バン

そうだ車中泊をしよう!バンライフを始めたきっかけとその準備について



「キャンピングカーやバンで旅を楽しみたい!」

そうは思っても始める前は、「すごくお金がかかるんじゃないか」「どんな準備が必要なのか」など、色々な心配がありますよね。

私たち夫婦は、現在30代後半。今はバンを改造してバンライフを送っていますが、夫は20代の頃から何台ものキャンピングカーに乗っていました。

キャンピングカー旅行やバンライフ、車中泊旅は、20代からでも年齢関係なく始められるんで

「キャンピングカーやバンで旅を楽しみたい!」そうは思っても始める前は、「すごくお金がかかるんじゃないか」「どんな準備が必要なのか」など、色々な心配がありますよね。キャンピングカー旅行やバンライフ、車中泊旅は、20代からでも年齢関係なく始められるんです!今回はそんな私たち夫婦の、キャンピングカーで車中泊を始めたきっかけや準備についてご紹介します。


す!

今回はそんな私たち夫婦の、キャンピングカーで車中泊を始めたきっかけや準備についてご紹介します。

夫編、車中泊のきっかけと準備


テント

元々アウトドア好きな夫は、中学の夏休みにテント泊をしながら自転車で北海道を旅したり、10代後半には沖縄でダイビングのライセンスを取得したりしていました。

そんな夫が最初に車中泊用のバンを購入したのは、20代の中ごろだそう。

車中泊を始めたきっかけ


ウインドサーフィン

20代、働き始めた頃の夫の楽しみは、休日のウィンドサーフィンでした。

ウィンドサーフィンといえば、サーフボードのような板に風を受ける大きな帆がついたもので、ウェットスーツやマストなど、必要なアイテムが結構多いです。海に行くなら他にもサーフボードも持って行こうとか、荷物は増えるばかりでした。

そして荷物以外にも、もうひとつ悩みがありました。

それは土日2日間、朝から晩までウィンドサーフィンをするにはホテルに泊まる必要があったこと。そうなると交通費に加えて宿泊費までかかってしまいます。

そんな時に思いついたのが車中泊でした。大きな荷物の搭載とホテルの宿泊費の削減、車中泊なら二つとも叶えられると気づき、荷物も載せられて自分も寝られるくらい大きな車が良い!と思いついたのです。

さらに、海に行く際の着替えも車中でできるので一石三鳥と考えました。

バンで車中泊


布団

車中泊しやすいバンにしよう、と決めたら早速ヤフオクで検索。中古のバンを50万円で落札しました。

選んだ車は、トヨタの「ライトエース」でした。後部座席は寝かせ、その上に板を敷いて寝やすいようにしたのだとか。

ウィンドサーフィンは車内に乗せると手狭なため、ルーフキャリアを取り付け屋根の上に乗せることに。

この車で思い描いていた休日を過ごせるようになりました。

しかし、しばらくして屋根の上からウィンドサーフィンを乗せたり降ろしたりするのが面倒で、再度車を買い替えることに。

ヤフオクでライトエースを売り、新たに中古で購入したのが、ニッサンの「キャラバン」でした。

ライトエースよりも車内が広いため、天井付近につっぱり棒を通しそこにウィンドサーフィンを収納できるようになりました。

キャンピングカーへの憧れ


ロデオ

夫によると車中泊しながら海を楽しむ生活を続けていると、キャンピングカーへの憧れみたいなものが出てきたそうです。

バンライフという言葉もまだ無い頃。いくら車内をフラットにして車中泊をしていても、キャンピングカーで生活したいという冒険心みたいなものがあったそう。

そこで再びヤフオクで売買、購入したのがいすゞの「ロデオ」でした。購入金額は45万円ほど。新車で買うと高いキャンピングカーですが、中古で安く手に入りました。

中古車ならではのメンテナンスは必要ですが、男ひとり遊んだり旅したりするには十分だったようです。

ただロデオの問題点は大きすぎたことと、駐車しにくくて不便だったこと。

その後もトヨタの「アムクラフト・ヨーロピアン」やトヨタ「ライトエース」のキャブコンに乗り替えました。

天井がポップアップしたり、運転席の上に寝るスペースがあったりと、どちらも便利でしたが、車検の際に部品の取り換えが必要になり、ヤフオクで買いかえる方が安価だったためにその都度買い替えを選んだそうです。

