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ギア・アイテム

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消費電力低め!ミニサイズの格安セラミックヒーターは冬の車中泊で使えるのか?

セラミックヒーター

車中泊の際、大型のキャンピングカーなどではFFヒーターやサブバッテリーシステムが備わっており、冬の寒さにも対応できるような工夫がなされています。

しかし乗用車等で車中泊をする場合、FFヒーターなどの暖房設備がないことから、冬の車中泊時にはなにかしらの寒さ対策が必要となってきます。

わが家のバンもFFヒーターがないことから、車中泊時にはポータブル電源を持参し、消費電力の低い暖房器具を使用して車内で暖かく過ごすようにしています。

いろいろな暖房器具を使用して試行錯誤する中、車中泊仲間が使用しているのをSNSで発見し今年の冬の車中泊に使用するために購入したのが、今回ご紹介するミニサイズの「セラミックヒーター」

ミニサイズなので消費電力もかなり低めなのですが、その分パワーや使用時の暖かさなど、購入前は若干の不安があったのも事実です。

そこで今回の記事では、筆者が冬の車中泊に備えて購入したミニサイズのセラミックヒーターとは、いったいどのようなものなのか、実際の車中泊でどこまで車内を温めることができるのか等をご紹介していきたいと思っています。

これからの季節の車中泊で暖房器具をどうしようか悩んでいるという方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。

冬の車中泊、車内は「まるで冷凍庫」のように寒くなる!


PCとコップとヤカン

春や秋など気候の良い季節の車中泊しか経験したことがない、といった場合は「夏の車中泊は暑さがキツいというけれど、冬はどうなの?」と疑問に思うのではないでしょうか。

寒い季節に車内で寝泊まりなんて考えられない!という方も多いかもしれませんね。

実際冬に車中泊をしたことがある方ならご存知かとは思いますが、冬の車中泊はエンジンを切って暖房を止めた瞬間から車内がどんどん冷えはじめます。

標高が高い場所では深夜・早朝は気温が0度を下回り、車内はまるで冷凍庫のような寒さに。

当然ながら冷えた車内にいれば体温も下がりますし、寒すぎて安眠できる状態ではなくなってしまうのです。

ただ「寒すぎて眠れない」というだけならまだよく、天気予報が外れて雪が降れば、さらに気温はグッと下がります。

暖房器具を持参せずたいした寒さ対策もしていないとなると、最悪の場合、命の危険さえ伴うのです。

冬の車中泊では、そのような「突然の気温・天候の変化」を想定し、暖房器具を準備しておく必要があります

冬の車中泊に筆者が選んだ暖房器具「セラミックヒーター」とは


セラミックヒーター

ガスや灯油を使わず電気で稼働させるセラミックヒーター。

有毒物質を排出しないため一酸化炭素中毒等の心配がなく、基本的には換気の必要もありません。

ガス・灯油のヒーターより本体もかなり軽く、今回のミニサイズのセラミックヒーターだけでなく、大きいサイズのヒーターでも片手でひょいと持って持ち運んだり、移動させることが容易にできる軽さとなっています。

灯油のファンヒーターと違い、灯油を継ぎ足す必要もなく使用時には電源を入れるだけ。

さらに電源を入れると10〜20秒ほどで温風が出てくるので、冷えた部屋や体を瞬時に温めることが可能です。

どうしてセラミックヒーターを購入したのか?


ポータブル電源とセラミックヒーター

筆者はこの数年1年を通して車中泊をしてきました。

もちろん冬の寒い時期も長期間の車中泊などをしてきましたが、その際には電気毛布やパネルヒーターなどをポータブル電源と一緒に持参し、車内ですこしでも暖かく過ごせるよう工夫をしていました。

そして今年の秋口にSNSを眺めていたところ、同様に車中泊を楽しまれている方が、ミニサイズのセラミックヒーターを使っているのを発見したのです!

