家族全員で旅を楽しむために!!犬連れ車旅の10の心構え
愛犬の健康状態を把握しておく
不調を自分で訴えられない愛犬の病気のサインは飼い主が見抜くことも大切です。
しかしどれだけ注意して観察していても、無症状の病気や病院の精密機器や血液検査でしかわからない病気も多数存在します。
もしも愛犬が病気を患っていることを知らないまま負担のかかる車旅をさせてしまった場合、症状が悪化する可能性も否定できません。
そのため、安心して車旅を楽しむためにも事前に獣医師の診察を受けておくことがおすすめです。
感染予防対策を
犬も人間同様、さまざまなウイルスや菌による感染症を引き起こします。
特に飼い主の義務である「狂犬病ワクチン」や犬が起こしやすい感染症予防としての「混合ワクチン」を打っておくことが大切です。
また、冬の時期以外はマダニやノミ、フィラリアの予防などを済ませておき、安心した車旅に出かけましょう。
旅行先での「万が一」に備えておく
人間であれば急病や大怪我をすれば救急車を呼び、近くの病院に搬送してもらえますが、動物はそうはいきません。
地域や病院によっては動物用の救急車を運営しているところもありますが、それでも数は足りず、必要な時にすぐ駆けつけられるとは言えません。
そのため、愛犬に「もしも」のことがあれば飼い主が近くの動物病院に搬送する必要があります。
しかし、飼い主が混乱している中で「休日や夜間でも空いているか」「急病の場合かかりつけでなくても診てくれるか」「手術や精密検査ができる病院か」など条件に見合った動物病院を素早く見つけるのは難しいのが現状。
そのため愛犬と共に旅行に行く場合は、旅行先にある休日や夜間も対応している動物救急病院や、近くの病院のリスト、愛犬の既往歴や定期薬などをまとめておくなどして、事前に準備しておくと安心です。
車旅で愛犬に必要なグッズを揃える
愛犬を連れて車旅に出かける場合、季節や場所、その子によっても必要な持ち物は変わりますが、これから車旅に出かけられる方はチェックしてみてくださいね。
・ドッグフード、フードボウル
・飲料水、専用のボトルやボウル
・ペットシーツ、マナー袋、排泄後流す為の水
・ワクチン証明書
・犬用おもちゃ
・犬用レインコートや洋服
・犬用虫除け
・肉球保護クリーム
・ブラシ、シャンプー(シート)、タオル
・病院などの連絡リスト
・持病があれば処方された常備薬など
・ポータブルファン
・温度湿度計
・ブランケットなど
少しずつ旅行の練習をする
長時間のお出かけは酔いやすい犬だけではなく、車に慣れた犬にとってもストレスになります。
そこで、最初は15分程度のドライブから始めてみて、次は30分、1時間、2時間と少しずつ時間を長くしていき、愛犬が車旅に慣れるように工夫しましょう。