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【埼玉県】道の駅川口・あんぎょうで緑と地域の魅力を満喫しよう

道の駅の楽しみ方~道の駅「川口・あんぎょう」

道の駅「川口・あんぎょう」の魅力大公開!立ち寄りスポットで地域を楽しもう


道の駅は車中泊旅にとって大切なスポットです。

道の駅に立ち寄ったら色々と楽しみたいですよね。

道の駅とその周辺地域にまつわる、あれやこれやを学んだり、体験したり、楽しんだり、常にワクワクしたいと思っています。

今回は道の駅「川口・あんぎょう」の魅力について、たっぷりお伝えします。

アパートを引き払って車中泊をしている寅造です


アパートを引き払って車で生活をしている58歳の寅造です。

介護の仕事をしていて夜勤が多く、更に趣味でオフ日に車中泊していたら、自分の部屋がいらなくなってしまいました。

週に3〜4日は車中泊で過ごしています。

郊外の無料キャンプ場や無料駐車場を中心に、その時の都合と気分で転々と暮らしています。

つまり、トイレ等がシッカリと整備されている「道の駅」には、よくお世話になっているんです。

主に首都圏の道の駅をメインに、東京、神奈川、埼玉、千葉の道の駅を訪ねることが多いです。

道の駅「川口・あんぎょう」ってどんな道の駅?


道の駅「川口・あんぎょう」の外観

「川口・あんぎょう」は、楽しみ方が色々とある道の駅です。

最近は、フード系が充実した新しい道の駅が増えてきていますね。

もちろん、新しくて楽しいコンテンツがある道の駅も好きなのですが、古めかしくて、いっけん地味な道の駅も味わい深くて大好きなのです。

道の駅「川口・あんぎょう」は「渋さ」でいくと関東トップクラスかもしれません。

下道なら東京都心から日光街道(国道4号)を車で50分、高速は東京外かく環状道路(東京外環道)の川口東インターチェイングから9分くらいのところにあります。

周囲は公共施設や工場があり、少し騒がしい雑多とした雰囲気のエリアです。

しかし、ちょっと雑然としたエリアにありながら、緑とふれ合え、心穏やかにしてくれる道の駅なのです。

販売中の植木や花が並ぶ道の駅「川口・あんぎょう」

安行は江戸の昔から植木の名産地として名高く、道の駅「川口・あんぎょう」は「川口緑化センター 樹里安」に併設されています。

植木が並ぶ道の駅「川口・あんぎょう」

館内1Fのアトリウムでは、庭木にするような樹木からテーブル上を彩るお花まで、大小さまざまな植木や鉢植えの花々が展示販売されています。

小さな植物園のような空間が楽しめます。

まるで植物園のような道の駅「川口・あんぎょう」の館内

また造園に関わる土や資材、手入れの為の道具、植木を彩るための可愛いグッズなども品揃え豊かに置かれていて、色々と見て回るのも楽しいです。

安行の植木は評価も高く、都内で盆栽販売をしている方も仕入れに訪れると言っていました。

道の駅としては第一・第二駐車場があり(24時間開放されているのは第一駐車場のみ)、24時間利用可能なトイレが整備されています。

ゆったり過ごせそうな道の駅「川口・あんぎょう」の館内ラウンジ

1階と4階にラウンジがあり、イベント開催時以外はあまり混雑しないので、のんびりと座って休憩したり、読書して過ごせます。

道の駅「川口・あんぎょう」の植木や緑に関する館内展示

植木や緑について展示も多数あり、勉強になりました。

道の駅「川口・あんぎょう」に入るカフェレストランの案内

現在(2025年1月5日現在)、飲食店は入れ替え期間で、2025年3月中に『~ふらっと立ち寄れる緑いっぱいのお店~ボタニカルカフェレストラン』がオープンするそうです。

