キャンピングカーは、動く家、我が家の秘密基地なんて言われたりするワクワクするクルマ。
好きなときにふらっと出発できて、途中で行先を変更しても全然問題のない自由さもいいですよね。
しかし、残念ながら価格が高い。
「車のローンも残っているし」「いつか生活に余裕ができたら」
欲しいけれどなかなか購入に踏み切れない最大の理由ではないでしょうか。
そんな悩みを解決してくれるかもしれないのが、今年の1月末からスタートしたスルガ銀行のキャンピングカーローンです。
既存の銀行系マイカーローンや信販会社のオートローンと違う点は？購入者にとってどんなメリットがあるの？
そのような気になる点を、商品の企画者であるスルガ銀行の井出さんに伺ってきました。
目次
スルガ銀行 キャンピングカーローンの4大特長
■新車、中古車はもちろん、パーツや架装だけでも同条件で融資が受けられる。※
■支払中のオートローンがあっても、まとめて借り換えできる。
■繰上返済が自由にできて、支払う利息の総額を減らすことができる。
■日本全国どこでも利用できる。
※審査によって決定いたします。
▷スルガ銀行キャンピングカーローン紹介サイトはこちら
新車でも中古車でも融資可。パーツや架装だけでもOK
まずスルガ銀行のキャンピングカーローン（以下、本ローン）の特長として挙げたいのが、ローンの対象が幅広いこと。
新車でも中古車でもかまわないし、中古車だからといって金利が高くなるわけでもありません。※審査によって決定いたします。
キャンピングカーローンと銘打ってはいるものの、ギャレー（キッチン）が付いていない車中泊仕様車でも問題なし。
例えば普通のバンやSUVを買って、自分で車中泊仕様に少しずつ仕上げたいというのもOK。
車両価格やオプション価格だけでなく、登録費用などの諸経費もまとめて借りられます。
さらにさらに、車両じゃなくてもベッドキットやルーフテントといったカスタムパーツや断熱処理などの架装だけでもローンの対象となるんです。
「もともと当社はゴルファーズローンや楽器・音響機器購入ローン、ロードバイク購入ローンといった目的別ローンに強いのと、地元である静岡・神奈川県では伊豆（KANO BASE）、御殿場と湯河原のサイクルステーションを発着地として、サイクリングの楽しさや観光の魅力を発信するサイクリングイベントを開催しており、趣味やレジャーシーンを盛り上げていきたいという想いがあります。今回のキャンピングカーローンもその一環で、お客さまにご満足いただけるようできるだけフレキシブルにお使いいただけるような内容を目指しました」（スルガ銀行 井出さん=以下、井出さん）
なるほど、使いみちの自由度は高ければ高いほど、それぞれの好みやニーズに合わせてキャンピングカーや車中泊仕様車にローンを活用できるので、うれしい仕組みですね。
乗り換え、2台持ちしたいときのローン一本化にも
「今現在何かしらのクルマを所有していて、まだローンがけっこう残っている。」「キャンピングカーは買いたいけれど、一括で清算して買い替えるのは資金的に難しい。」または、「今のクルマは残しつつ新たにキャンピングカーや車中泊仕様車を購入したい。」
そんなニーズにも応えてくれます。
本ローンは返済回数が最大120回で融資金額は最大1,000万円が限度ですが、その中であれば現在所有しているクルマの残債の清算に充てて、残りを新しく購入するキャンピングカーや車中泊仕様車の支払いに使えます。
以下は、すでに所有している1台目の支払い残高（残債）が100万円、新しく買うキャンピングカー600万円で購入し、合計700万円を本ローンで1本化したケースです。
※借入金額、金利、返済期間はご利用イメージであり、実際の利用状況と異なる場合がございます。
「月々のご返済をスリムにすることで負担が減らせます」（井出さん）とのこと。
ローンを一本化し、1台目の支払いも最大で今から120回に返済期間を延ばせるので※、資金に余裕ができたらいつか買おうではなく、今すぐ待たずにキャンピングカーや車中泊仕様車を手に入れられます。
※審査によって決定いたします。
自由に繰り上げ返済して、支払利息の総額を減らすことができる
前述したように本ローンの返済回数は最大で120回。つまり最長10年です。
返済回数が多いと月々の返済額は少なくて済むけれど、利息をずっと払い続けることになります。それはそれで負担に感じることもあるのでは？
そういう人は、少し余裕のあるときに繰上返済をすることで、自分に合った返済ができます。
