見たことある?意外な動物が登場するご当地「動物注意」標識27選
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実は、動物警戒標識の”動物の絵”は何でもOK!
よく見る絵柄の「動物警戒標識」
動物警戒標識は正式には「動物が飛び出すおそれあり標識」といい、「動物が飛び出してくる可能性があるので、飛び出してきた動物に衝突しないように注意して通行しなさい」という意味を持ちます。
動物警戒標識は、高速自動車道や峠などで多く見られ、動物が飛び出すおそれがある場所の手前から30m~200mほどの位置に設けられています。
標準の標識はシカとされていますが、原則的に内側が黒く縁取られた黄色いひし形の看板に、動物が描かれているデザインであれば、描かれる動物の種類は指定されていません。
いつも見かける動物から、その場に居合わせても気付かないような動物まで、様々な動物が描かれた動物警戒標をご紹介します。
【レア度★☆☆】よく見るかわいい動物注意標識
標準デザインであるシカをはじめとする、日本国内の全域で見られる一般的な動物の標識です。
シカ (国内ほぼ全域)
シカの標識は、山間の高速道路や峠道などでよく見られる、日本で最もポピュラーな動物警戒標識といってよいでしょう。シカは全国に広く分布しているため、日本人にとって馴染みの深い生き物です。
タヌキ (国内ほぼ全域)
タヌキの動物標識もよく見かけます。山間部はもちろん、近年は住宅街にまで出没する動物で、ヘッドライトに浮かび上がるシルエットは猫に似ています。
タヌキの動物標識はバリエーションに富んでおり、地域ごとに様々なデザインを発見することができます。
イノシシ (沖縄)
たびたび人里に降りてきてお茶の間のニュースを賑わすイノシシは、衝突したら車が大破してしまうこともあります。
また、鹿児島県徳之島の「リュウキュウイノシシ」は絶滅危惧種に認定されているため、写真のように保護の目的も兼ねて標識になっています。
キツネ (国内ほぼ全域)
キツネはタヌキと共に童話にも登場しますが、タヌキと比較すると標識はそれほど多くはありません。ちなみに、日本で見ることのできるほぼ全てのキツネは「アカギツネ」という種(もしくは亜種)です。
クマ (国内ほぼ全域)
クマは30都道府県以上もの広範囲に生息しているため、クマの標識も全国的に見かけます。ちなみに本州ではツキノワグマ、北海道ではヒグマが生息していますが、上の画像はツキノワグマです。
近隣住民や観光客に注意をうながす「熊出没注意」の看板もありますが、こちらは道路標識とは異なるものです。
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