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【最新2024年版】ホームセンターと100均でみつけた便利な車中泊グッズ



ホームセンターや100均ショップは車中泊用品やアウトドア用品の宝庫だ


実はこの写真の中に写っている大半の物(もちろん畳まれたインフレータブルSUPは違うが)はホームセンターか100均ショップで入手している。

「ホームセンターや100均ショップでみつけた車中泊用便利グッズ」のようなテーマは色々な人の記事に取り上げられ、私も度々書いたことがあるベタなものではあるが、ホームセンターや100均ショップが安くて便利な車中泊用品やアウトドア用品を入手できる宝庫であることも事実だ。

そして、もう出揃ったかと思いきや、また新たに面白い物を発見してしまうこともある。

ということで、この記事では2024年前半にホームセンターや100均ショップで入手した物の中でも特に光っていると感じた物や、良いアイディアを思いついたと感じたような物をご紹介しようと思う。

コメリのクーラーバッグ


暖かくなってくるとクーラーボックスやクーラーバッグなど保冷用品の類に目が向く。

ホームセンター 100均 便利グッズ

2年前に大傑作と感じたのはワークマンの真空ハイブリッドコンテナだった。

真空断熱パネルを利用したクーラーボックスは超のつく強力な保冷力が大きな魅力だが、おいそれとは手の出しにくい大変高価な物が多い。

そんな中、この真空ハイブリッドコンテナは、サイズは小振りながら手頃な価格(¥3500)で、真空断熱の強力な保冷力を身近に体験させてくれた優れた製品だ。

ホームセンター 100均 便利グッズ

しかし、縦長の1Lのペットボトルが入らない(高さの低い幅広タイプの1Lボトルなら入る)小さめのサイズで、円筒形(価格は少し高くなるが現在はスクエアタイプもある)は入れる物によっては容積的に効率が悪い場合もある。

そんなわけで車中泊旅でのメインの保冷庫になるような物ではないのだが、使い道はアイディア次第で、特徴を活かした使い方をすれば大変重宝する物なので、相変わらず愛用(保冷だけでなく保温にも使えるので、年間通して重宝する)している。

パワーコメリのアウトドア用品


しかし、今年また大変魅力的な保冷関連グッズを見つけてしまった。

クーラーバッグ ホームセンター 100均 便利グッズ

ホームセンター コメリのオリジナルブランドのクーラーバッグだ。

コメリは他のホームセンターと比較するとあまり規模の大きくない店舗が多いが、店舗数はホームセンター界のダントツ1位で、全く栄えていない田園地帯の街道沿いのようなところにポツンとコメリが建っている光景は、現在の日本の田舎の典型的な風景の一つ(沖縄県以外)のようでさえあり、コメリは農家にとっての近強い味方のような存在だ。

また、コメリではアウトドア用品も扱っている。

しかし、あまり大きくない店舗に日用品から建築資材まで一通り揃えているため、大抵の店舗では残念ながらその分野の品揃えが決して充実しているとまでは言えない。

そんなイメージのコメリだが、普通のコメリとはちょっと毛色の異なる「コメリパワー」という名称のかなり大規模な店舗がたまにあり、実はコメリは結構アウトドア用品にも力を入れていて、ナチュラルシーズンというアウトドア用品のプライベートブランドまである。

パワーコメリに行くとかなり広いアウトドア用品コーナーがあり、品揃えも豊富だ。

そして、ナチュラルシーズンブランドは、比較的安価な価格で小物からテントなどまで各種揃い、どこのブランドにもある定番的な製品もラインナップしているが、結構ユニークな製品もある。

私は比較的近隣(30km以上離れた場所だが、房総半島南部でのその距離は十分近隣の範疇)にパワーコメリがあるので、たまに覗いてみるのだが、なかなかに面白い物が見つかることがある。

パワーコメリは店舗数があまり多くないが、通販サイトのコメリドットコムがあるので、近くにパワーコメリのない人は、コメリドットコムを覗いてみることをお薦めする。

ナチュラルシーズン タフクーラーバッグの特徴と利点


そして、ほぼ間違いなく私が今年購入した物のベスト5入りしそうなのが、パワーコメリで発見した「ナチュラルシーズン タフクーラーバッグ」だ。

クーラーバッグ ホームセンター 100均 便利グッズ

片面にはジッパー付きポケットもあり、取り外し可能なショルダーストラップも付属する。片面にはジッパー付きポケットもあり、取り外し可能なショルダーストラップも付属する。



