車内常備品の様子

【車中泊】旅の準備は大丈夫?!車に積んでおくといざという時に役に立つ常備品!!



身に着けるもの

旅に持って行く着替えの他に、車に常備している衣類などもあるのだが、「初心者必見!案外思いつかない…」ではそれについても触れていなかった。

レインジャケット

レインジャケットを私は車に常備している。

そもそも私は年に数回しか傘を使うことがないのだが、雨の降る中作業をしなければならない時のことも考えると、寒い時には防寒着にもなるし、どちらか一つと言うのなら、車に積んでおく雨具は傘よりレインジャケットの方が合理的だ。

レインジャケット

そして、これはすぐに取り出せなければ意味がないし、どこに仕舞ったのか忘れて探すのも面倒なので、現在はこうして出入り口付近にかけて(オレンジ色のがレインジャケット)いる。

最低限の着替え

持参した着替えだけでは足りず、旅先でどうしても着替えが必要になった場合、車で一日走ってもユニクロやしまむらなどのような店に辿り着けないことなど、現在の日本ではほぼないと言えると思う。

着替えはいざとなればリーズナブルな店で買ってしまえば良い。

しかし、急な体調不良や何かの間違いで悲しく最悪の緊急事態に遭う可能性もなくはない。

私は普段からロンT1枚と、下着のトランクスと、メッシュのインナーブリーフ付きのトランクス(下着の要らない水陸両用ショーツ)も車内に常備している。

トランクス

グローブ

衣類と言うよりは道具の一種のグローブのことも書き忘れていたが、これもやはり必需品だ。冬以外は2種類、冬は3種類車に常備している。

グローブ1

黒いのは掌側にゴムがコーティングされて滑りにくくなっている軍手の進化版のようなやつ。

軍手よりは高いけど束で売っている作業用使い捨て手袋だ。

使い捨てと言っても結構長持ちする。

最近は野良仕事のような時にも、軍手よりこれを使う機会が多いのだが、便利なので車にも常備している。

黄土色の革手袋はワークマンの人気商品。

着け心地が良く本革で質感も良いのに、なんと500円もしないお買い得品。

売り切れている店舗もあると聞いたのでリピート買いしてしまい、これも2台の車各々に一双ずつ常備している。

革手袋は焚き火をするときや熱いものを掴むときに便利だが、熱い状態のエンジンルームを開けたときにもはめておくと安全。

また、見た目も悪くないので、寒い時に普通の防寒手袋としても使えて尚便利。

グローブ2

これは、1,000円以下でジャケットとかが買えてしまうワークマンで1,500円くらいした、ワークマンではある意味高級品だ。

タイヤチェーン着脱の際のお供といったイメージだが、実は意外とその他の場面でも活躍する。

長さが上腕部まであるので、ウェットスーツやその他何でも大きなバケツや桶の中でザブザブと洗い物をしたい時に、長袖のジャケットを着ていても水の中に肘より上まで入れられるので便利なのだ。

もちろん洗車の際(あまりしないけど)にも良い。

グローブ3

自分の体を労りたい歳にもなってきたので、現在これも冬の常備品になっている。

それから、身に着けるものとしては、このご時世だから替えのマスクも車内常備品に加わった。

その他常備している雑貨類

「初心者必見!案外思いつかない…」でも雑貨類的な物が多かったが、書き忘れた物や新たに加わったものもあるので、それらについて。

小さいエコバッグ

小さいエコバッグ

旅の最中にコンビニを利用する機会は多い。

レジ袋が有料になって以来、スーパーの買い物ではトートバッグを使うことが多くなったが、コンビニでは大量に買い物をするわけではないし、広くないレジ周りでも使いやすい小さめのエコバッグが重宝する。

