目次
キャンピングカーでヨーロッパを旅する魅力
魅力その1・車中泊をするための施設が充実
ヨーロッパはキャンピングカーの本場と呼ばれており、キャンピングカー施設が充実しています。
さまざまな観光スポットに、RVパークやキャンピングカー専用駐車場が整備されており、必要なものが揃っているので快適な車中泊旅をすることが可能です。
魅力その2・ヨーロッパのキャンピングカーはもはや「家」
ヨーロッパのキャンピングカーは、おしゃれなデザインと洗練された設備が特徴です。
シャワー、トイレ、キッチン、ベッドなど生活に必要な装備が全て揃っているため、「まるで家」のように快適な旅をすることができます。
魅力その3・好きな場所に好きな時間だけ満喫できる
ツアーなどの時間やルートに縛られることなく、自分だけの自由なルートで旅ができます。
魅力その4・移動が容易
ヨーロッパは国同士が隣接しているため、出入国審査のゲートもなく、簡単に車で隣の国へ入国することが可能です。
国同士が近い場合は、フランス、ドイツ、ベルギーなどを一度に何カ国も周遊でき、各国の文化やグルメ、景色を楽しめるのが魅力的です。
魅力その5・朝目覚めると目の前は絶景！
どこでも好きな場所に車を停めて宿泊が可能なので、絶景の自然の中で美しい朝日を見ながらの目覚めることもできます。
アウトドア好きには最高のキャンプスタイルです。
魅力その6・低予算で旅ができる
宿泊費（ホテル代）や食事代を節約できるので、低コストな旅が可能です。
車内で自炊したり、バーベキューしたりと、毎日外食するよりも費用を抑えることができます。
また、無料の車中泊スポットもたくさんあるため、お得に旅ができちゃいます。
キャンピングカーのレンタル方法
日本からの観光客でも簡単にキャンピングカーをレンタルする事が可能です！
ヨーロッパで運転するには、日本の運転免許証と国際運転免許証が必要です。
車をレンタルする際に、レンタル会社に提示を求められるので、日本出国前に事前に申請しましょう。
国際運転免許証は、最寄りの運転免許試験場や運転免許センター、もしくは警察署で申請可能で、手数料は2400円程度。
即日発行されるところもあれば、2週間ほどで郵送される場合もあるので、時間に余裕を持って渡航する前に忘れずに申請しましょう。
キャンピングカー専用のレンタル会社は様々ありますが、特におすすめなのが、iNDiE CAMPERS（インディキャンパーズ）です。
ヨーロッパの主要都市を中心に、多くの店舗が展開されており、日本からもウェブサイトで簡単に予約ができます。
希望の都市でピックアップし、他の都市で返却することができるため、周遊旅に最適なシステムです。
また、大型キャンピングカーからコンパクトなバンタイプまで、旅のスタイルに合わせてお好みのタイプを選ぶ事ができます。
こちらの記事にキャンピングカーのレンタル方法について詳しくまとめているので良かったら読んでください。▷【車中泊でヨーロッパ一周中夫婦】ヨーロッパ旅行でキャンピングカーレンタルするならここがおすすめ
キャンピングカー旅におすすめの国
ヨーロッパでは、RVパークやオートキャンプ場などのキャンピングカー専用施設が充実していますが、施設が少ない国もあるので、要注意です！
せっかくの旅行で、キャンピングカーの給水場探しに時間を無駄にしたくは無い場合は、キャンピングカー専用施設が多い国への観光をおすすめします。
キャンピングカー旅がしやすい国
設備が多く、日本人でも旅のしやすい国はドイツ、イタリア、フランス、スペインあたりです。
キャンピングカー文化が根付いており、車中泊者も多いため、安心して旅を楽しむことができます。
また、キャンピングカー専用駐車場やRVパーク、キャンピングカー整備工場も多く、大都市では英語が通じやすいので、快適にキャンピングカー旅ができます。
