【車中泊旅】海外在住の筆者が日本と海外の便利な点・不便な点を比べてみました!



普段はデンマークを拠点にヨーロッパ周辺で旅をしながら、フルタイムバンライフをしている筆者。

ただいま一時帰国中で日本にいるのですが、日本の素晴らしさに感動の毎日です。

今回の記事では車中泊旅目線で日本の便利な点と不便な点、海外の便利な点と不便な点、そして日本がもう少しこうなったら車中泊旅がもっと快適になりそう!

と思うことを書いてみたいと思います。

海外在住経験者が見た日本の車中泊旅

一時帰国してからまだ車中泊旅はしていないのですが、どこかに出かける時は、車中泊旅目線でつい物事を見てしまいます。

そんな中で思った日本での車中泊旅の、便利な点と不便な点をまずは見ていきたいと思います。

車中泊旅、日本の便利な点

風景

・温泉施設が豊富

日本の便利な点、まず思った事は温泉施設が豊富にある所です。

日本の全国各地には有名な温泉地がたくさんあるので、様々な効能の温泉を楽しむ車中泊旅がとても魅力的です。

また、温泉に限らずスーパー銭湯などの入浴施設も比較的どこにでもあるので、車中泊旅をする中でお風呂に困る事はないんじゃないかと思います。

車中泊旅でお風呂に入れないとなると特に夏などはとても厳しいと思うので、どこでもお風呂にありつける日本はとても素晴らしいと思います。

・トイレに困らない

次に思ったのがトイレに困らない点。

キャンピングカーなど車中泊する車にトイレが付いていると問題ないかもしれませんが、トイレが常設しているキャンピングカーはまだ少ないんじゃないかと思います。

日本ではコンビニ・道の駅・スーパーマーケット・公共のトイレ・高速道路など、全て無料で使えてどこにでもあるので、トイレに困る事はないかと思います。

24時間、行きたい時にトイレに行ける

これは車中泊旅にとって、とてもありがたく便利な点であると思います。

・ごはんが美味しい
食事

日本の素晴らしいところ、それはごはんがおいしいところ!

旅をする上での大きな楽しみの1つでもある食事。

旅先でその土地の名物をいただくのを楽しみに、車中泊旅をする方も多いのではないでしょうか ?

そしてスーパーやコンビニで気軽に買えるごはんもおいしい!

旅の疲れで料理をしたくない時など、スーパーやコンビニで買える、簡単にできてすぐ食べられるインスタントフードやお惣菜などかなり重宝するかと思います。

簡単にできるインスタントフードやお惣菜も、まずい!と思う事はほとんどないクオリティーなので、やっぱり日本のごはんはすばらしいと思います。

・物価が安い

最近は物価高が叫ばれていますが、それでもヨーロッパと比べると日本の物価は安い方だと思います。

例えば食べ物。

先程のごはんがおいしいにも言えるのですが、24時間営業のファミレスやごはん屋さんがたくさんあり、低価格で気軽においしいごはんがお腹いっぱい食べられるのは、とてもうれしい点だと思います。

食事

安くお買い物ができるスーパーも多いので、車中泊旅にとって食費が安く抑えられるのはうれしい点だと思います。

そして車中泊旅にとってガソリン代はなくてはならない出費です。

ガソリン代も最近は高くなっていますが、それでもヨーロッパと比べると安いです。

あとは、百均の素晴らしさ!

