー

出典:ケイワークス

シンクと1口コンロが一体式のギャレー。ベース車が標準ボディまたはワイドのハイエースなので、さすがに大きくはないですが、調理スペースも確保されており、使い勝手は良さそうです。

給排水タンクは各10L。1口コンロの燃料はカセット型ガスボンベを使用。シンクとコンロを使わない時は蓋を閉じることができ、すっきりとした見た目になります。

オーロラエクスクルーシブ ギャレー

ギャレーの下には、小物が入る引き出し式の収納と電装類のコントロールパネル、電子レンジ、最後部に横開きの容量49Lの冷蔵庫が備わっています。

冷蔵庫はペットボトルが横向きに入れられる奥行あり。電子レンジが不要という場合は扉付きの収納スペースに変更することもできます。

収納スペース

オーロラエクスクルーシブ 床下収納

オーロラエクスクルーシブには、天井まわりに収納ボックスのような設備はありません。

唯一、独立した収納スペースとしては床下収納が標準で設置されています。基本的には最後部の空間に、スーツケースやアウトドア用の収納ケースにまとめた荷物を積むことになるでしょう。

電装系

オーロラエクスクルーシブ

そして、オーロラエクスクルーシブの目玉と言えるのが「電源設備」です。

先述しましたが、冷蔵庫と電子レンジだけでなく、通常の家庭用と同じ100Vのエアコンを標準装備

これらを外部電源に頼らず車両の電源設備だけで稼働(オフグリット)させるというのですから強力な設備が必要になります。

オフグリットの電源として、まずケイワークスオリジナルのリチウムイオンサブバッテリー「Mevius(メビウス、100 Ah)」を3つ搭載

サブバッテリーから供給される電気でエアコンが使えるように変換するインバーター(1500W)も標準装備されています。

オーロラエクスクルーシブ ソーラーパネル

出典:KWORKS

また、300Wのソーラーパネルも標準で付いてきます。

走行充電システム(これも標準装備)との組み合わせで、サブバッテリーへの充電は効率よく行えます。

エアコンは、外気温や他の電化製品の使用頻度により変化するものの、エンジン停止状態で目安として約5時間は稼働できるとのこと。これなら真夏の夜でも快適に眠れるのではないでしょうか。

オプション設定の装備

先述したポップアップルーフ以外の主なオプション装備としては、FFヒーターくらいしか見当たりません。

カスタマイズメニューとして、サイドオーニングと乗り心地を改善するための足回り(ショックアブソーバーやリアスタビライザー)が用意されていますが、居住スペース内の装備は標準でほぼフル装備と言っていいでしょう。

まとめ

インテリアもゴージャスなら、電装系もゴージャス。オーロラエクスクルーシブは究極の居住性・快適性を目指したバンコンだと思います。

価格は639万1,000円(税別)から。税込だと703万100円なのでけっこうな金額です。

しかし、ボディサイズが手頃で運転時のしやすさは乗用車並み。ずっとこれ1台で買い物や通勤、送り迎えなんかの日常に使えて、キャンピングカーとしてはあったら便利で快適な装備が「全部乗せ」だと考えると、リーズナブルなのかもしれません。