キャンピングカー
クーラー搭載の軽キャンが続々登場!パパビルド「Favorite BOX DACHS」

目次
機動性抜群、パパビルドのキャンピングカー
軽キャンパーを中心に、街乗りしやすいデイリーユース向きキャンピングカーをビルドするPaPa BUILD(パパビルド)。

近年、アトレーやエブリイワゴンをベースとしたクーラー搭載・軽キャンパーを積極的に発表してきましたが、Favorite BOX DACHS(ダックス)はその最高峰とも言えるものです。
パワーアップしたエブリイをベースに、軽キャンピングカーとしては最高クラスの装備と居住空間を誇ります。
通常はオプションとなるさまざまな装備が、あらかじめ搭載されている点にも注目。
他モデルと価格を比較する際には、標準装備品をよく確認するのがおすすめです。
「え、これも付いてるの?」と驚きますよ。
Favorite BOX DACHS(ダックス)
ビルダー:PaPa BUILD(パパビルド)
タイプ:軽キャンパー
ベース車両:スズキ・エブリイ JOINターボ(ハイルーフ)
乗車定員:4名
就寝定員:2名
全長:3,390mm
全幅:1,470mm
全高:1,910mm
ナンバー:4ナンバー
参考価格:¥4,400,000(2WD)、¥4,554,000(パートタイム4WD)
パパビルドHPはこちら
家具を効果的に使った「技あり」レイアウト
ベース車両はスズキ・エブリイのJOINターボ(ハイルーフ)。
小型軽量であるがゆえに馬力は期待しにくい軽自動車ですが、CVT(Continuously Variable Transmission)とターボエンジン搭載で走行性能アップ。
2WDと4WDから選べ、4WDではパートタイム制を採用しているおかげで、燃費のよさと走行性能を両立しています。
走行時は2列目シートを使って4名の乗車が可能で、家族の送迎や買い物など、普段使いのクルマとして活躍します。

就寝時にはフルフラットベッドにすることで大人2名の就寝が可能です。
専用設計の家具により壁面を増やし、収納として利用することはもちろん、クーラー、TVモニター、コントロールパネルなどを立体的に配置しているのが秀逸。
とくにクーラーの設置場所はユニークで、一見の価値ありです。
フレキシブルなテーブルが活躍するダイネット
昼間は前方・後方2つのシートでテーブルを挟んで対座ダイネットに。
後部シートはベンチスタイルなので、リアゲートを開ければ後方に向けて視線が抜けます。

16インチのTVモニターを標準装備。
家具側面に取り付けられているため、ダイネットモードでもベッドモードでも快適に視聴できます。
ギャレーはありませんが、オプションでポータブル冷蔵庫を用意。
停車時は使わないシートに冷蔵庫を載せれば、便利に活用できそうです。
テーブルはポールで床に立たせるほか、天板だけレールに渡すことも可能で、カウンターのように使えます。
車両後方にテーブルを寄せて、お座敷スタイルでくつろぐことができます。
大人ふたりが寝られるフルフラットベッド

シートをすべて倒すと、最大で全長1,900mm、全幅1,250mmのフルフラットベッドが誕生。
キャンピングカーのベッド幅は大人1名あたり500mmが基準なので、それを超える余裕があることがわかります。
マット下は収納になっており、着替えなどを積み込めます。

車両後方の両サイドにはキャビネットが。

オープンラックと扉付き収納庫の組み合わせで、日用品を収納できます。

とりわけ、足元のデッドスペースを活用した薄型のオープンラックは、ベッド展開時に取り外したヘッドレストを収納するのにぴったり。
よく考えられた無駄のないデザインです。
簡単に野外調理ができるアウトドアリビング
リアゲートを開けると、外に向けてスライドレールが。

テーブルを取り付けることで、車両後方をアウトドアリビングにアレンジできます。
調理台として使ったり、手持ちのチェアと組み合わせればダイニングテーブルとして使ったりできるでしょう。
収納家具が車両後部に集約されているため、ツールの出し入れも便利そうです。
ポータブル冷蔵庫を近くに配置して使いたいです。
12Vクーラー&ソーラーパネルが標準装備

電装品で注目したいのは、12Vクーラー「CUBE AIR」が標準装備であること。
家具を上手く利用することで、まるでキャブコンのように車両最後尾にレイアウトされ、居室全体に冷気を送ります。

加えてオプションで4連ファンのベンチレーターを右サイドの窓に組み込めます。
冷房の補助として、あるいは換気扇として、車内の空気を効果的に循環できることが期待されます。
クーラーの電力をまかなうのは、こちらも標準装備の200Ahリチウムイオンバッテリー。

充電は走行充電、外部充電のほか、200Wソーラーパネルを標準装備します。
通常はオプションとなるソーラーパネルが標準装備という、贅沢な仕様。
ACチャージャーは40Aで、さらに1000W正弦派インバーターを標準で搭載します。
他社ではオプションとなるものが、最初から組み込まれている電源システムは特筆に値します。
より強化したければ、1500W正弦派インバーター、60AのACチャージャーをオプションで選択することも可能です。

コントロールパネルは車両後方の家具壁面に集約。
7インチナビ、ETC、バックカメラ、前後対応ドライブレコーダーも標準装備で、そのまま乗り出せる充実のエレクトロニクスを誇ります。
クーラーもついて快適な車中泊旅を!
たくさんの装備を積みながら、すっきりとまとまった上質なインテリアは、軽自動車の車内とは思えないほどオーセンティックな雰囲気。
リアゲートが大きく開くバンでは、サイドウォールに設置せざるを得ないクーラーを、最後尾に設置している点もユニークです。
名前の「ダックス」のとおり、ペット同伴旅にもおすすめ。
軽キャンパーの最高クラス・Favorite BOX DACHS、日常生活から冒険旅まで幅広くしてくれそうです。