広々とした空間とコンパクトさを両立!ピッタリサイズバンコン「TACOS HIACE 3B」
東京都立川市に本社工場と展示場を持つキャンピングカービルダー「株式会社タコス」は、近年「HIACE 2B」「HIACE 4B」と、いずれもハイエースをカスタマイズしたキャンピングカーをリリースしてきました。
その第3弾が今回紹介する「HIACE 3B」です。
「HIACE 3B」は今まで発売された2つのモデルの間の大きさで、運転のしやすさと室内の広さのバランスが取れた「ハイエースのワイドミドル」をベース車に採用し、全長を4,860mm に収めることで、通常の駐車場にも停めやすいサイズをキープしています。
今年の2月に開催されたジャパンキャンピングカーショー2022にも展示されて、注目を集めていた新作モデル。
そんな「HIACE 3B」をくわしく見ていきましょう。
HIACE 3B
ビルダー:株式会社タコス
タイプ:バンコン
ベース車両:TOYOTA ハイエースバン ワイドミドルルーフ
乗車定員:5名
就寝定員:4名
全長:4,860mm
全幅:1,890mm
全高:2,105mm
価格:550万円(税込)〜
HIACE 3Bの外装
外装は、ベースとなるハイエースと特に変わりはありません。
恐らく一見しただけでは、同シリーズの2Bとの差はほとんど感じないでしょう。
一番の大きな違いはエアコンの室外機です。
進行方向右側の居室のドア部分に室外機が設置されており、上の写真のように換気できるようになっています。
大きな室外機を備えることでエアコンの性能を十分に発揮し、夏場の暑い時期でも快適に過ごすことができます。
リアのドアからは給水タンクと排水タンク(それぞれ20L)を出し入れしたり、車の外で着替える時にハンガーが掛けられるようになっていたりと、利便性に細かく配慮されたレイアウトとなっています。
後部のベッドとキッチンの間に縦長のスペースがあるので、釣り竿などの長物も楽々と積み込むことができるでしょう。
また、キッチンの蛇口をシャワーとして使用できるように、シャワーフックが設置されており、海水浴の後で砂の付いた足を洗うなどに使える便利な工夫がされています。