特にドイツは高速道路が無料で、道路設備も整っており、道路の幅もあって運転しやすいのでキャンピングカー初心者にも適しています。
イタリア、スペイン、フランスでは、観光名所や世界遺産も多く、思いっきり観光をしながらの車中泊が楽しめます。
キャンピングカー旅がしにくい国
一方で、キャンピングカー専用設備が少ない国は、東ヨーロッパのハンガリー、ルーマニア、チェコ、スロバキアあたりです。
これらの国へ行く際は、事前に車中泊スポットをチェックしてから出発することをおすすめします。
車中泊スポットの見つけ方【RVパーク・オートキャンプ場・駐車場】
ヨーロッパで車中泊スポットを見つけるのに便利なアプリが「Park4night」です。
このアプリでは、キャンピングカーには欠かせない給水、排水処理、トイレ処理、外部電源などのできる施設、RVパークやオートキャンプ場、車中泊OKの駐車場、ワイルドキャンプなど、様々なタイプの車中泊スポットをマップ上で表示してくれます。
スポットごとの料金や、設備の詳細を写真付きで掲載されているので、とてもわかりやすくなっています。
さらに、利用者がレビューを投稿できるシステムになっているので、事前に車中泊スポットの情報と口コミが確認することができ、安心してその場所を利用することができます。
ヨーロッパ車中泊者の多くがこのアプリを利用しており、非常に便利です。
ヨーロッパには無料で給水などのサービスが利用できるだけでなく、外部AC電源も無料で提供されているRVパークがたくさんあるので、このアプリを使えば、お得な施設を探しながら車中泊旅をさらに楽しめます。
こちらの記事にヨーロッパでの車中泊スポットの見つけ方、アプリの説明をまとめているので合わせて読んでください。▷【車中泊でヨーロッパ一周中】車中泊スポットはどうやって見つける？車中泊に便利なスマホアプリ3選【日本でも使用可！？】
RVパーク・キャンプ場のマナー
RVパークやオートキャンプ場を利用する場合は、それぞれのルールやマナーがあります。
各施設の入り口などに看板で記されているとこもありますが、無い場合もあります。
⚫︎長期滞在をしない（48時間のみ、などと滞在期間がある施設もあるのでそれぞれ期間を守りましょう）
⚫︎決められた場所で排水処理、トイレ処理を行い、利用後は綺麗に保ちましょう
⚫︎サイドオーニング、テーブル、イスなどは許可されている場所でのみ使用しましょう
⚫︎指定のパーキングエリア以外に車を止めない。物を出さない
⚫︎許可されている場所以外でのバーベキュー、焚き火等は禁止
⚫︎アイドリングの禁止。騒音など周囲への迷惑がかかる行為は禁止
ヨーロッパのRVパークは無人のセルフサービス施設が多いですが、マナーを守りみんなで綺麗で快適な車中泊スポットを維持することが大切です。
キャンピングカー旅の必要な持ち物
海外での車中泊旅に持ってきた方が良いアイテムを、着替えや免許証、パスポートなどの必須グッズ以外でいくつか紹介します。
⚫日焼け止め、サングラス
夏場は日が長く、21時近くまで日が出ているので確実に必要になるアイテムです。
⚫︎スマホの充電ケーブル・モバイルバッテリー
⚫︎変換アダプター
ヨーロッパのコンセントは230Vで、Cタイプの形状が多いので変換プラグは必須です。
⚫︎延長コード
スマートフォンやカメラ、タブレットなど1度に多くの電化製品を充電するのに便利です。
⚫︎小銭
給水するのにコインを使った自動の設備もあるので、1ユーロなどの小銭を持っていると良いです。
⚫︎除菌シート・アルコール除菌
⚫︎常備薬・目薬
⚫︎脱ぎ履きしやすいサンダル
車内の出入りに便利です。
⚫︎インスタント味噌汁・レトルトカレー
いざって時にパパッと作れる日本のインスタント食品は神です！何個か持ってくると役立ちます。