案外この小さめのエコバッグも日常から長旅までの必需品だ。

保温・保冷カップ

保温・保冷カップ

食器類は除外の予定だったが、少し毛色の変わったもので、結構前から車に常備していたものがあるので、例外的に紹介したいと思う。

コンビニの話で思い出したのだが、コンビニやSAではコーヒーを買うことが多い。

正直に白状すれば、旅先では自分で淹れるよりコンビニに買ってしまうことの方が多い。

そして、缶コーヒーはあまり好きではないので紙コップのコーヒーを買うのだが、紙コップはちょっと頼りない。

カップが歪んでいて、蓋との隙間からコーヒーが溢れてしまった経験もある。

それで、コンビニコーヒーの紙コップを入れる保温用カップを結構前から常備していたことを思い出した。

真空二重構造のカップのような容器だが、飲み物が冷めないだけでなく、手が熱くならないし、握ったカップが変形しなくて安全

そして、直接飲み物を入れるわけではないから洗う必要もない。

洗って車に積み忘れなんてことがないのも便利だ。

ライター

ライター1

タバコを吸わなくなってもう20年近く経つが、体に良いだけでなく、補充の必要のある常備品が一つ減ったという意味でも便利になった。

しかし、一つだけ不便になったことがある。

タバコを吸わなくなると、意識しなければライターを持ち歩かなくなってしまうことだ。

タバコを吸っていた頃は、ライターは手元にあるのが当たり前すぎて、必需品リストに載せるまでもないような存在だった。

その習慣が今でも残ってしまっているのか、前回必需品として取り上げることさえ忘れてしまったのだが、やはりライターは必需品の一つだ。

ライターが必要になるのは焚き火などの着火のためだけではない。

例えば、手に刺さった棘を針で抜くときは、一応針の先を火で炙ってから使いたくなるし、ナイロンやビニール系のロープや紐をカットした後も炙って解れ留めしておいた方が良い。

何かにつけ「ライターどこだっけ?」と思う場面は結構あるものだ。

そして、チャッカマンは商標で一般名称で何と呼んだら良いのかわからないが、柄のあるタイプが便利だ。

実は上の画像の柄付きライターは柄が伸縮式になっている。

柄を縮めれば普通の使い捨てライターとほぼ同じようなサイズになり、収納に有利。ポケットの中でも柄が邪魔にならなくて良い。

ダイソーで見つけた(110円)のだが、これはなかなかに画期的で気に入っている。

ライター2

但し、夏は無防備にライターを車内に置いておくと発火の危険があるので、保管方法に注意が必要だ。

扇風機兼ライト

扇風機兼ライト

「初心者必見!案外思いつかない…」でライト類に関しては何はともあれヘッドランプ、そしてランタンはソーラー充電式が便利と書いたが、この扇風機とライトが合体したやつも大変便利で、現在車内常備品の一つとなっている。

充電式でUSBから充電する仕組みだから、ポータブル電源からも走行中の車からも充電できる。

そして向きを調整できて普通の扇風機みたいに首も振るしタイマーもついている。

下の画像のような形に畳めるので、収納のしやすさでも大変便利だ。

扇風機2

ランタン類も色々持っているけど、ヘッドランプ(もちろんこれも常備品の一つ)以外に何か一つと言えばこれのような感じだ。

充電ケーブル類

USB充電で思い出したのだが、充電ケーブル類のことも忘れていた。毎回いちいち揃えるのも面倒なので、あれを忘れたこれを忘れたとならないように、micro USB Type-B・USB Type-C・Lightningは1本ずつ車内に常備している。

文房具引き出し

それと、私にとって車は移動事務所でもあるので、一応ペンやメモ帳など最低限の文房具も同じ引き出しに収まっている。

今後導入したいと思っている物

できればFFヒーターも導入したいし、他にもいくつか思い当たるものはある。

しかし、今後導入したいと思っている常備品の筆頭は、電動キックボードか、なるべくコンパクトに畳める折り畳み式電動アシスト自転車だ。

Swallow ZERO9

理由は、足の病気で長距離の歩行が困難な足になってしまったためだ。

旅先で車を置いて散策するための足として使いたい。

原付一種登録の電動キックボードは、以前Swallow ZERO9を試させてもらって記事に書いたが、これは本当に良かった。

Swallow ZERO9紹介の記事はこちら↓
電動キックボードSWALLOW ZERO9は車旅に最適な相棒 -電動キックボード基礎知識編-
電動キックボードSWALLOW ZERO9は車旅に最適な相棒 -実践編-

これが本命と言っても良いのだが、クラウドファンディングなどを見ていると、良さそうな電動アシスト自転車も次々登場してくるので迷ってしまう。

また、電動キックボードに関しては、小型低速車(仮名)という新たな区分を設け、規制が緩和される動きもかなり具体化しているようだ。

その新たな区分の車両は、速度は現行の原付より制限されるが、いろいろな点でより自転車に近い扱いになるようだ。

そして、速度を6km/h以下に制限した場合は歩道も走行できるようになるといったような内容も盛り込まれている。

この規制緩和に関しては賛否両論あるようだ。

実際、現在も違法な電動キックボードは巷に氾濫し、ルール違反も横行しているが、否定的な意見はそれに拍車がかかるといったような考え方だ。

確かに悪い方向から考えるとそうなってしまうのも仕方がない。

しかし、私もその1人だが、足に問題のある人にとって、これが非常に大きな朗報であることも忘れないでいただきたい。

この規制緩和に併せて、自転車も含め交通ルール厳守を徹底する動きを進めたり(例えば自転車のルール違反も即反則金で良いと思う)、スピードの出る違法車両を販売できない仕組みを作ってしまうなどの対策をとれば、むしろ現在より状況は良くなるのではないかと思う。

良い方向で進んでくれたら、サンダーバード2号方式の車中泊車との相性は、これが一番かもしれないとも思って期待している。