百円均一ショップ(百均)には本当にいろんな商品がそろっていて、全て税別100円で買えるのが素晴らしすぎます。

車中泊旅を続ける上で物価が安ければ安いほど長く旅もできて、いろんな所に行けるので比較的安くお買い物ができる日本は素晴らしいと思います。

・治安が比較的良い

日本も場所によるかも知れませんが、比較的治安が良いのは車中泊旅をする上でメリットだと思います。

カフェなどで荷物を置いたままトイレに立っても、盗難に遭う可能性が低い日本。

海外でそんな事をするのはあり得ないので、これができる日本はやっぱり治安は良いと思います。

車中泊旅、日本の不便な点

・ゴミを捨てられる場所があまりない

以前日本で車中泊をした時に思ったのが、ゴミを捨てられる場所があまりない事。

数日間の車中泊旅なら持ち帰ればよいので問題ないかも知れませんが、長期車中泊旅となるとゴミを捨てる場所が少ないのは困ります。

・ダンプステーションが少ない

トイレの汚水や車中泊旅をする上での生活排水を捨てるダンプステーションも日本にはまだ少ないと思います。

こちらも、数日間の短期車中泊旅なら持ち帰れば良いので問題ないかもしれませんが、長期車中泊旅となると困りもの。

生活排水は特に日々出るものなので、頻繁に捨てたいところです。

捨てるとなるとキャンプ場などに泊まって処理することになると思うので、処理できる場所を探して移動しなければなりません。

トイレの汚水を捨てられる場所はもっと少ないと思うので、大変だろうなと想像します。

・ワイルドキャンピングできる場所が少ない
キャンプ場

日本では道の駅や高速のサービスエリアなど、仮眠ができる場所は少なからずあると思います。

設備の整ったキャンプ場もいろいろありますよね。

しかし、大自然をサバイバル的なスタイルで楽しむワイルドキャンプができるような場所はありません。

“ Home is where you park it” と言うように、車を停めた場所がお家になる車中泊。

誰もいない大自然の中で車中泊をするのは、個人的に車中泊の醍醐味だと思っています。

せっかく素敵な自然が多い日本なのに、ワイルドキャンピングができる場所が少ないのはもったいないです。

・自然災害が多い

台風や地震・大雨での土砂崩れなど、自然災害が多い日本。

自然が身近な車中泊旅。いつ来るかわからない地震、そして二次災害の火災や津波はとても怖いです!

また、長期の車中泊旅となると、時期によっては台風や大雨に見舞われることもあるかと思います。

台風や大雨により予定やルートを変えなければいけなくなったり、台風を避けるためホテルに泊まったり。

旅を中断しなければいけない場合が出てくると思うので、自然災害が多い日本では時に厳しい車中泊旅となるんではないかと思います。

スルガ銀行キャンピングカーローン

海外の車中泊旅、便利な点と不便な点

次に海外で車中泊旅をする上での便利な点と不便な点を見ていきたいと思います。

私が車中泊旅をした海外は、ヨーロッパを中心にアジア(トルコ)とアフリカ(モロッコ)なので、その地域で思った便利な点・不便な点を紹介します。

海外・車中泊旅の便利な点

・車中泊旅文化が定着している

車中泊場
ヨーロッパでは車中泊旅文化が定着しているので、シーズンともなるとたくさんのキャンピングカーや車中泊車であふれています。

車中泊できるキャンプ場も豊富にあるので、泊まる場所に困る事はほぼないでしょう。

ただ、ハイシーズンになると大きなキャンプサイトでも満室になったりもするので、事前の予約が必要になる場合もあります。

お家を持たずフルタイムでバンライフや車中泊旅をしている方もけっこういらっしゃいます。

・ワイルドキャンピングも当たり前
キャンプ

国にもよりますが、海外にはワイルドキャンピングができる場所がたくさんあります。

好きな場所が今日のおうちに。

この言葉がそのまま叶ってしまうヨーロッパのキャンピング事情。

素晴らしい自然に囲まれて過ごす車中泊は最高です。

・ダンプステーション、水汲み場が豊富

車中泊旅文化が定着しているヨーロッパ周辺では、ダンプステーションも豊富にあります。

キャンプ場に泊まらなくても、ダンプステーションはいたるところにあるので、汚水や生活排水を捨てるのに困る事はないと思います。

大体の場所では水汲み場も一緒になっているので、お水を確保するのにも困りません。

・ゴミが気軽にどこでも捨てられる

ヨーロッパ周辺はゴミ箱がどこにでもあります。

車中泊旅で出たゴミも、公共のゴミ箱に捨てることができるのでゴミの処理に困る事はありません。

これは車中泊旅にとって、とてもありがたいことだと思います。

・車中泊用アプリが便利すぎる
車中泊アプリ

ヨーロッパのキャンパーの中ではパーク4ナイトと言うアプリが普及しています。

このアプリが車中泊旅をする上でとても便利で、パーク4ナイトがあれば車中泊旅に必要な情報がすぐに手に入ります。

キャンプ場の場所や料金、ワイルドキャンピングスポット・ダンプステーションの場所、トイレ、シャワーの場所、水が汲める場所。

その他、車関係のサービスのお店やコインランドリーなど、車中泊旅に必要な情報が地図上で確認できます。

しかもこのアプリはその場所に実際に行ったユーザーが情報や感想を書き込んで成り立っているアプリなので、リアルな口コミやその場所にトイレはあるのか?水道・シャワー・ゴミ箱はあるか?なども一目で分かるようになっています。

