秋は絶好の車中泊シーズン!秋の車中泊快適に過ごすためのグッズや対策をご紹介
暑い夏が過ぎ去り、車中泊にはオススメの季節がやってきました。
個人的にも、暖かい昼間はドライブをしながら紅葉を楽しみ、夜は澄んだ空気のなかで星空をぼーっと眺めて過ごせるのが秋の醍醐味となっています。
しかし、秋の車中泊は過ごしやすいだろうと安易に考えて対策を怠ってしまうと痛い目にあうことがあるので注意が必要です。
そこで今回は、失敗しない秋の車中泊を成功させる筆者オススメの車中泊のグッズや対策などをご紹介していきたいと思います。
目次
秋の車中泊を快適にするグッズ
四季の中でも過ごしやすい秋ですが、昼間と夜では気温に差が出やすく体調を崩しやすかったり、いくら過ごしやすい環境であっても快適に車内で過ごせなければ車中泊を楽しむことはできません。
そこで秋の車中泊中に過ごしやすく寝やすいグッズをご紹介します。
夏から大活躍の小型扇風機
夏に使用することの多いコンパクト扇風機は秋の季節も大活躍してくれるアイテムです。
特に夏場に近い秋は、場所によっては昼だけでなく夜も残暑が残っていることがあります。
特に狭い空間の車内で2人以上が集まればそれだけで「暑い」と感じてしまうことも。
また、小型扇風機を利用しサーキュレーターの役割を担ってもらうことで、「換気」をして感染予防をすることも車中泊では大切なポイントです。
小型扇風機は置き型や、引っ掛けるタイプのもの、クリップ付のものなどあります。
なかにはモバイルバッテリーを取り外せばスマホの充電もできるという車中泊するには嬉しい小型扇風機などもあるので、自分にあったものを使用してみて下さい。
秋も必須な虫よけ対策&グッズ
蚊や虫のシーズンといえば夏を思い浮かび、夏はしっかり対策している人も、秋になればいつの間にか対策しなくなる方も多いかと思います。
しかし、蚊の種類によっては夏よりも春や秋の方が活動しやすいものも多いので、電池式蚊取り器や虫よけスプレーなども必ず準備しておきましょう。
また秋の時期に怖いのがスズメバチ。
スズメバチは9月〜11月までが特に活発に活動し、夏よりも敵に対して敏感になり攻撃的になります。
特に攻撃的なオオスズメバチなどは、10メートル離れていても飛んでくるので、刺される危険性も高くなります。
特に夜は物音や光に敏感に反応するので、車のライトは消して静かに過ごすことが大切です。
また強い匂いのするものや、黒色に近寄ってくる習性があるので、香水やヘアスプレーなどはつけず、洋服も黒色は避けることをおすすめします。
昼間は必須クーラーボックス
秋の車中泊で意外と忘れがちなのが「クーラーボックス」です。
コロナ禍でなければ気軽に買い物ができていましたが、今はできるだけ感染を予防しながら車中泊をすることがオススメ。
そこで、立ち寄るスーパーや道の駅を最小限にするためにも、飲み物や食材はキャンピングカーの冷蔵庫やクーラーボックスに保管しておくことが大切です。
特に秋晴れの日は車内が高温になることもあるため、食中毒を予防するためにも必須アイテムとなります。
ポータブル電源
秋に関わらず1年を通して大活躍するアイテムが「ポータブル電源」です。
大出力によって、気軽にスマホやタブレットなどを充電することができたり、スペックによっては車内で普段の生活に使用している家電製品が使えるものも多く、発電機と異なり夜間でも静かに安心して使えることが魅力です。
光量を調節できる暖色系LEDランタン
キャンプやアウトドアなど外で使用するのであれば灯油やガスランタンなども便利ではありますが、車内で使うなら安全を考慮したLEDランタンがオススメ。
キャンピングカーには室内灯もありますが、白色灯であったり光量の調整ができないものがほとんどです。
あまり明るすぎる環境下でいると、脳が昼間と勘違いをしてしまい、寝つきが悪くなってしまい睡眠の質が落ちやすくなります。
そのため、睡眠をとる2時間前には気持ちを落ち着かせる効果のある暖色系のLEDランタンやライトを用い、寝ている時は安全性の確保を兼ねて光量を最小限にした状態で足元などを照らしておくのがおすすめです。
車中泊におすすめな寝具
クッション収納タイプの寝袋
過ごしやすい秋シーズンも油断していると風邪をひいたり体調を崩したりすることもあるので、コンパクトに収納できる寝袋は必須アイテムです。
特に収納時はクッションとして使用し、展開すればシュラフになるタイプのものがおすすめ。
昼間は背もたれや休憩時横になる際の足置き代わりのクッションとして使用し、夜寝る時はサッと取り出せるので昼夜問わず活用できて便利です。
インフレーターマット
車中泊の際はベッドマットが事前に装備されたキャンピングカーでない限り、シートは硬く凸凹もあるため寝心地がいいものとは言えません。
そのため、おすすめしたいのがアウトドア向けのインフレーターマットです。
自動膨張式のものであれば、収納はコンパクトながらバルブを開けると自動的に空気が入るので、あっという間にマットを展開することができます。
現在さまざまなインフーターマットが発売されていますが、その中でも厚みは最低でも5cm以上あるものがおすすめです。
また寝心地としても質が良いものを選ぶのをおすすめします。
吸湿性・放湿性の高い敷きパッドやカバー
マットの上に敷きパットやカバーは不要だと思う方もいるかもしれませんが、涼しい秋でも寝ている際は発汗されています。
寝心地を良くするだけでなく、シートやマットに汗染みが染み込むのを防ぐためにも、マットの上には吸湿性・放湿性のあるものを使用するのがおすすめです。
寝る際はパジャマ(衣服)に着替えよう
車中泊の寝る時くらい、わざわざ着替えなくてもいいのでは…。
と思う方もいるかもしれませんが、衛生面はもちろんのこと、夜グッスリ寝たい方はぜひ寝るとき専用の洋服やパジャマを準備しておくことをオススメします。
寝心地の良い薄手で長袖のパジャマ
秋の車中泊で寝袋を使用する場合、ある程度体内の熱を通す服装の方が温まりやすくなります。
しかし半袖で寝てしまうと夜中や朝方に寒すぎたり、反対に裏起毛や厚手のパジャマだと暑すぎて寝苦しくなることがあり、夜寝る際は自分にとって寝心地の良い薄手で長袖タイプのものがおすすめです。
吸湿発熱性の高いヒートテックインナー
秋の車中泊でも、駐車する場所によっては冬並み防寒対策も必要になります。
特に標高が高い場所は気温がさらに下がりやすくなるため、インナーは吸湿発熱性に優れているヒートテックを着用し、必要時は冬並みの予防グッズを用意しておきましょう。
薄手のライトアウター
日中はまだ暖かい秋。
日中はまだTシャツなどで過ごしている方でも、夕方には寒くなりやすいので、そんな時はサッとすぐ着られるライトアウターを最低1着準備しておくと安心です。
特に薄手のカーディガンであれば荷物もかさばりにくく、足元が冷えやすい女性は膝掛けとして使用することもできておすすめですよ。