キャンピングカー

冬に怖いのはインフルやコロナだけじゃない!車旅での「ノロウィルス対策」アルコールだけでは不十分!!




もしかしたらノロウイルスに感染した?!キャンピングカーの車内で突然嘔吐してしまった時の対応


テーブルやフロアなど退色や劣化の心配がない場所に嘔吐した場合


車内

1.窓を開けたり、マックスファンを稼働するなどして換気をする
2.安全な場所に停車する
3.シートベルトを外し楽な姿勢を取るか、エチケット袋を持って一旦外に出て新鮮な空気を吸う
4.同乗者は携帯用手指消毒を行ったあと必要物品を準備する
(マスク、手袋、ポリ袋、大きめのポリ袋をかぶせたバケツ、希釈した次亜塩素酸ナトリウム液)
5.マスクと手袋を装着して、大きめのポリ袋があれば頭元を開けて感染用予防エプロンとして着用する。(足元も汚れそうなら足にビニール袋を履く)
6.吐物からノロウイルスが、浮遊・飛散しないように吐物とその周辺にキッチンペーパーを敷き詰める
7.希釈した0.1%次亜塩素酸ナトリウム液を全体に軽くかける
8.吐物を広げないように外側から中心に向かってゆっくり取り除く
※その際、手袋した上から手にビニール袋を被せて吐物を回収すると、装着した手袋が汚れにくくおすすめです
9.キッチンペーパーを再度同じ場所に敷き詰めて0.2%次亜塩素酸ナトリウム液をかけて約10分間浸す
10.嘔吐した周辺を0.1%次亜塩素酸ナトリウム液に染み込ませたキッチンペーパーで拭く
11.外に出て手袋と足カバーをゆっくり外す
※手袋の外側は汚染されているので触れないように外す
12.手指消毒をした後、新しい手袋を装着して車内のドアノブや家具など拭ける場所は、0.02%次亜塩素酸ナトリウム液に染み込ませたキッチンペーパーで拭く
※金属製やプラスチック製のものは劣化する可能性があるので、10分後くらいに水拭きする
13.10分間浸けておいたキッチンペーパーを外側から中心にかけて拭きとり、再度清潔な0.1%次亜塩素酸ナトリウム液に染み込ませたキッチンペーパーで拭く
14.手袋→手指消毒→ポリ袋ガウン→手指消毒をマスクの準備に外側を触らないようにゆっくり外しゴミ袋へ捨ててしっかり封をする(二重ならより安心)
※ゴミは各自治体の処理方法に従う
15.手洗い、うがい、手指消毒を行う
16.嘔吐した人は症状が落ち着けば手洗いやうがい、手指消毒、着替えを行い、次嘔吐しても大丈夫なようにエチケット袋などを備えておく



衣類やすぐに取り外しできるフロアマットやシートカバーに嘔吐した場合


シーツ

1.上記の1〜5を行う
2.キッチンペーパーなどで優しく外側から中心に向かって吐物を取り除く
(強く擦ると繊維に染み込みやすくなるので注意)
3.汚染したリネンやフロアシートはビニール袋に入れて周囲を汚染しないように気をつける
4.手袋を外し手指消毒を行った後、再度清潔な手袋を装着する
5.0.02%次亜塩素酸ナトリウム液に30〜60分浸すか、お湯を沸かして(85度以上)1分以上熱湯消毒する
6.0.02%次亜塩素酸ナトリウムで周辺を拭く(金属腐食の恐れがあるところは10分後に水拭きする)
7.上記の13-15を行う
8.他の衣類などとは別にして洗濯する



座席シートやマットレス、チャイルドシートなどすぐに取り外せないものに嘔吐した場合


運転席

1.上記の1-5を行う
2.キッチンペーパーなどで優しく外側から中心に向かって吐物を取り除く
(強く擦ると繊維に染み込みやすくなるので注意)
3.次亜塩素酸水や0.02%次亜塩素酸ナトリウム液に染み込ませたキッチンペーパーなどである程度汚れを拭き取る
4.あて布をしてスチームアイロンの高温で2分以上当てる。通常のアイロンの場合は当て布を濡らして硬く絞ったものを使用して、当て布が乾くまでアイロンを当てる
5.上記の13-15を行う
6.汚れや感染が心配な場合は、天気のいい日にシートを取り外し再度クリーナーなどで洗浄して天日干ししたり、専門車内クリーニング業者に依頼する



まとめ


キャンピングカー

今回はノロウイルス対策と、車内での嘔吐処理方法についてご紹介しました。

ノロウイルスの後処理は本当に大変ですが、ご自身やご家族が症状が出た際は慌てず騒がず冷静に行動することも大切なポイントです。

今回ご紹介した内容をぜひ参考にして安心・安全な車旅や車中泊を楽しんでください!