キャンピングカーでの防災備蓄品10選を徹底公開(食料品編)

駐車場に停められたキャンピングカー 知識

突然ですが、読者のみなさんは防災対策をされていますか?

災害発生時、人命救助のリミットととなる72時間(3日間)は生存者の救助が優先されます。その為、物資が届き、配給などが本格化するのはそれ以降と言われています。

ということは、最低でも3日分の物資を備えておく必要がありそうです。勿論、道路寸断などが発生すれば、救助が来るまでもっと時間がかかるかもしれません。

災害発生時だけに限らず、有事の際に買い占めに走るのは、モラル的に問題視されていますし、そして何より、何かが起こってからではもう購入できない可能性もあります。

キャンピングカーは災害時の避難場所としても活用できたり、ソーラーなどで発電ができたりと、ここ数年、防災の観点からも注目されています。

そこで今回は「バンライフしている我が家では、常にこんな備えをしているよ!」という内容をご紹介します。

どんなものが備蓄に向いているか

一般財団法人 日本気象協会の「トクする防災」にはこう記載されています。

1.常温で長期間保存できるもの(半年以上を目安に)
2.携帯しやすいもの(パッケージ商品)
3.加熱がいらない・お湯が必要ないもの
4.普段から食べ慣れているもの

参考:https://tokusuru-bosai.jp/

これを参考にしつつ、我が家ではこんなものを備蓄しています。

備蓄しているもの

パックご飯とフリーズドライ米

パックご飯とフリーズドライご飯

我が家ではパックご飯を6パックは必ず備える様にしています。2人で3食分に該当します。

パックご飯は慣れないと独特の香りが気になります。私は定期的に食べていますが、未だに気になります。なので炊きたてのお家ご飯に慣れている方は、是非普段から食べ慣れておかれることをオススメします。

パックご飯はグラム数が異なる物がありますので、ご自分の食事量に合わせて用意されると良いですね。

また非常食のおかずは味付けが濃い目なので、お米は普段よりも多めが良いのか、普段と同じで満足できるのかも調べておかれると良いでしょう。

そしてお水を入れて食べられるタイプのフリーズドライ米も数食分備えています。ただしこの種類はかなり味がしっかりしているので、味付きのお米だけでなく白米も用意されておくと良いでしょう。

お湯でもお水でも作れるタイプですが、お水だと商品によっては1時間待たなければならない物もあります。食べたい時間から逆算してお水を入れておく必要があります。お腹が空くと人間、イライラしますからね。

食べた感じは、パックご飯よりも香りは気になりませんでした。ただし、しっかり時間を守る必要があります。お湯も沸かせない時は水で作るほかありませんが、やはりお湯で作れると満足度が上がります。

500mlペットボトルのミネラルウォーター

お水は常に8L用意しています。2Lペットボトルを用意していますが、女の人が持ち出すことや衛生面で考えたら、500mlペットボトルの方が良いかもしれません。

ちなみに以前、台風災害で長期停電していたエリアへお手伝いに伺った時に「ペットボトルのジュースはあるけど、お水やお茶がなくて…」と困っておられる方が多数いらっしゃいました。

いざという時にはスッキリとシンプルな味の飲み物が好かれるようです。それに、他の保存食も味が濃い目の物が多いので、やはり水やお茶があると良いでしょう。

ラベルなしの物は分別の手間が減るので楽ですね。

(参考記事;

完全自立・発電機搭載型キャンピングカーで出来た災害支援と活動(前編)

2019年10月17日

完全自立・発電機搭載型キャンピングカーで出来た災害支援と活動(後編)

2019年10月19日

カップ麺

カップ麺

我が家では賞味期限ごとに管理しています。ひと月2〜4個程のカップ麺を4か月分備蓄しています。2人で4〜5食分に該当します。

カップ麺は慣れと、飽きないように味を数種類用意されると良いでしょう。

また水きりが必要なカップ麺よりも、スープを飲み干せるタイプの物が良いかもしれません。特に寒い季節は温かいスープを飲むことで体の中から温められます。これは安心感にもつながります。(※塩分摂取量に注意)

トクする防災には「加熱がいらない・お湯が必要ないもの」という記載がありますが、キャンピングカーの場合はカセットコンロなども備えているので、カップラーメンも良いと思います。

袋麺

インスタント袋麺

我が家では10袋程度備蓄しています。

カップ麺とは別に袋麺も用意しています。カップ麺よりもかさばらないのが気に入っています。食事ごとに鍋を洗う必要がありますが、たまに「狭い所にみっちり備蓄してカップ麺の容器(プラスチック)が割れてしまっていたので、結局食器が必要になった」という声を聞きます。それを考えたら、鍋1つと袋麺でも良いかもしれません。

