【冬の車中泊】キャンピングカーに付いていてよかった冬装備4選
目次
冬の車中泊ではオートステップが意外と活躍!
バンコンGTのオートステップは、スライドドア下の車体に格納されたタイプ。
運転席のボタン操作でドアの開閉に応じて自動的にスライドしてせり出す仕組みです。
最初は装備するか迷いましたが、昔乗っていたバンのスライドドア下にある車体のステップが狭かったことから、乗り降りのしやすさを考えて装備しました。
オートステップのメリット
●オートステップは冬の乗り降りをサポートしてくれる
●靴についた雪を落とせる
まず、オートステップがあるとスムーズに乗り降りできます。
特に子どもや高齢者、身体の不自由な方にとっては安全性や快適性が向上します。
さらにオートステップは人間だけでなく、ペットの乗降のアシストにもなります。
小型犬や老犬など、飛び乗りや飛び降りが難しいペットにとっては、オートステップがあると便利です。
そしてもう一つ。
意外にも冬にオートステップが活躍する場面があります。
雪道を歩くとブーツなどのソールに雪がこびり付いているのが気になります。
そのまま乗車すると車内は雪まみれ。
雪を落とす靴用ブラシでゴシゴシこするといくらか取れますが、踏みしめると靴底にこびりついた雪を感じます。
そんなとき、ステップは金網でできているので、ここでこびりついた雪を靴底から地面に落とせば、雪を車内に持ち込むことを防げます。
冬の車中泊にも換気扇は欠かせない
バンコンGTには換気扇が2台あります。
1台は車内中央にあるメインの換気扇。
もう1台は車内後部の常設二段ベッドの上段天井付近に設置されています。
車内後部の換気扇は、車内の空気を排出するだけの簡単な機能しかありません。
でもこちらもいい仕事をしてくれます。
冬の定番の車中泊料理と言えば、お鍋。
FFヒーターを付けているので、料理中は車内の温度や湿度がどんどん上昇します。
そのうち夜になり外気温が下がると、窓ガラスに結露が出現。
そうなる前に役立つのが換気扇です。
スライドドアや窓を開けてしまうと温度調節が難しくなるので、換気扇で吸気と排気を切り替えながらの徐々に調節するのがいいようです。
車内後部の換気扇は、天井付近に上がってくる暖かい空気を排出するときに活躍します。
二段ベッドの上段は熱気がたまりやすいので、換気は欠かせません。
換気扇のメリット
換気扇は操作が簡単。
バンコンGTの場合は2台の換気扇を稼働させれば素早くちょうどいい塩梅で空気の入れ替えができるのが大きなメリットです。
●車内の空気を新鮮に保つことができる。
●車内で調理やトイレをしたときの臭いを素早く消すことができる。
●窓やドアを開ける場合に比べてゆるやかに室温調節ができる。
さらに換気扇は空気の通り道を作ることで、車内の脱臭にも役立ちます。
あると安心外部電源入力
※バンコンGTのバンパーに付いている外部電源入力についての記事はこちら
IHクッカーや電気ボット、パネルヒーターなど電気を使う補助暖房器具……。
車内で暖かく過ごしたい、身体を温めたいと思ったら、夏場に負けないくらい電化製品の出番があると思います。
※RVパークやオートキャンプ場の電源供給装置についての記事はこちら
そこでぜひ付けているといいのが外部電源入力。
外部電源入力とは、RVパークやオートキャンプ場に備え付けの外部電源(家庭用と同じAV100V)からケーブルで車内に電気を引き込むためのボディの電源ジャックと車内のコンセントのセットだと考えてください。
これがあれば自宅と同じように家電が使えます。
バンコンGTにはサブバッテリーとインバーターも付いていますが、あるときRVパークで、朝食のコーヒー用に電気ポットでお湯を沸かし、寒いのでパネルヒーターをコンセントにプラグイン。
するとサブバッテリーの警報音がブーブー鳴り出したことがありました。
電気容量がオーバーしたようです。
車外に出て外部電源コードを接続しているRVパークの電源供給装置にコインを投入。
ポットとパネルヒーターのスイッチを入れ直したということがありました。
サブバッテリーが協力でいくらでも家電が使えるなら心強いのですが、サブバッテリーの能力以上の電力が必要なときもあります。
そんなとき外部電電を利用できれば、より車中泊が快適になります。
RVパークやオートキャンプ場の利用が多い私には必須の設備です。
外部電源のメリット
外部電源入力のメリットをあらためて挙げると以下のようなことがあります。
●FFヒーター、換気扇、冷蔵庫などをキャンピングカーのサブバッテリーに頼ることなく使用できる。
●エアコンや電子レンジなどの消費電力の大きな電化製品を自宅にいるときのように気兼ねなく使える。
●外部電源から電気を取り込むことで、サブバッテリーへの充電もしながら、電化製品を使える。
あとがき
最初に装備するものは、それぞれのキャンピングカーの使い方で決めることになると思いますが、バンコンGT7年の経験では、この4つの装備があれば冬の車中泊も快適です。
欲しいものを全て装備できるのが理想ですが、予算や設置スペースのこともあるので悩ましいところです。
本記事がキャンピングカー購入時にまず最低限何が必要か、検討する際の参考になればうれしいです。