柔軟にレイアウトが変えられる!ハイエースワイドボディをベースにしたATV群馬のRS MAX
目次
ハイエースベース車・RS MAXの内装
自由がきくレイアウト
運転席、助手席は通常のハイエーススーパーGL、2列目のシートは前後スライド式かつ逆さ向きが可能な可変型シート、その後ろに2段ベッドというレイアウト。
2列目シートと運転席の間には若干の隙間があり、ドアからの上り降りがしやすいよう設計されています。
この辺りはハイエースをベース車としたキャンピングカーの架装に実績のあるATV群馬らしい、実際に使用するユーザーのことを考えられた工夫ですね。
またオプションにはなりますが、運転席と助手席のフロント部分は回転シート(オプション)への変更も可能となっているので、フロントシートと2列目シートで対面式のダイネットを構成したり、2列目シートを逆向きにしてベッド部分をベンチシートとして向かい合えるようにしたりと、かなり柔軟にレイアウトを変えることができるようになっています。
ハイエースワイドボディがベース車のキャンピングカーでここまでレイアウトに自由を利かせられるのは非常に魅力的です。
2パターンの使い方ができるダイネット
RS MAXでは前述したようにオプションでフロントシートを回転式に変更できるので、2列目シートとフロントシートでダイネットを作ったり、2列目シートを逆向きにしてベッドマットをベンチ代わりにしたパターンでダイネットを組んだりと、ハイエースワイドボディでは珍しく2ルームのような使い方ができます。
フロントシートを使ってダイネットを組んでいる場合は、後部のベッドマットは特にいじる必要がないので、セカンドシートを倒せばそのまますぐにベッドとしても使用でき4人での車旅にも便利。
またRS MAXではカロッツェリアの13.3インチフリップダウンモニター(オプション)を備えつければ、セカンドシートやベッド側からTVも見れます。
車内のダウンライトはオプションで調光式に変更が可能で、食事や読書などシーンに応じて明るさの加減を変えることもできます。
こういった車内で過ごす上での快適度をアップさせてくれるようなアイテムを、多数揃えてくれているのも嬉しいポイントですね。
ギャレー
8ナンバーを取得しているRS MAXなのでキッチン装備ももちろん設置されています。
車体左側のキャビネットの天板を開けるとシンクが現れ、その下にはカセットコンロや給排水タンクを入れられるようになっています。
このキャビネットはリアゲート側からも開けるようになっているので、水タンクの取り出しも簡単。
キッチンとしてはやや狭いですが、お湯を沸かしたり簡単な食事を作るのには十分な設備です。
ゆったり眠れるベッド
RS MAXの最大の特徴とも言えるのがハイエースワイドボディをベースとするキャンピングカーでは珍しく、大人4名がゆったりと寝られる2段ベッドを備えていることです。
下段は幅1,4000mm、縦2,280mmとかなり大きめのサイズで、家庭用のダブルベッドに匹敵する大きさを誇ります。
上段に関してもハイエースワイドボディの幅を活かし、頭から足にかけて1,800mmとれているので、高身長の方以外は十分なスペースとなっています。
ベッド展開も2列目のREVOシートをフラットに倒すだけで出来上がりと使い勝手も抜群。
また特筆すべきがカーテンの仕様で、窓の上下にレールがついているのでシートにカーテンの下が挟まったりすることもなく簡単にカーテンの開け閉めが可能。
リアゲートの窓にももちろんカーテンが付けられているほか、フロントガラスにはラウンドカーテンと呼ばれる窓の形に沿ったカーテンを使用しているので、車内めいいっぱいをプライベートな空間として使用することができます。
ハイエースベース車・RS MAXの電装系
RS MAXでは電装系統の装備としてジャクリの1800Wポータブルバッテリー(オプション)を採用しています。
サブバッテリーやインバーターなどをしっかり積んだキャンピングカーも良さがありますが、ポータブルバッテリーを使用することで、車内を広々と使うことが可能となっており、あまり使用する機会のない装備は省略しています。
本当にキャンピングカーを使う人が欲しいものだけを詰め込んでいるのも、ユーザーの声を聞きオーダーメイドのキャンピングカーを制作してきたATV群馬らしいポイントですね。
まとめ
今回はATV群馬の新作キャンピングカー「RS MAX」についてご紹介しました。
ハイエースワイドボディ・ミドルルーフといった大きくもなく小さくもないちょうどいいサイズ感の車に、大人4人が快適にキャンピングカーライフを楽しめる工夫を詰め込んだクオリティの高い一台に仕上がっています。
普段使いからアクティビティまでなんでもこなせるキャンピングカーをお探しの方は、ぜひ一度お店や展示場に足を運んで直接ご覧になってみてください。