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【体験談】1泊2日の車中泊なら「大容量ポータブル電源」はいらない?

ポータブル電源にプラスで〇〇を持つと、大容量ポータブル電源がなくても大丈夫!?
ポータブル電源は、この数年で性能が大幅にアップしました。
2000Wh程度の大容量&1500〜2000Wの高出力タイプのポータブル電源も多数販売されており、性能が高い製品は、価格が30万円ほど!
便利ではあるのですが、その価格の高さや本体の大きさ&重さから、購入を躊躇しがちです。
筆者も、便利さを追求すると「2000Wh程度のポータブル電源を持参したいな」とは思います。
しかし、車内で場所をとることも考慮すると、小型のポータブル電源のみで済ませたいと思うことが多々あるのが現実です。
1泊程度の車中泊の際には小型のポータブル電源のみで乗り切ってしまうことも多いのですが、その際に活用しているのが、ポータブル電源の容量の少なさを補うことができるアイテム。
実際に小型のポータブル電源のみで何度か車中泊をしていますが、現在販売されているさまざまな便利アイテムを組み合わせることで、1〜2泊程度の車中泊なら、小型タイプでも問題なく車中泊を楽しめると実感しています。
そこで今回の記事では、大容量ポータブル電源を買わなくても車中泊を楽しむことができる!
小型ポータブル電源と合わせて使う便利アイテムをご紹介します。どれも筆者が実際の車中泊で使っているものばかりです。
気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
小型のポータブル電源は安さが魅力!でも車中泊中の容量不足が心配

大容量&高出力タイプのポータブル電源は、価格が高すぎて手が出ないという方も多いと思います。
小型のポータブル電源なら、価格は2〜5万円台。
購入しやすい価格帯が魅力ですよね。
しかし、小型&安価なポータブル電源は、容量が少なかったり、定格出力高めの家電が使用できなかったりと、難点があるのも事実です。
筆者は1〜2泊程度までの車中泊であれば、小型のポータブル電源だけでも問題ないと思っています。
実際、短期間の車中泊には小型のポータブル電源のみを持参していますが、特にストレスなく車中泊を楽しめています。
筆者が夫婦で1週間程度の長期旅をする際には、DIYカスタマイズした車両「ボンゴブローニイ」に、冷蔵庫や電気コンロ、扇風機や電気毛布、パソコンなどを積んで行き、大容量のポータブル電源を持参して電力を使いながら車中泊しています。
1〜2泊のときは小型ポータブル電源を使用するため、電力を使う冷蔵庫と電気コンロの使用は諦め、電気毛布やパソコン・スマートフォンの充電、扇風機の使用などに留めるようにしているんですよ。
さらに、冷暖房などに電力を使う必要のない春や秋の季節なら、大容量のポータブル電源は必要ナシ!
旅の日数や持参する電気製品に合わせた旅のスタイルにすることで、小型ポータブル電源であってもストレスのない車中泊旅が実現しています。
次のページ▷▷▷【低容量でも快適に!ポータブル電源と合わせて持っておきたい、アイテムをご紹介します!】
ポータブル電源と合わせて使いたい!車中泊時の不便を解消するアイテム
以下で、筆者が日頃から活用している、小型ポータブル電源と合わせて使いたい便利アイテムを3タイプご紹介していきます。
ポタ電にプラスしたいアイテム1.大容量の「モバイルバッテリー」を持参する

モバイルバッテリーというと「スマートフォンの充電に使用するもの」というイメージが強いと思いますが、現在発売されているモバイルバッテリーの中には、パソコン本体の充電にも使える、大容量&高出力タイプの製品もあります。
筆者が普段使用しているモバイルバッテリー「Alfox モバイルバッテリー 30000mAh 100W」は、MacBook Proの充電もできるもの。
価格は9000円程度で、このモバイルバッテリー1つで、MacBook Proを1回フル充電することが可能です。
2万円台のポータブル電源と合わせても、合計4万円以下におさえることができます。
1200Wのポータブル電源は、低価格の商品でも10万円以上するので、このモバイルバッテリー&小型ポータブル電源の組み合わせなら、半額〜1/3程度の価格に抑えることができちゃいます。
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ポタ電にプラスしたいアイテム2.充電可能&バッテリーパック付きアイテムを取り入れる

充電式のLEDランタンや扇風機などは、充電式の商品が多数販売されています。
充電式であれば自宅で出発前に満充電にしておけばよいので、ポータブル電源無しで稼働させることができます。
充電式のLEDランタンや扇風機は、価格が5000〜15,000円ほど。
3万円のポータブル電源と合わせても、大容量タイプのポータブル電源の価格の1/3以下の価格に抑えることができるため、かなりお得です。
その他にも、専用バッテリーパック付きのポータブルエアコンや、車載冷蔵庫などもおすすめです。
専用バッテリーパック付きのポータブルエアコンは単体で15万円を超える製品が多く高価格ではあるのですが、専用バッテリーパック付きの商品を選ぶことで単体での稼働が可能になり、ポータブル電源無しで使うことができます。
また車載冷蔵庫はバッテリーを合わせて購入しても5万円以下という製品も多く、比較的安価です。
車内で食材やドリンクを冷やしておきたい、という方には最適です。
いずれも1度購入すれば、自宅での使用や普段使いも可能になります。
車中泊の頻度や期間、自宅での使用有無に合わせて、購入の選択肢にいれてみてください。
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ポタ電にプラスしたいアイテム3.「シガーソケット充電」を活用する

クルマのシガーソケットを利用することで、スマートフォンやタブレットへの充電や、シガーソケット接続タイプの扇風機・サーキュレーターの利用が可能になります。
また、シガーソケットからの充電に対応しているポータブル電源なら、ポータブル電源本体への充電もできちゃうんですよ。
スマートフォンなどに充電をする場合に使う「シガーソケットUSBカーチャージャー」は、1000〜2000円程度での購入が可能。
シガーソケットに差し込むだけで使用することができるので、取り付けも簡単。
面倒な工事や組み立ても必要ありません。
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ポータブル電源と便利アイテムの合わせ使いで、車中泊をもっと快適に!

今回は、小型ポータブル電源と合わせて使える、車中泊におすすめの便利アイテムをご紹介しました。
小型のポータブル電源は、低価格な上に小さく、重さもさほどないため、特に車中泊初心者の方におすすめです。
今回ご紹介したモバイルバッテリーや充電式のアイテム、シガーソケット充電を活用すれば、小型のポータブル電源であっても、ストレスなく車中泊旅をすることが可能になります。
「とりあえず1〜2泊の車中泊を楽しみたい」という方は、今回の記事を参考に、小型ポータブル電源+便利アイテムを車中泊旅に取り入れてみてくださいね。