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【検証】サブバッテリーとポータブル電源だけで夏の2泊3日車中泊は乗り切れるのか?!

【サブバッテリーとポータブル電源検証】猛暑日続きの中、2泊3日の車中泊旅に出発!
我が家は夫婦と子ども3人の5人家族。
キャブコンZiLでよく車中泊旅をしています。
今回は金曜の夜に出発して日曜日までの2泊3日。
車中泊で自宅のある東海地区から飛騨高山方面に出かけてきました。
RVパークやオートキャンプ場など外部から電気を取れる場所はなく、SAや道の駅での仮眠ばかりだったので、電源はキャンピングカーに設置しているサブバッテリーと積んでいるポータブル電源だけ。
しかも連日猛暑日続きでした。
ちょうどよいので、2泊3日のファミリー車中泊旅をした場合、いろいろな家電を使いながらサブバッテリーとポータブル電源だけで乗り切れるのかどうか、データを取りつつ検証してみました。
家族構成や電源容量、家電の使い方によって差はありますが、猛暑日続きの中、外部電源なしで車中泊旅ができるかどうかの一例として、参考にしてみてください。
【サブバッテリーとポータブル電源検証】サブバッテリーとポータブル電源、使用する家電をご紹介

我が家は夫婦と4歳・6歳・8歳の子供がいる5人家族です。
週末には愛車のバンテックZiLで金曜日の夜に出発して日曜日まで遊びに行くことが多く、子供が遊べる所や温泉をめぐり楽しんでいます。
サブバッテリーとポータブル電源の出力・容量の紹介
ZiLには標準仕様でサブバッテリーとして100Aの鉛バッテリーが3個付いていています。
また480Wのフレキシブルソーラーをつけている為、太陽が昇れば朝から勝手に充電が始まります。
特に夏は天気さえよければ太陽が出るのが早いため、冬よりも充電時間は長くなります。
次に今年から取り入れた物がポーダブル電源です。
いろいろなモデルのポーダブル電源が発売されていますが、我が家が使用している物はBLUETTI(ブルーティー)のAC200MAX。
2048Whの大容量で2200Wまで使用できる高出力のモデルとなっています。
ZiLに付いている照明や家電、持ち込みの家電類の紹介
ZiLに付いている家電製品は冷蔵庫、家庭用エアコン、電子レンジ、TV、MAXファン、照明など。
さらにサーキュレーターを持ち込み、走行時はなるべく運転席のエアコンの冷気をダイネット部分に送り、極力家庭用エアコンの電力を抑えるようにしています。
次のページ▷▷▷【車中泊旅でいろいろな家電を使用してみた感じをご紹介します!】
【サブバッテリーとポータブル電源検証】2泊3日の車中泊旅で、電源の減り具合は?
1日目
我が家のキャンピングカーは野ざらし駐車のため、車内や家具、敷きマット類に熱がこもります。
そのため出発前の準備が必要。
1度室内の全ての物を冷やすために外部電源を使用してエアコンを稼働。

冷房24度、風量自動に設定してしっかりと冷やしながら出発の荷造りを行い、全て積み込んでいきます。
出発の準備ができたら金曜の夜に出発。
出発前のサブバッテリーの残量は100%。
ポータブル電源もしっかりと充電しているため残容量は100%状態です。

出発時の使用家電は冷蔵庫、エアコン、テレビ、サーキュレーター。
夜間はエアコンの使用電力も少ないため、サブバッテリーで対応していきます。
もちろん走行充電されるため基本サブバッテリーからの持ち出しはありません。
下の写真がエンジンをかけた状態の電力状態となります。
チャージされているのが分かります。

今回の目的地は飛騨高山方面なので途中の『ぎふ大和PA』で仮眠を取ります。
走行距離は150km弱。
夏は特に電力を多く使用するので翌日に少しでも走行充電するために、目的地付近ではなく、目的地よりも少し離れた所で仮眠をとるのがポイントです。
PA到着時のサブバッテリーは、23時時点で99%。
23時からは冷蔵庫とMAXファン、家庭用エアコンを朝まで使用していきます。
家庭用エアコンは設定温度を27度、風量を『しずか』にして稼働。
外気温は24度で雨が降った後だったので、蒸し暑い状態でした。

