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ギア・アイテム

ギア・アイテム

車旅したいけど花粉症がつらいという方!!オススメなアイテムありますよ!!

寒波が過ぎればドライブや車中泊を楽しみたい方が増えてくると思いますが、2月以降の車旅で心配なのが「花粉症」です!

2022年は関東から九州にかけて2月中旬頃から飛散するといわれ、北陸から北は例年よりやや早く始まる見込みです。

現在花粉症の方にとっては辛いシーズンが訪れようとしていますが、鼻水やくしゃみ、頭痛、倦怠感のなどの症状は新型コロナウイルス感染症の症状と類似していることが多く、検査をしなければ鑑別が難しいのが実情です。

筆者自体はまだ花粉症には悩まされていませんが、もともと極度のアレルギー体質のためいつ発症してもおかしくない状態です。

そこで今回は車旅を楽しむためにオススメな花粉対策やアイテムをご紹介していきます。

今まで花粉症となっていなかった方でも、これから発症するケースもあるので、ぜひ参考までにチェックしてみてくださいね!

花粉症は誰でも起こり得る?!


花粉を発する木

花粉症は人の体内の免疫反応が花粉に対して過剰に反応し、くしゃみや鼻水、涙、目や肌の痒みなどの症状を引き起こします。

人によって反応する花粉はそれぞれ異なりますが、2月から4月はスギ花粉に悩まされる方が多いのが特徴です。

その他の有名な花粉としては、ヒノキ花粉やイネ科花粉、雑草類の花粉などがあげられます。

花粉症になりやすい方は遺伝的に花粉症やじんましん、ぜんそく、アトピーなどのアレルギーを起こしやすい体質の方がほとんど。

また、加齢や病気などに伴って免疫力が衰えることで、急に花粉症になった…という方も少なくありません。

そのため現在はまだ花粉症となっていなくても、突然発症することもあるので、可能な限り対策を練っていた方が安心です。

次のページ▷ 花粉症対策の必須アイテムをご紹介


車旅での花粉対策


マスク(濡れマスク)で花粉をブロック




コロナ禍によって日常的なアイテムとなっているマスクは花粉ガードにおいても必需品。

近年はマスクの種類が豊富ですが、選ぶ際はサイズや形状が顔に合っているかを確認することが大切です。

もし半日以上外出する際は、替えのマスクを持参してこまめに交換することも花粉症対策では重要です。

また花粉症の方の中には、起床時に鼻水や喉の違和感などの症状が現れることが多々あります。

特に花粉が侵入しやすい環境でもある車中泊を楽しむ方の場合は、寝ている時もマスクを装着し花粉を吸い込まないようにすることが得策です。

そこで就寝時にオススメなのが「濡れマスク」です。

濡れマスクは手作りでも出来ますが、すぐに乾いてしまうことが難点のため、車中泊の際は特に「のどぬーる ぬれマスクたっぷり蒸気」などの市販のものがオススメです。

こちらの製品の効果は10時間と、しっかり朝まで効果が続きます。

さらに温かい蒸気が出ることで、鼻口腔内の保湿や安眠作用にも効果的で、朝晩寒い春や秋の季節にもピッタリです。


花粉ガードスプレー


スプレーを顔や衣類などに振りかけるだけで、スギやヒノキなどの花粉を効率的にガードしてくれる「花粉ガードスプレー」は、マスクと併用して手軽にできる花粉対策の一つです。

スプレーに含まれるイオンの膜によって、花粉を吸着し体内に侵入するのを抑えたり、乾燥する季節には厄介な静電気を予防してくれたります。

現在さまざまな商品が発売されていますが、個人的にオススメなのは以下の2種類。

①花粉ガードスプレー モイストヴェール



こちらは4種類の保湿成分を配合しているので、花粉だけでなく肌の乾燥が気になる女性にオススメです。
微細なミストタイプのスプレーなので、化粧した顔に直接振りかけられるのも嬉しいポイントです。



