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上質な車旅が約束されるハイスペックな新型バンコン「ハピリーレジェント」 



キャンピングカーは、実際に車旅をして初めて「もうちょっとこうだったら良いのに」と気づくことも多い。

今年6月に発表された「HAPPILY LEGEND(ハピリーレジェント)」は、多くのキャンピングカーオーナーの「こうだったら良いのに」が反映された一台だ。

「HAPPILY LEGEND(ハピリーレジェント)」を開発したのは、キャンピングカープラザ東京の木村店長。

根っからのキャンピングカー好きで自身もキャンピングカーライフを楽しみ、キャンピングカープラザ東京の名物店長としては30年以上もの間キャンピングカーオーナーの生の声を聞いてきた。

「HAPPILY LEGEND(ハピリーレジェント)」は、そんな木村店長の経験やノウハウを妥協なく詰め込んで製作されている。

充実した装備や実用的なレイアウトもさることながら、実際にキャンピングカーに乗ってきたからこそ分かる細かいこだわりまで、ぜひ注目してほしい!

ハピリレジェント斜め前車体全体

HAPPILY LEGEND(ハピリーレジェント)
販売会社:株式会社キャンピングカープラザ東京
ベース車両: ハイエース スーパーロング特装車
乗車定員:6名
就寝定員:3名
全長:5,380mm
全幅:1,880mm
全高:2,400mm
価格:8,835,800円

「HAPPILY LEGEND(ハピリーレジェント)」

運転席側斜め前から

今回紹介する「HAPPILY LEGEND(以下ハピリーレジェント)」の製造元であるキャンピングカープラザ東京は、元々キャンピングカービルダーのアネックスをはじめとしたLACグループの販売店である。

約15年前、アネックスが製作していたグランドハイエースベースのキャンピングカー「ハピリー」が、縦型の2段ベッドなどを備えて人気を集めていたのだが、このたび木村店長が「ハピリーレジェント」としてアップデートして復活させた。

「ハピリーレジェント」のコンセプトは、「華美にあらがう上質さ」

乗る人が「ここが……」「あそこが……」とピンポイントで良さを感じるのではなく、「どこというのではなく、全体的に居心地が良い」と思えるような一台をめざして造られているという。

リア斜め後ろから全体

ハピリーレジェントのベース車には、ハイエース スーパーロングを採用。街乗りにもなじむシンプルな見た目だ。

ドアミラーヒーターも備わった寒冷地仕様で、パワースライドドア、LEDヘッドランプも標準装備。

「ハピリー」の使いやすいレイアウトを受け継いだ広々とした室内に、家庭用エアコン、FFヒーター、200Ahのリチウムイオンバッテリー、ソーラーシステムなどの快適装備を全部載せした、ハイスペックな一台だ。

常設可能な2段ベッド、広々としたクローゼット、トイレルーム(マルチルーム)など、「あったらいいな」が全て完備されている。

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内装

内装全体

まずは室内全体のレイアウトを見ていこう。

車内に入ると正面にはギャレー、右手にはダイネット。後方には縦に配置された2段ベッドとトイレルーム(マルチルーム)が配置されている。

室内が広々と感じるのは、ハイエース スーパーロングの大きさもあるだろうが、何よりハピリー譲りの使い勝手の良いレイアウトがポイントだ。

2段ベッドを縦に配し、ダイネットは2名対座とコンパクトにすることで、車内の動線がしっかり確保されている。

ダイネット内装全体

団らん時、2名以上での利用の場合その他の同乗者はどこに座るのかというと、2段ベッドをロングシートに展開することで2名程度が座れ、対面シートとロングシートで、コの字型にテーブルを囲めるようになっている。

広々としたエントランス

また、ダイネットを入って右側に配置したことで、スライドドア周辺は広々としており、乗り降りや荷物の積載もしやすい。

温かみのある木目調で統一された家具は、エッジの黒いラインがアクセントになり、自宅のような落ち着く空間ながら、すっきりシャープな印象を与えている。

ベッド

2段ベッド

それでは室内をそれぞれ詳しくみていこう。

ハピリーレジェントの最大の特徴であり、木村店長のこだわりでもあるのが車内後部に縦に設置された常設2段ベッドだ。

車旅の道中、就寝時じゃなくても“ちょっと横になりたい”というのはザラにあるが、その“ちょっと”のために、いちいちベッド展開するのは面倒だ。この常設ベッドは木村店長自身のそんな経験が生かされている。

また、ハイエーススーパーロングベースのバンコンによくある横向きの常設ベッドだと、エクステンションボックス(車幅を拡張させる出窓のようなもの)で車幅を拡張しても、ベッドサイズは身長方向1,800mmが一般的。