そしてユーザーがアップロードしたその場所の写真も見ることができます。

行く前にどんな場所なのかが分かって、安全かどうかなどの情報もあるので、かなり重宝しています。

イギリスではあまり普及していなかったですが、そのほかのヨーロッパ周辺ではこのアプリがあれば車中泊旅に困る事はありませんでした。

・車で国境越えが気軽にできる
国境

ヨーロッパ周辺は当たり前ですが陸続きになっているので、車で国境超えが気軽にできます。

しかもEU圏内だとパスポートコントロール(出入国審査)もなく、するっと国境を越えることができるので、気軽に別の国に行けてしまいます。

ただし、国が変われば雰囲気もルールも言葉も変わる!

国ごとにルールが変わるのは少し面倒ですが、国境を越えたら違った国が楽しめるので、国境を跨ぐ車中泊旅はわくわく楽しみがいっぱいです。

そしていろんな国のキャンパーさん達と出逢う事ができるのも楽しいところです。

アフリカ大陸やイギリスへ渡るのも、車のままフェリーに乗って行くことができるので、気軽に海を渡ることもできてしまいます。

・高速代が無料の所が多い

ヨーロッパ周辺、国によりますが高速道路が無料の所が多いです。

早く移動できる高速道路ですが、これが無料だととてもありがたい!

高速代がかからないと旅の費用を節約できるのでうれしいシステムです。

海外車中泊旅の不便な点

・シーズン中はキャンパーが多すぎる

車中泊文化が定着しているのは良いのですが、ハイシーズンになるとキャンパーでどこも溢れかえっています。

先程も触れましたが大きなキャンプ場も満室の事も珍しくなく、そうなるとシャワーも混んでいてお湯が出ないという事も……。

ワイルドキャンプスポットもキャンパーで溢れているので、誰もいない場所でのんびり車中泊する事が難しくなります。

人が多くても気にしない方だと問題ないかも知れませんが、人のいない所でのんびりしたい派には厳しいハイシーズンです。

・お風呂に浸かれる場所がほとんどない

湯船に浸かる文化があまりないのでお家にもバスタブがない所は多くありますが、車中泊旅となると余計お風呂に浸かれる機会は難しくなります。

温泉が出る国もありますが、温泉施設はというと日本のような趣のある温泉でもなく、プールのような所がほとんどじゃないかと思います。

温泉情報もあまりないので、探すのにも一苦労。

ホットスプリングと言いながら全然ホットじゃない場所もあったりするので、やっと辿り着いた先の温泉で温かくなかった時のショックは大き過ぎます。

海外でバンライフをしていて1番恋しかったのが日本の温泉でした。

・物価が高い国も多い
食事

国によりけりですが、住んでいるデンマークでは物価が高いです。

キャンプ場に泊まるにも、1泊6〜7千円程度はする所が普通じゃないかと思われます。

毎日キャンプ場に泊まる場合はかなりの出費が…。

スーパーでのお買い物も高くついてしまうので、食費代もかさんでしまいます。

物価が高い国に滞在する場合は、それなりの予算が必要となってきます。

・治安が悪い所は本当に危険

ヨーロッパ周辺は銃社会ではありませんが、治安が悪い所では命の危険も考えて行動しなければいけません。

燃やされてそのまま放置してある車や、車上荒らしにあってそのまま放置されている車などもたくさん見かけました。

また以前の記事でも書いたのですが、よく聞く車上荒らしの手口も、ただ物品を盗むだけでなく身の危険があるので恐ろしいです。

車上荒らしはもちろん、観光地などではスリなどにも気をつけて、警戒しながらの行動が必要なのでストレスが溜まります。

無料で使える公共トイレを探すのが難しい
トイレ

ヨーロッパ周辺はコンビニも日本ほどなく、スーパーにトイレがある所もあまりありません。

国によっては公共トイレが有料だったり、使えたとしても便座がないトイレだったりすることがあります。

そしてあまりキレイじゃないことが多いです。

トイレのない車での車中泊旅は、車中泊する場所もトイレがある場所優先になるので場所も限られてきます。

次のページ▷ 日本の車中泊が快適になるために必要なこととは?