購入を検討している車種を取り扱っているディーラーが自宅の近くにない場合、遠方まで足を伸ばすことがあります。
遠方のディーラーで車を購入した場合、定期点検や車検などのアフターサービスは問題なく受けられるのでしょうか？
遠方で車を買ったユーザーは、アフターサービスどうしてる？
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「近所に希望するメーカーのディーラーがない」「ディーラーはあるが希望車種の納期が遅い」「希望の値引きをしてもらえなかった」などの理由で、遠方の店舗を訪れるユーザーは少なくありません。
そういったケースを踏まえ、前提として、遠方からの来店であってもディーラーは車を販売してくれます。
その場合のアフターケアはどうしているのか、ある自動車ディーラーの関係者に話を伺ったところ、以下のような回答が得られました。
「基本は地元のお客様が多いですが、他の都道府県から過去からの付き合いで車を買いに来るお客様もいらっしゃいます。中には高速道路で1時間以上かけて来店されるお客様も担当顧客にいますね。購入後もお付き合いがあり、車検や点検を受けられるケースが多いです。万が一の故障でも、全国の販売店で対応してもらえる保証パックが設定されていますので、購入後はどの店舗でも点検・修理を受けることができます。ただ、気心知れたお店で対応してもらえた方が安心と、敢えて遠方でも購入したディーラーに点検や車検を依頼しているようです。」
つまり、たとえ遠方であっても、付き合いのある店舗に車検点検を依頼したいユーザーが多いとのこと。
利便性を重視すれば点検や車検は近隣店舗で行ったほうがよい場合もありますが、お話によれば、「遠方店舗では購入だけ、車検点検は近隣の別店舗」というユーザーはあまりいないようです。
今回話を伺ったディーラーの関係者は「遠方のお客様修理・車検点検は可能な限り対応しています。」と話していました。
ディーラーとしては、点検や車検で定期的に入庫してもらえれば車の不具合にも気づきやすいですし、買い替えの提案もしやすくなるというメリットもあるのでしょう。
他店舗や他社ディーラーであっても、急な故障やトラブルで来店した際は親身になって対応してくれるケースがほとんどです。
しかし、普段の点検や車検といった大きな整備の際は、購入時からお付き合いのあるディーラーやスタッフに任せたほうが安心です。
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ライター：長谷川 優人