②アレルブロック 花粉ガードスプレー ママ&キッズ





3歳以上のお子さんがいる方には、無香料、無着色な肌に優しい低刺激タイプの花粉ガードスプレーがオススメです。

子供や肌が弱い方が使用する場合は事前に上腕の内側に軽くスプレーしてみて、その箇所に異常がないことを確認することが大切です。

もしお子さんに異変がなければ、目や口に入らないように20cm程距離を離して軽くスプレーすることがポイントです。

鼻に白色ワセリン




白色ワセリンは赤ちゃんにも安心して使える天然成分である石油を精製して作られた保湿剤です。

その白色ワセリンを鼻の入り口付近や瞼などに薄く塗るだけで、ワセリンの油膜が花粉を吸着し花粉の侵入を予防してくれると期待されています。

ワセリンに付着した花粉を取り除くためには適宜拭き取る必要がありますが、塗るだけで症状が和らいだという報告も多くあり、筆者の母親もそのうちの1人です。

白色ワセリンは花粉症以外にもアウトドアで起こりやすいしもやけや火傷、傷などの一時的な応急手当てとしても活用できオススメです。


鼻うがい




鼻うがいは、使用方法を間違えば痛みが伴い、粘膜を傷つけて逆効果となる場合もあるので注意が必要です。

鼻うがいに慣れていない方や抵抗のある方、車旅中など気軽に使用したい方は鼻シャワーと呼ばれるスプレータイプのものがオススメ。

使用方法も簡単で痛みもほとんどありませんが、鼻の炎症がひどい方は病院で一度診察してもらい、適切な点鼻薬を使用するようにしましょう。

アレルシャット 鼻シャワー 鼻洗浄 やわらか ミストタイプ 70mL
アレルシャット

アウターや帽子は車内に入る前に外で花粉を落とす


キャンピングカーの写真

車旅で花粉症を予防する大切なポイントの一つが、「車内に花粉を持ち込まないこと」です。

毛織物による上着やコートなどのアウターは花粉が付着しやすいので避ける方が無難。

そこでオススメなのがアウトドアでも活用できる防水加工を施した化学繊維のアウターや帽子です。

表面の凹凸が少ないので花粉が落としやすく、防水加工を施していれば車内に入る前にさっと大判のウェットティッシュなどで拭き取ることが可能です。

また専用の収納袋に入れることで車内への花粉の持ち込みを最小限にすることもできます。

こまめに掃除をする


車内の天井

花粉を車内に持ち込まないことが大切ですが、車内の湿気やニオイ、感染予防対策のためには適宜換気することも必要です。

掃除用具

車内に入った花粉は床や壁、座席シート、家具などに癒着しやすいので、湿らせたハンディモップや厚手のウェットティッシュなどで拭き取るなど、こまめに清掃することがオススメです。

免疫力を高める


家族とキャンピングカーの写真

花粉症を発症しない、悪化させないためにはご自身の免疫力を高めることも大切な要素です。

特に疲れの溜まりやすい車旅では体の免疫力が低下しやすいので、運転中は適宜に休息を取ることが大切です。

また、車中泊を楽しみたい方は睡眠の質を高められるように寝具や車内の環境を工夫したり、栄養が偏りすぎない車中泊飯を心がけたりするなど、ちょっとしたことを意識し行動してみるだけでも身体への負担は変わってきます。

花粉症を発症している自覚のある方はまず病院受診がオススメ


花粉症をすでに発症してしまっている方は、症状に合った適切な薬を処方してもらっておくことも楽しい車旅を過ごすポイントの一つです。

血液検査をすることでご自身が何の花粉でアレルギー症状が出るのかも把握することができます。

その結果によっては、特定の花粉の樹木が少ない地域を選んで車旅に出かけるといった選択肢も可能。

現在はコロナ禍の影響もあり、なかなか病院に受診しづらい現状もありますが、市販で販売されている花粉症対策の薬を購入する場合は、車を運転する時でも服用できるタイプのものを選びましょう。

花粉に負けず楽しい車旅を!


キャンピングカーの写真

暖かい季節は花見やピクニックなど自然を満喫し、快適な車旅や車中泊を過ごすにはピッタリです。

花粉症対策のアイテムは今回ご紹介した以外にもまだまだ数多く存在しているので、ぜひ皆さんも今回ご紹介した内容を参考に、ご自身に合った対策やアイテムを取り入れて花粉に負けない楽しい車旅を満喫してみてはいかがでしょうか?

racche

夫婦、男の子2人、愛犬3匹とキャンピングカーライフを日々満喫中! 夢は日本全国をキャンピングカーで巡り、家族との想い出をたくさんつくることです。 そんな我が家の愛車はライトキャブコンの「マンボウ」 マンボウと共に、小さな子供や愛犬と過ごす日々の記録や、キャンピングカーについての情報等、お届けしていきたいと思います!