小さめの車であれば暖かく過ごせるとのことでかなり興味がわき調べてみたところ、ミニサイズのセラミックヒーターは消費電力も低く持ち歩きに最適なサイズ。

価格もかなりお安かったことから、夫と相談し思い切って購入してみることにしました。

購入したのは300W、約3000円の格安ミニセラミックヒーター


セラミックヒーター2

夫と相談したのちに購入したのが写真の、ミニサイズのセラミックヒーター。

大きさは9.5×12.5×16.2cmと小型のポータブル電源よりもさらに小さいサイズ。

重量も560gとひょいと片手で持って持ち歩きできるほどの重さと大きさで、持ち歩きしやすい持ち手も付いています。

消費電力はヒーター使用時で300Wほど。

夏は送風機として使用することも可能で、転倒時には自動で電源がオフになる優れもの。

ネット通販で購入しましたが、お値段は3000円ほど。

これで冬の車中泊を暖かく過ごせるのなら、安い買い物ですよね。

セラミックヒーター背面

背面には電源スイッチとコードが。

背面の電源スイッチを入れてから上部にあるスイッチを押すことで、暖房・送風で使用することが可能です。

セラミックヒーター上部

こちらが上部のスイッチ(右側の丸いマーク)。

1回押すと暖房、2回で送風、3回プッシュでオフとなります。

タッチ式のスイッチでスイッチ部分が平面になっていることから、スイッチオン・オフするのに少し慣れが必要かもしれません。

ポータブル電源とセラミックヒーター2

2色のLEDライト機能つきで、暖房時はオレンジ、送風時は青に光ります。

ライト機能はオフにすることもできますよ。

筆者的にはライトがついていると車内がその分明るくなり、スイッチの位置も把握しやすいため常にライトがつく状態で使用しています。

次のページ⇨ 実際に使用してみました!


「ミニセラミックヒーター」を実際に車中泊で使用してみた!


ポータブル電源とセラミックヒーターと携帯

つい先日、購入したミニサイズのセラミックヒーターを持参して車中泊をしてきました。

まず電源を入れて暖房をオンにすると、最初の10〜20秒ほどは300Wをだいぶ超えた数値が表示されてかなりびっくりしましたが、あっという間に308W程度に落ち着き、その後は安定して300〜308W程度で稼働することができました。

筆者が今まで車中泊で使用していた電気毛布やパネルヒーターと違い、電源を入れてあっという間に温風が出てくるのがセラミックヒーターの利点。

冷えた体をすぐに温めることができとても感動しました!

写真の小型のポータブル電源(AUKEY Power Studio)で使用してみたのですが、5分の使用で10%ほど電力を使用してしまいました。

バッテリー容量297Whのポータブル電源では1時間の使用も厳しい、という結果に。

わが家は他にもバッテリー容量800Wh弱のポータブル電源を持っているため、そちらを使えば2時間半弱は使用できそうです。

実際の暖かさについてなのですが、正直いうとこれ1台では広さのあるわが家のバン全体を暖めるには至らない、といったところです。

軽バンやコンパクトカー程度の広さであれば。もう少し暖まるのかもしれませんね。

筆者の場合は食事の時間に足元を重点的に温めたり、電気毛布を併用して暖かい布団にくるまりながら使用するなどしてサブ的に使用しましたが、そのような使い方であればまったく問題がなく、かなり暖かく快適に過ごせました。

好みや予算、体質や体調に合った暖房器具をチョイスしよう


ポータブル電源とセラミックヒーター3

今回は、筆者が冬の車中泊用に購入したミニサイズの「セラミックヒーター」について、筆者が購入した理由や実際に使用した際の暖かさなどをご紹介しました。

実際の車中泊では、もともと使用していた他の暖房器具を併用する予定だったこともあり、当初からセラミックヒーターをひと晩中つけっぱなしにする予定はありませんでした。

バッテリー残量の問題もありますが、転倒時には自動オフになる機能がついているとはいえつけたまま就寝することに不安があったことや、就寝時は電気毛布だけで充分暖かく、朝までぐっすり眠れるので長時間の使用が必要なかったといったところです。

なので筆者としては「これひとつで車中泊の寒さ対策になる」というよりも、電気毛布やパネルヒーターなど他の暖房器具を併用し、短時間の使用であれば問題ない、といった結論にいたりました。

夕食後から寝るまでの数時間や、朝起きて着替えたり朝食を食べる時間など短時間の使用であれば、バッテリーでの使用も暖かさも申し分ありませんでした。

そのような点から、わが家ではこれからも電気毛布などと一緒にセラミックヒーターを冬の車中泊に持参したいと考えています。

とはいえ、極度の寒がりの方や冷え性の方などは、FFヒーター完備のキャンピングカーを利用した車中泊の方が、体調を崩す心配もなく安心かもしれません。

個々の体調や体質、好みや予算にあわせて、いろいろな暖房器具を試してみてはいかがでしょうか。

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haru.

フリーランスのwebライター&フード専門のフォトグラファーです。 中古35万円で購入したボンゴブローニイバンを夫婦で車中泊仕様にDIYし、夫の休日ごとに「休日バンライフ」を楽しんでいます。 車中泊やバンライフ、キャンピングカーでのおでかけをより楽しくするための情報をお届けしたいと思っています。