高身長の人の場合、斜めになって足を伸ばせるような状態になるが、ハピリーレジェントでは、ベッドを縦に配置したことで 1,900×700mmのサイズを実現している。

横幅もセミシングル相当あり、かなり余裕を持たせた設計だ。

室内ライト

さらに、各段のベッドサイドには、向きを調整できる読書灯とUSBコンセントを配置。

寝転がってくつろぎながらスマホをいじることまで想定し、細部の使い勝手にまでこだわっている。

サイド両方ベッド展開

先でもお伝えしているが、常設2段ベッドはロングシートに展開可能。

展開方法は、上段のマットを外して、下段の背もたれにするだけと至ってシンプルだ。

ロングシートに展開すれば、団らん時での利用はもちろん、走行時も2名が着座可能となっている。

ダイネット

セカンドシート運転バージョン

セカンドシートとサードシートで構成されるダイネットは、それぞれ1名ずつ着座可能。

セカンドシートは、前向き・後ろ向き・フラットと簡単にシートアレンジ可能で、団らん時は後ろ向きで対座に、走行時は前向きで乗車できる。

フロントシート、セカンドシート、サードシートの前向き乗車4名+ロングシート2名で最大6名まで乗車可能だ。

後部座席ベッドバージョン

さらに、ダイネットは1850x500mmの1名分のベッドに展開することも可能。

常設2段ベッドと合わせて就寝スペースは3名分が用意されているが、どちらかというと2人旅に快適なレイアウトといえそうだ。

ファミリーでの利用を想定されている場合、下段ベッドとダイネットベッドの間を埋めるベッドマットをオプションで追加すると良いだろう。

ギャレー

ギャレー

ギャレーコンソールには標準装備の電子レンジや冷凍冷蔵庫(40L)が格納され、すっきりとした印象だ。

コンロは標準装備されてなく、ポータブルカセットガスコンロ推奨となっている。

ギャレーシンク

広めに設計されたギャレーカウンターには、シンクがビルトインされ、シンクのフタを閉めるとフラットな調理スペースとなる。

シンクのフタは、裏表をひっくり返すとまな板として使用できる2way仕様だ。

ギャレーシャワー

蛇口は伸縮ノズルとなっており、窓から外へと引き出せるので、ギアの汚れや足についた砂などをサッと落とすのにも便利。

ギャレー下の冷蔵庫

横開きの40L冷凍冷蔵庫の扉には、2Lのペットボトルも立てて収納できる。

庫内の上部に製氷室を備えているので、旅先で買ったご当地アイスを宿泊スポットへ持ち帰って夜のデザートに、なんてことも。

ギャレー下電子レンジ

ギャレーと一体感があり、シックな内装にもなじむ電子レンジも標準装備

電装系については後で詳しく紹介するが、1500Wインバーターが標準装備されているので外部電源でももちろん、サブバッテリーでも使用可能だ。

ギャレーシンク下のタンク

ギャレー下の引き出しには、カトラリーをはじめ、調味料やボトル類などもスマートに収納できる。

また、それぞれ20Lの給水・排水タンクも同じくギャレー下に置かれ、スライドドアからも近い位置にあるので、出し入れしやすい。

トイレルーム(マルチルーム)

リアから

後方にはトイレルーム(マルチルーム)を備えている。

車内スペースにゆとりのあるキャブコンであればマルチルームを備えたモデルは多くあるが、車体を架装しない国産のバンコンタイプでは、アルチルームのあるモデルは意外と少ない。

マルチルーム

ハピリーレジェントではポータブルトイレが標準装備されており、個室内はトイレに座った際に足を投げ出せるほどの広さが確保されている。

公共のトイレが利用しやすい国内の車旅で、キャンピングカーにトイレは必要か?は、人によって分かれるところだ。

しかし、最初はトイレ不要と考えていても実際に車旅に出てみると、わざわざ外に出てトイレを済まさないといけないのが億劫に感じるオーナーは非常に多い。

とくに夜間や天候が悪い日は、車内にトイレがあるありがたさが身に染みるだろう。

また、トイレルームは立って着替えられる高さもあるので更衣室としてや、スキー板などの長尺のアイテムを収納するスペースとしてもおすすめ。

リア扉を開放

ちなみに、トイレルームの扉の下には小さい金具がついており、開放した状態がキープできるようになっている。

キャンピングカーは後方に居住スペースが広がっているため、ほとんどの場合、運転席からの後方確認は困難だが、ハピリーレジェントはトイレルームを開けておけば運転席からも後方確認可能だ。