たたむことのできない硬い箱のタイプのクーラーボックスの方が、ソフトタイプのクーラーバッグより保冷能力の面で基本的には有利(全てのハードタイプのクーラーボックスがクーラーバッグより性能的に優れているという意味ではない)なため、車中泊で使うのならソフトタイプのクーラーバッグを選ぶ必然性はあまり高くないと思う。

しかし、私はカヤックの中に入れる必要もあるため、これまでも数々のクーラーバッグを使ってきた経験があるのだが、そういった経験を通して感じていたのは、保冷能力の面でハードタイプのクーラーボックスの方が有利なだけでなく、クーラーバッグは簡易的な製品が多く、特にホームセンターなどに並んでいるような安価な製品にはその傾向が高いことだ。

ところが、このナチュラルシーズン タフクーラーバッグは何の予備知識もなく店頭で手にとってみたのだが、「これはそんじょそこらのハードタイプのクーラーボックスより保冷性能が高そうだ!」と、実際に使ってみる前から少々興奮してしまった。

このクーラーバッグの1番の特徴は厚みが20mmもあるしっかりとしたウレタンの断熱材で全面が覆われ、さらに底には何か硬い芯材のような物も入っていることだ。

見るからに保冷能力が高そうだが、全体的に作りもしっかりしているので尚頼もしく感じる。

性能と容量


どちらも縦横の寸法は長めで、奥行きが狭めで両側に持ち手の付いたトートバッグのようなスタイルなのだが、断熱材のウレタンがしっかりとしているため、トートバッグというより四角い鞄のような形をしている。

クーラーバッグ ホームセンター 100均 便利グッズ

開閉は上部のジッパーなので、飲み物など出し入れをする機会の多い物を入れた際に、上蓋をガバッと大きく開く形より外気の侵入を抑えることができる点でも効率が良い

そして、大きい方のサイズでも保冷庫として容量的に決して大きくはないが、この形のおかげで小さい方の12Lサイズでも2Lのペットボトルを立てて入れることができ、2Lのペットボトル4本と500gの保冷剤2個、或いは500mlのペットボトルなら16本と、同じく500gの保冷剤2個入れることが可能となっている。

クーラーバッグ ホームセンター 100均 便利グッズ

この形は無駄な空間が少なく非常に収納効率が高いため、私が購入したのは12Lサイズだが、実際に335mm x 200mmもある大きな保冷剤を2枚と2Lのペットボトルを4本立てて入れることができた

実際に使ってみても厚いウレタンの断熱材の保冷能力の高さを実感したが、この大きな保冷剤2枚で入れた物を挟み込むようにすることができ、さらに効率が高められるのもこの形状ならではだ。

また、車中泊で使うのなら柔らかいクーラーバッグである必然性は高くないと先述したが、持ち運びがしやすい形状であるため車中泊旅中の買い出し時にも使いやすく、それも魅力の一つとなっている。

値段


そして、サイズは12Lと20Lの2サイズあるのだが、12Lが¥2980(税込)、20Lが¥3980(税込)と、嬉しいことに価格はこれで良いのかと思う程に安い!

大小2つ買っても7000円程度に収まる価格だが、その何倍もする高性能な高級クーラーボックスでも開け閉めの回数が増えれば保冷効率はどんどん落ちてしまう。

例えば高性能な40Lのクーラーボックスに飲み物も食材も全て一緒に入れるより、これ一つは飲み物専用(開け閉めの回数が多い物)にし、もう一つ他のクーラーボックスかこれをもう一つ用意し、そっちは食材専用(開け閉めの回数の少ない物)にする、のような使い方をした方が効率が良いのではないかと思う。

クーラーバッグ ホームセンター 100均 便利グッズ

また、この形では入れられない物も多いのではと思うかもしれないが、弁当や肉や魚の入ったトレーのような幅広で高さが低い物を入れる場合は寝かして使えば良いだけなので、案ずることはなさそうだ。

詳細はこちら▷KOMERI.COM

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