例えば当初毎月6万円ずつ返す契約にしておいて、今月は余分に2万円入れるとか、来月は無理だけど再来月は1万円追加で返すとか。
その時々の状況に合わせて前倒しして多めに返せます。するとどうなるか。
繰上返済した分は元金に充てられるので、元金が減っていくほど利息も軽減できるのです。
「繰上返済に手数料はかかりません。融資時に発行されるスルガ銀行のローン返済専用カードを使って、日本全国のコンビニやゆうちょ銀行などのATMから、いつでもどこでも繰上返済が可能です」（井出さん）
ちなみにコンビニだとセブンイレブンとファミリーマート、そのほかイオンモールなどにあるイオン銀行のATMも利用可とのこと。
よほどの山奥でもない限り、ちょっとクルマで走ればスルガ銀行のカードが使えるATMにたどり着けるはずです。
「最初は120回払いで契約しておいて、無理のない金額で月々の返済を始めて、年齢とともに収入が上がったり資金に余裕ができたりしたら、繰上返済をしていく。結果として、120回払いの予定だったのが例えば80回で完済して利息の総額も少なくて済んだ、というような使い方もしていただけると思います」（井出さん）
仮審査から融資実行まで、来店の必要なし
キャンピングカーなどのオートローンに限らず、融資を受けるには必要書類や印鑑を持って何度か窓口に出向くなど手続きが面倒なのではという心配もあるかと思います。
しかし、本ローンは仮審査から実際の融資まで、一度もスルガ銀行の店舗に出向く必要はありません。
仮審査も本審査もネットからできて、代金の振込みはお客さまの同意により直接スルガ銀行から購入したキャンピングカー販売店などに行うこともできます。
振込手数料は無料。自宅にいながら審査から融資、そして支払まで完了する仕組みとなっています。
自分も融資を受けられるのかなと思ったら、まずはネットで仮審査
本ローンは、スルガ銀行の公式サイトから簡単に仮審査が申し込めるようになっています。
「キャンピングカーが欲しいな、でもまだはっきり買うかどうか決められない。何より購入資金を用意できるかどうかわからないという場合。まずは仮審査を申し込んでみて、仮審査が通ったら具体的に購入を検討する、という使い方をしていただけます」（井出さん）
仮審査の段階では、詳しい見積書も源泉徴収票などの収入証明も要りません。
欲しいキャンピングカーや車中泊仕様車に目星をつけて、車両価格や付けたいオプション、諸経費の合計をざっくり出してみましょう。
それをいったん融資希望額として、あとはスルガ銀行の公式サイトのローン申込みページで必要事項をサクサクっと入力。
申込みボタンを押せば、原則としてスルガ銀行の翌営業日には仮審査の結果がわかります。
この仮審査、例えば600万円の融資を希望していて600万円は無理な場合は、例えば『550万円ならご融資できます』というように、個別に融資可能な金額を提示してくれるそうです。
また、「仮審査が通った後で、実際に見積もりを取ってみたら追加オプションなどで少し金額が上がってしまったということもよくあると思います。その際は、再審査することが可能です。」（井出さん）
とのことなので、あまり細かなことは気にせず、今の自分ならどのくらい借りられるのか把握するために、仮審査に申し込んでみるのもありだと思いました。
日本のどこに住んでいても利用できます
スルガ銀行って、駿河の国つまり静岡の銀行ですよね、じゃあ静岡の人しか使えないのでは？という疑問を持ったのは私だけでしょうか。
安心してください。
北海道から沖縄まで、日本全国どこに住んでいても本ローンを利用できます。
また、キャンピングカーの所有権も、本ローンの場合は購入者に付くそうです。
ローンはもちろん、欲しいモノ（この場合はキャンピングカーや車中泊仕様車）を買うためにお金を借りるサービスです。
ただ、スルガ銀行のキャンピングカーローンは、残っている現在のクルマのローンや2台持ちしたいなど購入者の現在の状況や要望にも考慮しつつ、返済にも自由度を持たせることで支払総額を減らし負担を軽減できる、借りやすくて返済しやすいサービスだと感じました。
案ずるより産むが易し、と言います。
購入資金問題にお悩みの方は、ご検討してみては？キャンピングカーや車中泊仕様車の購入が、ぐっと現実味を帯びてくるかもしれません。
※スルガ銀行キャンピングカーローン紹介サイトはこちら。
仮審査もこちらから申し込めます▷ スルガ銀行HP