あなたのカーナビの渋滞情報も、すでに7月4日から進化!車中泊での渋滞も低減!? プローブ情報実証実験を全国に拡大!
7月2日に発生したauの通信障害の中でも、影響はほぼゼロ!
今回の記者発表会は、たまたま7月2日に起こったauの大規模な通信障害の直後に行われました。
VICSセンター常務理事 本郷俊昭氏によると「(今回のauの通信障害で)auの通信モジュールを使っていたトヨタ車からのプローブデータは収集できなくても、別のキャリアを使っている他メーカーのデータを使うことで、渋滞回避に足りる十分なプローブデータは取得できていた」とのこと。
図らずも各メーカーが協力したプローブデータ活用の強みが示されたと言えます。
あなたのカーナビもすでにプローブ情報を活用しています。
このプローブ情報を受信する方法ですが、ユーザーは特に何もすることはありません。
プローブ情報はVICS対応のカーナビを持っていれば、買い替えたり設定を変更したりすることなく利用できます。
もちろん無料。
「国内にVICS対応していないカーナビはないと考えてよいので、ほぼすべてのカーナビで活用できます」(本郷常務理事)とのことでした。
そうです、7月4日以降、あなたの車のカーナビもプローブ情報を活用しています。
まとめ
車中泊やキャンピングカーでのお出かけの際も、渋滞はストレス以外の何物でもありません。
国土交通省の試算によると、日本人1人当たりの渋滞による損失時間は平均40時間。
乗車時間は平均100時間と言いますから約4割(2015年調査)にも上るとされています。
100時間自動車に乗っているうちの40時間は渋滞って、勘弁してほしいですよね。
今回のプローブ情報の全国での活用開始を機に、渋滞にはまっている時間がどのくらい減るのか。
期待大です!
1 2