こんな細かい仕様も、実際にキャンピングカーライフを送ってきた木村店長ならではのアイデアと言えるだろう。

収納

クローゼット

車内中央には大型クローゼットを設置。

こちらも国産バンコンでは珍しく、常設2段ベッドや、トイレルームにつづき、ハピリーレジェントの特徴的な設備と言える。

キャンピングオーナーへのインタビューでは、度々「家族の上着が脱ぎ捨てられて車内が散らかる」なんてことを聞くが、このサイズのクローゼットがあれば、ダウンや丈の長いコートが活躍する冬場でもそんな心配はなさそうだ。

ベッド横の収納

クローゼット下は深さの違う2段の引き出し収納となっていて、ダイネットからも手が届きやすい位置にある。

浅い上段には比較的に使用頻度の高いティッシュボックスなどの衛生用品やペット用品、深い下段には飲料水などのストックや大きめの鍋を収納しても良いかもしれない。

ダイネット上部の収納庫

ダイネット上部、ギャレー上部にはオーバーヘッド収納も設けられており、着替えやタオル、食品や食器など、汚したくないものを収納するスペースにおすすめ。

リアの収納庫

ベッド下の収納庫は、ベッドボードを外せば車内からも荷物の出し入れができるが、リアゲートを開ければ外部からもアクセス可能。

泥などで汚れた衣類やギア、アウトドアグッズなども、居住スペースに持ち込まず収納できる。

奥行きもしっかりあるので、タープやチェアなどの長物も入りそうだ。

これだけの収納スペースがあれば、2人での数日の旅では、まず困ることはないだろう。

またファミリーでの利用でも、ボックスやコンテナなどを使い、トイレルーム(マルチルーム)やクローゼットをうまく活用できれば、車内はすっきり保てそうである。

空調

エアコン

FFヒーターとエアコンはどちらも標準装備となっており、シーズンに関係なく、快適な車旅が楽しめる。

エアコンはキャンピングカー専用に開発したモデルを採用。省電力のために機能はあえて冷房とドライのみとなっている。

車下の室外機

エアコンの室外機は、車高を抑えるために後部床下に設置。山道などを走行中、ガリガリと室外機が擦れないか心配な人もいると思うが、約210mmというジムニーと同じ程度の最低地上高なので、その心配は少ないだろう。

ベンチレーター

また、ベンチレーター(マックスファン)も設置。換気だけでなく、エアコンのすぐそばにあるので、冷気を効率よく車内全体に送るファンとしても役に立つ。

電装系

電装系

ハピリーレジェントは、電装系もかなり充実した装備内容となっている。

200Ahリチウムイオンバッテリー、1500Wインバーターが標準装備されているので、電子レンジをはじめ、電気ポットやドライヤー・ヘアアイロンなど、便利な高出力家電が車内で使えるのは非常にうれしい。

電装パネル

バッテリー残量はパネルで一目で確認できる。

ちなみに、上で紹介したエアコンは、使用時の天候などにもよるが、外気温32℃で実験したところ6時間連続稼働したとのことだ。

リチウムイオンバッテリー対応の走行充電機能や、外部100V電源入力と充電機能も標準装備される。

さらに、150Wのソーラーシステムも標準装備されているので、比較的電源にとらわれない自由な車旅ができそうだ。

オプション

基本的に必要と思われるものは標準装備されているが、人によって必要性や好みが大きく分かれるナビ、サイドオーニング、ボディコーティングなどはオプションとなっている。

臨場感のスピーカー

リア専用19インチテレビ、リアスピーカー、リモコンユニットを装備すれば、まるで映画館にいるような気分で、臨場感のある音と映像を楽しめる。

“まるで映画館”なんて言い過ぎでは?と思われるかもしれないが、リアスピーカーの取り付けに一工夫が施されており、その臨場感は取材時に体感済みだ。車内時間の充実度がグッと増すだろう。

その他にバックアイカメラ、ミラーミニター型前後ドライブレコーダーなどもオプションで付けられる。

まとめ

ハピリレジェントと木村店長

エアコンとFFヒーター、ソーラーシステム、リチウムイオンバッテリーなど、快適な車旅のために必要な設備がほぼ網羅されたキャンピングカー、「ハピリーレジェント」。

「華美にあらがう上質さ」というコンセプトどおり、実用的でハイスペックな装備がすっきりとまとめられた一台だ。

一見すると他社のものに比べて価格が高く感じるかもしれないが、充実した標準装備の内容をじっくり見れば割高感は感じない。

同車を手にすることで、上質感あふれる心地よい車旅が約束されることは間違いないだろう。

キャンピングカープラザ東京
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