スポット
                            
                        【JCCR2025対象】「道の駅 新潟ふるさと村」の楽しみ方|バザール館&いいね!新潟館を解説
 
                            県内各地に全42駅を有し、国内でもトップ5に入るほど道の駅が多い新潟県。
なかでも新潟市に位置する「道の駅 新潟ふるさと村」は、農産物直売所や鮮魚センター、複数の飲食店、情報発信施設を備えた県下有数の大型複合施設です。
名産品のショッピングのほか、雪国の暮らしを学んだり、錦鯉のいる庭園を散策したり、四季を通じて快適に過ごせます。
くるま旅クラブ主催「ジャパンキャンピングカーラリー2025(JCCR)」は東北地方がメインではありますが、一部北陸も含まれており、同駅もラリースポットになっています。
ラリー参加者はもちろん、道の駅ファンも楽しめる施設の見どころをご紹介します。
なお、「道の駅 新潟ふるさと村」では安全運転のための仮眠や休憩は可能ですが、宿泊を目的とした滞在は不可となっています。
道の駅 新潟ふるさと村「ショッピング」とグルメの「バザール館」

「道の駅 新潟ふるさと村」は大きく分けて商業施設「バザール館」と、情報発信施設「ファイブワンいいね!新潟館」の2館構成になっています。
さらに周囲にイベント広場や日本庭園、グリーンハウスといった付随施設が並びます。

数百台が駐車できる広大な平面駐車場を有するほか、土日祝には水上バス「信濃川ウォーターシャトル」でもアクセスできるのがユニークです。
特産品がずらりと並ぶ1階ショッピングエリア

駐車場から向かって左、北側にある大きな建物が「バザール館」です。
「総合土産コーナー」「工芸・民芸品コーナー」「米・醤油・味噌コーナー」などにエリア分けされた店内は、大型ショッピングモールのようなにぎわい。
“毎日が物産展”という言葉がぴったりの、圧倒的な品揃えです。

新潟米菓、日本酒、燕三条の洋食器、伝統工芸品、ユニークなご当地Tシャツ、銘菓が並ぶ名店街……新潟の特産品としてイメージされるものなら何でも揃いそうなラインナップ。
ひとコーナーずつ見ていったら時間がいくらあっても足りないほどで、「本当に道の駅!?」と驚いてしまいます。

それだけではありません。
大漁旗が飾られた鮮魚センター「マリーン」は、本格的な魚市場の雰囲気。
遠方からのドライブだと丸ごとの鮮魚は買いにくいかもしれませんが、視線を横に向ければ、すぐに食べられるお寿司がずらりと並びます。

車旅をしていると、その土地ならではのお弁当やお惣菜を車中で食べるのが楽しみという人もきっと多いはず。
自炊派なら、農産物直売所「わくわくファーム」で新鮮野菜も手に入ります。
ご当地グルメを楽しめる2階フードエリア

吹き抜けが開放的な2階は、飲食エリアになっています。
「新潟黄金食堂」は、新潟ゆかりの料理を定食スタイルで味わえるレストラン。
「へぎそば」や「タレカツ」といったご当地グルメがメニューに並びます。

「燕三条 らーめん潤」は、ラーメン好きならきっと知っている背脂ラーメンの有名店。
140席以上あるオープンフロアで、グループや子ども連れでもゆったり食べられるのが嬉しいです。
市内に繰り出さなくても、ここだけで新潟グルメを一巡できてしまいます。
このほか団体専用予約レストラン「番屋亭」があります。
歴史と文化を学べる「ファイブワンいいね!新潟館」
駐車場から向かって右、南側の施設が「ファイブワンいいね!新潟館」です。
いわゆる情報施設ですが、「それならスマホで調べるからいいや」とパスしてしまうのはもったいない。
入場無料ながら、「博物館」と呼びたくなるような充実施設なのです。

展示は上階からスロープを降りながら見学します。
バリアフリーなのでベビーカーや車椅子でも問題ありません。

「明治・雪国の暮らし」コーナーでは、実物大の民家のセットを背景に、人工降雪機が雪を降らせています。
雪の冷たさと、人の営みの温かさが同時に伝わってくるよう。

収蔵品をただガラスケースに並べるのではなく、暮らしを再現した展示は臨場感抜群。
民話の世界が目の前に広がります。

「大正・モダニズムの街並み」コーナーでは当時の街並みを再現。
舶来の文化にワクワクしていた大正期の空気がこちらにまで伝わってくる、テーマパークのような一角です。

「昭和・暮らしの変遷」コーナーでは不思議な展示「ファンタビュージオラマ」を見学できます。
精巧に作られたジオラマに3D映像が投影されて、登場人物が活き活きと動き回ります。
立体感のある模型と、写実的な人物映像が融合して、まるでこびとの世界をのぞき込んでいるよう。
生活環境がどんどん変わっていく昭和期の様子が語られます。
これらの体験型展示を、すべて無料で見学できるのが「ファイブワンいいね!新潟館」。
予想外の充実展示に、つい長居をしてしまいます。
散策が楽しい屋外施設

「ファイブワンいいね!新潟館」から廊下を渡ると、ガラス張りの「グリーンハウス」があります。
大型アスレチック遊具が設置され、雨の日でも子どもたちが遊べるスポットです。

施設裏手のガーデンは、花壇が連なる癒しの空間。
訪問時はすでに花のシーズンは終わりでしたが、春にはチューリップ、夏秋にはダリアと季節の花々が植え込まれるそう。

新潟県といえば“泳ぐ宝石”とも呼ばれる錦鯉の産地。
「ふるさと庭園」は、広い鯉池を有する日本庭園です。

「ファイブワンいいね!新潟館」でエサを購入すれば、エサやり体験もできます。

園内には古民家を活用した休憩所もあり、庭園を眺めながらひと息つけます。
長く運転していると身体が凝り固まるので、適度に足を動かしたいですね。
道の駅 新潟ふるさと村
所在地:新潟県新潟市西区山田2307
TEL:025-230-3030
営業時間:ファイブワンいいね!新潟館9:00~17:00、バザール館9:30~17:30(※2F飲食店街は別途)
駐車場:普通車386台、大型車14台ほか
備考:夏季や大型連休など営業時間延長あり
詳細はこちら▷道の駅 新潟ふるさと村
グルメもショッピングも文化体験も
ショッピングから郷土の歴史学習まで、新潟を丸ごと体験できる「道の駅 新潟ふるさと村」。
食事や買い物はもちろん、展示資料もぜひじっくり見学してほしいです。
ペットの同伴はできませんが、裏手に広がる信濃川河川敷はお散歩OKです。
たくさんある新潟の道の駅のなかでも、ドライブ旅行の中継地としておすすめです。
 
                         
                             
                                             
                                             
                                             
                                             
                                             
                                             
                                         
                                         
                                         
                     
                     
                     
                     
                    