【2024年版】夏の車中泊対策!工事不要で車内で使えるポータブルクーラー5選
目次
工事なし!持ち運びできる車中泊向きのポータブルエアコン5選
シンプル機能のJESIMAIK「ポータブルエアコン QN650」調査時価格68,700円(税込)
JESIMAIK「ポータブルエアコン QN650」は、コンパクトなボディに0.69kWの冷房性能を搭載したポータブルクーラーです。
コンプレッサーは信頼のパナソニック製。
本体は約9.5kgで、ハンドル付きなので片手で持ち運べます。
ポータブル電源と組み合わせれば、車中泊やキャンプでも使えます。
16~30℃の範囲で1℃単位の温度設定が可能で、微風・弱風・強風の3段階の風量の切り替えができます。
風向きは送風ダクトにより360°調整可能です。
置くだけの簡単設置ですが、付属の排気用ダクトとドレンホースで水と熱を外に排出する必要があります。
ダクトを装着した状態で、1mの基準距離での稼働音は44dB~64dB。
静かなキャンプ場で使う場合や、音に敏感な方は注意が必要です。
業界最軽量、FOGATTI「ポータブルエアコン」調査時価格69,990円(税込)
FOGATTI「ポータブルエアコン」は重量わずか6.9kgのコンパクトなボディに、0.65kWの冷房能力を備えたポータブルクーラー。
女性でも持ち運べる重さで、これは現在市販されているポータブルクーラーで最軽量クラスだそう。
4m²の冷却範囲をもち、ほとんどのテントや車に対応します。
Strongモード、Fanモード、Coolモードの3つのモードを搭載し、16~31℃まで温度調整が可能です。
給電はDC24V、AC110V/220Vに対応。
フル稼働時でも作動音は最大52dBで、就寝時の使用に配慮します。
長さ800mmのテレスコピックホースと、結露用ホースを同梱。
デュアルホースシステムで室外とつなぐことで効果的に熱交換し、室温上昇を抑えられます。
同社のポータブル電源と相性抜群、BougeRV「ポータブルクーラー」調査時価格119,800円(税込)
BougeRV「ポータブルクーラー」は、ハンドル付きで手軽に持ち運べるサイズながら、2.5~3畳を冷やす0.98kWのパワーをもつポータブルクーラー。
ストロングモード、睡眠モード、冷却モード、送風モードの4つのモードを搭載。
「冷却モード」では温度と風速を調整できるほか、「送風モード」では3段階の風量調整が可能です。
約45~150cmの排気ダクトが付属し、温風を室外に排出することで室温の上昇を抑え、騒音を軽減できます。
DC24V、AC110V/220V給電に対応し、BougeRVのポータブル電源の使用も可能。
消費電力は250Wで、一例として1000Whのポータブル電源の場合、約4h使用できるとのこと。
車で使用する場合、ダクトを固定する窓用パネルが別売りされています。
24時間の連続使用で4400mlほどの排水が出るため、排出ルートを確保するかポリタンクなどの用意が推奨されます。
また、運転モードによって運転音が45~65dB程度に達します。
この製品に限ったことではありませんが、テント内など静かな場所で使う際には注意が必要です。
強力な冷風能力をもつEENOUR「ポータブルエアコン PA600」調査時価格159,990円(税込)
EENOUR「ポータブルエアコン PA600」は、1.758kW(6000Btu)もの冷却能力をもつ強力なポータブルエアコン。
これは5~6畳ほどの空間をパワフルかつスピーディに冷却できる能力だそう。
パナソニック製の2気筒式コンプレッサーを採用し、わずか3分で吹き出し口の温度が外気温より8~12℃低い数値に達します。
本体の重さは約13.8kg、両手でハンドルを持って運びます。
二つの吹き出し口と、上下左右に動くルーバーで風向きを調整できるほか、ダクトを取り付けると360°の風向き調整が可能。
冷風、送風、除湿、スリープモードの4つのモードを搭載し、風量は7段階調整、温度は16~31℃の範囲で設定できます。
0.5h単位で8hまでセットできるタイマー機能付きで、操作はすべて付属のリモコンで可能です。
ダクトを装着し、1mの基準距離で測定したときの動作音は42~56dB程度。
別売りのEENOUR大容量ポータブル電源と組み合わせると、場所を選ばず使うことができます。
長さ1mのドレンホース付きで、排水を離れた場所に流すことが可能。
車内やテントなどの閉めきった空間で使う場合は、付属の排気ダクトで熱を外に排出する必要があります。
冷却能力、除湿機能、タイマーなど、据え置き型と比べても遜色ない性能を備えたハイエンドモデルと言えます。
暖房も可能な本格エアコン、EcoFlow「WAVE 2」調査時価格143,000円(税込)
EcoFlow「WAVE 2」は、アウトドアレジャーでは定番のポータブルエアコン。
1,500Wの冷房性能と1,800Wの暖房性能を備え、厳密な意味で「エアコン」と呼ぶことのできる製品です。
給電方法も多彩で、まずは100-120V/220-240VのAC電圧に対応。
そして1,159Whの容量をもつ専用バッテリーパック(別売り)を接続すれば、最大8時間のコードレス運転が可能になります。
もしポータブル電源「EcoFlow DELTA 2」や「DELTA Max」を使用すれば、約7-14時間の超ロング運転が可能です。
ソーラーパネルやシガーソケットでも給電可能で、多彩な4WAY給電が魅力となっています。
操作はアプリから可能で、おやすみモードでは動作音が44dBと静音性にも配慮。
本体を屋外に出してダクトで冷気を送る、付属の窓パネルを利用してダクトを2本外に出す、などいくつかの設置方法があります。
湿度70%以下であれば冷房時の排水は不要、暖房使用時は排水が必要です。
まとめ
総じて、シンプルな冷却機能のみを有し、テントやバンなど2~3畳の小空間を冷やすなら7万円前後。
除湿や暖房などの本格的な機能を備えたハイエンドモデルは10万円から15万円程度を予算として考えるとよいでしょう。
いずれもキャンプサイトなど開けた場所で使う場合は設置場所の自由度が高いですが、車内で使う場合はダクトで排熱・排水できる開口部を用意する必要があります。
コンプレッサーの動作音もあるため、事前に設置場所をよく検討するのがおすすめです。
しかし条件さえ合えば、扇風機や冷風扇とは段違いの冷却性能を得ることができます。
家庭用エアコン非搭載キャンピングカーや、普通車での車中泊の強い味方となってくれるでしょう。