キャンピングカーでのリモートワークが快適!
キャンピングカーによるリモートワークオフィスを提供するサービスが広がってきていますが、私も、平日は停めっぱなしになっているキャンピングカーを有効活用して、快適なリモートワークを楽しんでいます。
今回は、その様子をご紹介したいと思います。
目次
キャンピングカーをプライベートオフィスに
私たちのキャンピングカー、リビングストーン5は、サラリーマンである私が休日の時に、妻と旅に出かけるための車です。
平日は、アパートのすぐ横にある広い駐車場に停めっぱなしで、言ってみればトレーラーハウスと変わりありません。
これを使わない手はない!ということで、未稼働のキャンピングカーを、平日のリモートワークに利用することにしました。仕事と趣味、どちらも両立できて一石二鳥です。
リモートワークをするための下準備
快適にリモートワークをするために、私が行った下準備をご紹介します。
電源の確保
サブバッテリーがあるため家庭用の電源をつながなくても良いのですが、平日の仕事中、バッテリー低下のアラームが鳴って集中できないのも嫌なので、常時電源を確保できるようにしました。
我が家は豪雪地帯にあり、家の外には凍結防止のためのヒーター用コンセントが設置されているため、そこから電源を取ることに。
これで、サブバッテリーを使う必要がありません。何時間でも仕事に集中できます。
暖かい地方で、壁コンセントが近くにない場合は、ドラムコードなどを使って電源を確保すると良いと思います。
テーブルタップ
リモートワークで使う機材は電源プラグに加えて電源アダプターも多いので、それら全てを接続するために、電源タップも設置しました。
電源アダプターを干渉せずに差し込める回転式なら、狭いテーブル下から電源が確保できて便利です。(5口あれば充分です)
ノートPC、拡張モニターなど
リモートワークに必要となる機材もレイアウトしました。
私の場合、ノートPCに加えて拡張モニターも必要なので、メインテーブルには拡張モニターとWi-Fiルーター、可動式のサブテーブルにノートPCを設置。
可動式のサブテーブルはタイピングしやすいポジションにPCを移動できるので、長時間仕事をしていても疲れにくいのがポイントです。
仕事をしているうちに「ちょっと違うな?」と感じたら、その都度位置を変えたり微調整したりしています。
皆さまも、キャンピングカーの室内環境とリモートワークに使う機材に合わせて、仕事をしやすいレイアウトにしてみてください。
休憩時間を楽しむアイテム
続いて、リモートワークの休憩時間をより楽しむためのアイテムをご紹介します。
ネスカフェのバリスタ
私の仕事は、昼休みの他に、幸運にも午前と午後に10分間の休憩時間があります。通勤している時はいつもポットでコーヒーを持って行き、その休憩時間に飲んで楽しんでいました。
リモートワークでは自分のプライベート空間が確保できるので、より充実した休憩時間を過ごすために、旅で使用しているネスカフェのバリスタを常設することに。
スイッチを押すと数分で熱々のコーヒーができるので、休憩時間のたびに淹れたてのコーヒーを味わえて、リフレッシュできます。
テレビ
妻がいる時は自宅で一緒に食べていますが、妻が不在の時は、たいてい車内でテレビを見ながら食事をしています。
会社でも食堂に共用のテレビがありますが、自分の好きな番組を見られないなど不便を感じることが多いので、気ままに好きなチャンネルを見ながら過ごせるのは、リモートワークならではの特権ですね!
また、オン・オフのメリハリをつけるために、休憩時間、お昼休憩、仕事終わりなどの時間にスマホのアラームを鳴らすようにしています。
会社にいるとチャイムが鳴りますし、周りの動きで自然と仕事の区切りがつきますが、リモートワークは基本的に1人なので、休憩を忘れたり、昼ご飯が遅れてしまったりするためです。
自分の時間をより楽しむためにも、皆さまもアラームを設定してみてはいかがでしょうか。
作業環境
この季節、私の住んでいる地方は雪がよく降ります。我が家の車の上にも雪が積もって、せっかくの明かり取りのスカイルーフも雪で隠れてしまいます。朝の車内は氷点下になることも。
しかし、こんな寒い季節でも、キャンピングカーにはFFヒーターがあるため、スイッチを入れれば室内の気温を20℃前後に保つことが可能です。とても快適でストレスフリーですよ!
ただし、空気が乾燥しがちなので、長時間にわたって仕事を行う時は、USB式の簡易加湿器などによる湿度管理も合わせて行う必要があります。
また、キャンピングカーは比較的狭い空間であるがゆえに、天井からの明かりが届きやすく、意外と照度環境に恵まれています。
暖色系の間接照明が多いことも、リラックスできる要因の1つです。柔らかくほど良い明るさなので、スケジュールノートなども読みやすく、目も疲れません。
乗用車では基本、エンジンをかけないとウィンドウの開閉ができませんが、キャンピングカーは手動で開閉できる窓が設置されています。
これが、換気に役立ちます。定期的に開けて換気すると、冷気は入ってきますが、きれいな空気に入れ替わるので、気分をリフレッシュできますよ。
少し手間ですが、換気は大切なので、皆さんも必ず定期的に換気を行ってください!換気することで、FFヒーターで乾燥した空気も入れ替わります。
ついつい仕事に集中して忘れがちですが、スマホでアラームを設定し、決まった時間ごとに換気をするようにしましょう。
プライバシー対策とトイレ
最後に、プライバシー対策とトイレについてご紹介します。
我が家は道路に面しており人通りが比較的多いので、キャンピングカーに設置されているカーテンやシェードが役に立ちます。
仕事の最中は全面シェードでプライバシーを確保。一生懸命パソコンに向かっている姿はあまり見られたくないですから。この装備が標準なのは、すごくありがたいですね。
シェードを使うだけでプライベートオフィスが完成するのは、キャンカーライフをやっていて良かったと感じる瞬間です。
また、我が家の車にはラップポントイレを設置していますが、リモートワーク中は自宅がすぐそばにあるため、その都度、自宅に戻って用を足しています。
徹底して車内から出ないというのもアリだと思いますが、私は後処理がいらない自宅のトイレを使う選択をしました。
外の空気を吸うためにも、気分転換がてら定期的に自宅に戻っています。
まとめ
平日、寂しげに自宅に駐車しているキャンピングカーを有効活用したリモートワークについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ちょっとした工夫で素敵なプライベートオフィスができるので、自宅の近くにキャンピングカーを置いている方は、ぜひトライしてみてください。
日々の仕事は大変ですが、作業効率も上がると思います。