キャンピングカーをレンタルする場合は、キッチン用品や寝具などがセットでついてくるかどうか、事前にレンタル会社に確認しましょう。
もしついていない場合は、日本から持参するか、現地で調達する必要があります。
IKEAはヨーロッパでもリーズナブルな価格で、キッチン用品や家庭用品を幅広く取り揃えているので便利です。
キャンピングカー交通ルールや運転時の注意点
日本とは異なる交通ルールやちょっと変わった道路標識があるため、運転時は注意が必要です。
また、国によって微妙に交通ルールが変わったりするので、訪問する国ごとに事前に調べる必要があります。
特に、ミラノやパリ、ベルリンなどの大都市や歴史地区では、キャンピングカーの侵入が禁止されている場所が多くあります。
規制を示す標識も小さく、見逃しやすいので、間違えて禁止区域に入ってしまうと、後日郵送で違反金の請求が届いてしまうので気をつけましょう。
国によって禁止区域やルールが異なるため、訪問先の都市についてあらかじめ情報を確認しておくと安全です。
また、高速道路の利用方法も国によってルールが異なります。
日本のようにゲートを通って移動した分だけ料金を支払う方式の国（イタリア、フランスなど）や、「ヴィニエット」と呼ばれるステッカーを事前に購入し、車のフロントガラスに貼る通行証方式（スイス、オーストリなど）、さらには高速道路が無料の国（ドイツ、オランダなど）もあります。
通行証のステッカーを貼らずに高速道路を利用してしまうと罰金が科されてるため十分に注意しましょう。
海外でのキャンピングカー旅での注意点についてこちらの記事で詳しくまとめていますので、ぜひ読んでください。▷ヨーロッパで500泊以上のキャンピングカー旅してわかった海外車中泊で気をつけたい注意点7つ
ヨーロッパでの注意すべき道路標識や交通ルールについてはこちらの記事でまとめています。▷ヨーロッパでのキャンピングカー運転必須！知っておきたい交通ルールと注意点
ヨーロッパでのトラブル対策や防犯対策
楽しく安全な旅行で終わらせたいですが、いざという時に備えて海外旅行保険に加入し、緊急連絡先をメモしておくことが大切です。
・車両にトラブルや故障が発生した際の連絡先（レンタル会社）。
・盗難や紛失時のクレジットカード会社の連絡先
・各国のトラブルに対応するための日本大使館の連絡先
旅行前に、これらの情報を調べてメモしておくことをおすすめします。
また、観光中の防犯対策も重要です。
車中泊スポットを選ぶ際には、上記で紹介したアプリのレビューや評価を参考にし、安全な場所を選びましょう。
大都市ではスリや車上荒らしが多いため、24時間警備や防犯カメラのある有料駐車場を利用するのが良いです。
さらに、車から離れる際には、車内の様子がわからないようにカーテンやサンシェードをかけて外出し、貴重品などは常に持ち歩くようにしましょう。
他にも私たちがヨーロッパで実施している防犯対策をこちらにたくさん紹介しているので参考にしてください！▷こんな防犯対策もあるの？！約300日間キャンピングカー旅で学んだ、実践している防犯対策
まとめ
ヨーロッパで快適で楽しいキャンピングカー旅をするためのノウハウをいくつか紹介しました。
これを参考にして、一生に一度の最高の思い出に残る車中泊旅を楽しんでください。
関連記事▽
【車中泊でヨーロッパ一周中夫婦】ヨーロッパ旅行でキャンピングカーレンタルするならここがおすすめ
【車中泊でヨーロッパ一周中】車中泊スポットはどうやって見つける？車中泊に便利なスマホアプリ3選【日本でも使用可！？】
ヨーロッパで500泊以上のキャンピングカー旅してわかった海外車中泊で気をつけたい注意点7つ
ヨーロッパでのキャンピングカー運転必須！知っておきたい交通ルールと注意点
こんな防犯対策もあるの？！約300日間キャンピングカー旅で学んだ、実践している防犯対策
1 2