夫いわく、ヤフオクで売り買いを繰り返すのは当たり外れはある、とのこと。ただ色々な車に乗れるのが魅力のようです。

バンライフ


バン

バンを改造する、いわゆるバンライフスタイルに落ち着いたのはここ6年程。撮影の仕事を始めてからです。

「遊び要素の強いキャンピングカーでは取引先の方に会いづらい」ということもあり、外観がバンであれば商用車として利用しやすいと思いました。

最初はメルセデス・ベンツの「トランスポーター410」をヤフオクで購入。たくさん荷物が乗り、見た目も気に入ったものの、長い車体で駐車しずらいことや、エンジン音がうるさく現在のベンツ「トランスポーター312D」に乗り換えました。

こちらは車検もクリアしながら現在4年ほど乗っています。

キャンピングカーは、キッチンやベッドが元々あり楽というメリットはありますが、我が家では内部を自由にレイアウトできるバンライフというスタイルが今は合っているようです。

大事なのは後悔しないキャンピングカー選び


バン2

キャンピングカーなら特に大きな準備をすることなく、車旅を楽しめます。しかし、どのようなキャンピングカーが良いのか、ライフスタイルに合わせてしっかり選ぶことが大事です。

ライフスタイルはどんどん変わっていくので、夫のようにその都度、気軽に買い替えたり、バンで内装を変える方法も選択肢のひとつ。

またはヤフオクはやはり当たり外れもあるので、値段は上がりますがディーラーで実物を見てこれだ!と思うものを長く大切に乗る、というのもひとつです。

妻編、車中泊のきっかけと準備




私が夫と共に車中泊旅にでるようになったのは、まだ結婚する前、付き合いだした頃でした。

私はお客様を日本や海外各地に案内する旅行会社の添乗員という仕事を当時しており、ほとんど毎日ホテルに宿泊していました。

そのため、車中泊しながら点々とすることに少しも抵抗がなく、むしろお客さんなし、決まった予定なしの自由さに惹かれました。

車中泊の準備


バン 桜

普段の旅行とは違う点に、最初は戸惑いもありました。

まずいつも荷物を入れていたスーツケース。車中泊では広げるスペースが限られていて不便です。これはカバンの方が楽だ!とすぐに口を大きく開けられるカバンに変更しました。

それからお風呂のこと。仕事でホテルに宿泊していた頃のお風呂には、必ずシャンプー類が設置されていましたが、格安の公衆浴場では付いていないことも。

それに気づいてからは100均のカゴにシャンプー類や体を洗うタオルなどを入れ車内に準備するようになりました。

また、普通の旅行よりも気を付けたのは服装です。ツアーの仕事では行き先が決まっていて、ある程度服装の予定が立てられました。

しかし車中泊はどこに行くにも自由。思いついて行った先が高原で寒かったり、夜の車内は意外と冷えたりと、かなり温度差を感じることもあります

彼の上着を何度も借りるうちに、必要ないかな、と思っても風を通さない上着を持参するようになりました。

車中泊を楽しもう!


バン

夫と私、それぞれの車中泊のきっかけや準備をご紹介しました。車中泊をしたい!と思うきっかけは人それぞれですが、何事も「やってみたい」と思った時がはじめ時です。

キャンピングカーやバンの購入は高い買い物ではありますが、ヤフオクや中古ディーラー、レンタカーなどを利用しながら、楽しい車中泊をはじめてみてはいかがでしょうか。