勿論味に飽きないように、数種類の味を用意していますよ。

ゼリー

ゼリー

我が家は味に慣れた普通のゼリーを備蓄リストに入れています。最近では栄養価が高い、病院食にも出るようなゼリーも一般に販売されています。

ちなみに我が家では、どうしても私が栄養価の高いゼリーの味に慣れることができず、普通のゼリーにしています。本当なら、長く日持ちして栄養価が高い物の方がベストでしょう。

栄養補助食品

栄養補助食品

これも普段から食べておいた方が良い食品です。

調理も待つ時間もいらず、手軽に食べられるタイプの物です。小分けになっているので、少しずつ大事に取っておいて食べられるのも良いですね。

最近ではクリームが挟まったタイプや様々なドライフルーツが入ってシットリしたタイプの物もあるので、色々試して食べやすい物を備蓄されることをオススメします。

日持ちするお菓子、ブドウ糖豊富なラムネなど

お菓子

防災食とはいえ、やはり味にも疲れてしまう時や気晴らしに食べられるように、おやつです。

勿論おやつとして食べなくても、食事の替わりにもなりますよね。乾パンも良いですが、広い年代で食べられる柔らかいクッキーがあると何かと便利だと思います。

そしてかさばらないので、小さなお子さんのリュックにも忍ばせておける系の備蓄品はオススメです。

レトルト食品

レトルト食品

お米にかけるタイプのルーです。カレーやハヤシライスのルーも日持ちするので、備蓄に向いています。

個人的には紙パックは備蓄するのに邪魔になると思っていたのですが、有事の際には火種になるので紙パックの物が良いかもしれませんね。

缶詰

缶詰のおかずや果物

缶詰はプルトップタイプの物が手軽で良いでしょう。空き缶は後々容器にも変わるので、切り口が綺麗な物だと怪我の心配も減りますからね。

缶詰は集まると重量級選手なので、色んな味の物を少量ずつ備蓄しておくと飽きなくて良いと思います。

賞味期限を見ながら、おかずや酒の肴に順次食べて入れ替える様にしましょう。

スポーツドリンク

スポーツドリンクと栄養補助食品のゼリー

水分補給だけでなく、脱水症対策、熱中症対策にもなるマストアイテムです。

栄養補助食品のゼリータイプの物もこちらに載せていますが、食事が喉を通らない時にはやはりこういったアイテムで水分・栄養分を摂取する必要があると考えています。

特にパウチタイプの物は横になりながらも摂取出来るし冷蔵庫に入れておけば氷まくら替わりにもなるので、気に入って備蓄しています。

なぜ普段から備蓄しているか

報道などで見る備蓄品リストが多く、備蓄をするのは面倒だという方もいらっしゃるのではないでしょうか。私も最初はそう考えており、バンライフを始めるまでは備蓄らしい備蓄もしていませんでした。

それなのに、なぜ家よりも収納スペースが少ないキャンピングカーに備蓄をするようになったかと言うと、私が持病持ちなのも理由のひとつです。

普段から、私の体調が悪い時には夫が時間関係なく看病をしてくれ、空き時間で片手間に保存食で食事をしてもらうことがあります。そして私はゼリーやスポーツドリンクでふんばります。

バンライフ中でもそんなことが起こるので、常に備蓄をしてあるのです。

備蓄をするようになって、気持ちの変化が起きました。

それまでは体調を崩してから「あれがあれば良いけど、買いに行くのもしんどい…」ということが多々ありました。これは、日常的に備蓄していないからです。

でも意識して備蓄している今は「もし自分がダウンしても、食べ物には困らないから、しっかり看病してもらおう」と気持ちに余裕が生まれました(笑)

でも気持ちの余裕を持つことで「早く治さないと」ではなく「いつかは良くなるから」と思うことができ、実際に回復が数日早くなった気がします。

まとめ

このように我が家では2人で約5〜7日分の防災備蓄をしています。

“備蓄”「そんなものとっくにしてる」とおっしゃる方も多いでしょう。「面倒だわ〜」とおっしゃる方もいるかもしれません。

しかし今一度、災害時のことを考えられてみてはいかがでしょうか。そして何も起こらなければ、それは良いことで、定期的に酒の肴にでも、笑いながら備蓄品をつまんでみてはいかがでしょうか。