2日目
翌朝7時45分のサブバッテリー状態は残量76%。

朝は霧雨が降っている曇り状態だったので、ソーラーからの充電は冷蔵庫、エアコンを使用した状態で1.7Aのチャージとなっています。

2日目は荘川桜で有名な荘川町に行きジャガイモ掘り体験を行い、昼からは川遊び、夜はお祭りと星空観測を予定していました。
「ぎふ大和PA』~荘川町までは約30km30分弱の運転なので、あまり期待はできませんが走行充電を行っていきます。
この時は家庭用エアコンはつけずに、車の冷房を1番強い状態にしてサーキュレーターで冷気を送り込み、室内を冷やしていました。
「荘川IC」を降りてすぐの道の駅「桜の郷荘川』で、情報収集をしたり朝採れ野菜などを見たりしながら休憩。
この施設には温泉や食事ができる所があるため、この日はだいぶお世話になりました。
サブバッテリーの残量は走行充電のおかげで76%から83%に微増。
30分弱の運転時間でした。

その後14時頃まで予定通り遊び、再び道の駅へ、遅めのお昼ごはんを済ませた後早めに温泉に入り、子供たちは夜にそなえて少し仮眠。
この時の外気温が32度でかなり日差しが強く、観光で外を歩くには少し厳しい状況でした。

お昼ごはんと入浴が終わり、キャンピングカーに戻ってきた17時時点のサブバッテリー残量は98%。
まだ太陽が出ている時間帯だったので、ソーラーパネルからチャージされていました。

この時の室内の気温は33.6度。
MAXファンは軽く回した状態での温度になります。
また今回データをとるために温度計はタニタの履歴が残る物を購入して使用。
このデータを見ると、MAXファンを少し回しているのも関係あると思いますが、昼間私たちが外で遊んでいた時の駐車時にも、室内温度が35度程度までしか上がっていないのが分かります。
普通の車なら室内温度が50度以上になってしまうと思いますが、やはりこのあたりはキャブコンボディがFRPのため、温度上昇がおさえられているのでしょうか。
しかしいくら温度上昇がおさえられているとはいえ、この温度から一気にサブバッテリーを使用して家庭用エアコンで冷やすのは、あまりにもサブバッテリーに負荷をかけることになります。

そこでようやくポーダブル電源の出番!
一気に室内を冷やしていきます。
さすがにある程度室内が冷えるまでは消費電力905Wとかなりの高負荷になり、19時まで使用して残量25%になりました。
その後お祭りや星空観測が終わり21時過ぎにキャンピングカーに戻ってきましたが、気温は24度。
夜は家庭用エアコンをつけることなく、MAXファンを回して眠れる気温でした。
夜中には寒すぎて目が覚めるほど。
夏なので薄手の布団しか持っていないため、FFヒーターをつけるか迷うくらいでした。
3日目
朝6時半に起床。
外気温を確認すると19度と少し寒いくらいでした。

朝の時点でサブバッテリーの残量は80%。
ポータブル電源の残容量は25%でした。

3日目は高山市「飛騨高山宮川朝市」に行き、朝食を食べ、その後「リスの森」、郡上市の「大滝鍾乳洞」に行き帰宅する予定を立てました。
道の駅「桜の郷荘川』を7時に出発して「飛騨高山宮川朝市」までは40km程度の移動。
この時走行充電を行い、朝市散策時は駐車場に停めていたためソーラー充電もされ、「リスの森」で遊び終わった昼12時頃にはサブバッテリーの残量は100%になっていました。

この後は「大滝鍾乳洞」に移動し、その後帰宅。
もちろん走行充電されるため、帰宅時にはサブバッテリーの残量は100%。
ポーダブル電源は帰宅途中のSAで休憩した時にエアコンと電子レンジを使用したので残量0%という結果でした。
【サブバッテリーとポータブル電源検証】外部電源なしで週末の車中泊旅をしてみてどうだったか
外部電源なし、2泊3日、夏の車中泊旅のレポートはいかがでしたか?
行く場所にもよりますが、昼間外で遊ぶ場合には、遊んでいる時間に480Wのソーラーが充電をしてくれるので、夜使用した電力を遊んでいる時間で取り戻すことが可能。
晴天続きであれば何日も使用できると思います。
しかし昼間が暑すぎてキャンピングカーに戻り、昼間も家庭用エアコンで涼む場合には、夜までにサブバッテリーを回復することが難しくなります。
このような場合は我が家のように、昼間に家庭用エアコンや電子レンジなどを使用する際には、ポーダブル電源を使用するなどの対応が必要だと思いました。
外部電源については、あるに越したことはありません!
特に夏は夜も気温が下がらないとことが多いので、外部電源は必須。
RVパークなどの電源がとれる施設を事前に予約したり探しておいたりした方が良いでしょう。
夏でも夜は涼しく過ごせる高原や標高が高いところに遊びに行くようであれば、今回紹介したような使用感になると思います。
ただしソーラーをあてにしていると曇りや雨だった場合に電力が足りなくなる可能性があるので注意が必要です。
まだまだ日中は暑いので、状況を見ながら無理のない程度に車中泊旅を楽しみましょう!