植物に囲まれ、癒やされながらカフェでまったりできるのは嬉しいですね。

道の駅「川口・あんぎょう」の売店

1階にある売店もユニークです。

道の駅「川口・あんぎょう」の売店で売られている和菓子

とにかく和菓子がわんさかと売られています。

道の駅「川口・あんぎょう」の売店に並んだ地元和菓子メーカーのおやつ

地元の和菓子メーカーのローカルな和菓子がこれでもかと言わんばかりにあり、和菓子好きにはたまらないショップです。

道の駅「川口・あんぎょう」
〒334-0058 埼玉県川口市安行領家844-2
営業時間(管理事務所):9:00〜18:00
TEL(管理事務所):048-296-4021
施設休所日:年末年始 年2回施設点検日(2月、7月)
第一駐車場(24時間開放):普通車35台、大型車3台、身障者用1台(大型スペースを希望の場合、9時〜17時までに管理事務所へ連絡が必要)
第二駐車場(7時〜18時):普通車76台、軽自動車5台、大型車2台、身障者用2台(イベント開催時は利用できない場合も有り)
第三駐車場(7時〜19時):普通車12台
詳細はこちら▷道の駅「川口・あんぎょう」HP



道の駅「川口・あんぎょう」の楽しみ方


とても個性的な道の駅「川口・あんぎょう」ですが、少し角度を変えた楽しみ方を2つ紹介します。

身体を動かそう、温水プールで運動不足解消


車上生活をしていると、どうしても運動不足になりがちですよね。

寅造は機会をみては身体を動かすようにしています。

道の駅「川口・あんぎょう」に隣接している「安行スポーツセンター」

道の駅と隣接している「安行スポーツセンター」は、道の駅を出てすぐ隣にあります。

市外の方も利用可能な体育館(卓球・ バドミントン ・ ミニテニス)、市民プールがあるのです(トレーニングジムもありますが、ジムは講習受講が必要なので旅人には難しそう…)。

先日、プールで1時間ほど泳いだり水中ウォーキングしたりして身体をほぐしました。

その夜の道の駅での車中泊は、とてもぐっすりと安眠できました。

【施設情報】
安行スポーツセンター(個人利用)
体育館:卓球・ バドミントン・ミニテニス
一般公開時間:火曜日・木曜日・土曜日13:00~16:45、日曜日・祝日9:00~16:30
2時間単位
利用料金(市民料金):一般110円、生徒(中学生・高校生)70円、幼児・児童(小学生以下)40円
市外料金(市内料金の倍額)
プール
月曜一般公開休み
2時間単位制。
一般公開時間:火曜日~土曜日9:00~20:30、日曜日・祝日 9:00~16:30
競泳25メートルプール6コースと児童・幼児プール※スイミングキャップが必要
利用料金(市民料金):一般360円、生徒(中学生・高校生)180円、児童(小学生以下)110円
1単位2時間
市外料金(市内料金の倍額)



車で10分、世界三大料理トルコ料理のモーニングビュフェ


道の駅「川口・あんぎょう」からトルコ料理店までのマップ

安行がある川口市は、古くから鋳物産業で知られ、懐かしの映画『キューポラのある街』の舞台になっています。

そんな製造業は長きにわたって外国人労働者に支えられてきていて、川口市は外国人労働者が多く暮らしている、多様性豊かな街です。

その影響からか、市内に美味しいトルコレストランが多数点在しています。

おすすめのトルコ料理店「アゼル」

西川口の「ハッピーケバブ」が有名ですが、今回は道の駅川口・あんぎょうで車中泊した朝のオススメのトルコレストラン「アゼル」を紹介します。

道の駅から東京外環道下を車で10分くらい移動したところにあるアゼルは、日曜の朝限定でトルコ料理のモーニングビュッフェが食べられます。

アゼルのビュッフェ 色とりどりのトルコ料理が並ぶ様子

料金は2,000円で色とりどりのトルコ料理が食べ放題。

Googleマップでは朝6時からの営業となっていますが、寅造が食べにいった時は8時くらいにビュッフェの料理が並びきり始めました。

店内はとても清潔で内装もオシャレなレストランです。

お店の方はトルコの人たちで、とても親切でフレンドリーに接してくれました。

日本語の流暢な店員さんもいて良い雰囲気です。

皿に盛られたトルコ料理

お客さんもトルコの人たちが多く、埼玉川口で異国情緒が堪能できます。

サービスのトルコ式紅茶をセルフで淹れて飲みながらビュッフェのお料理を端から食べていったのですが、種類の半分くらいで満腹になるくらい沢山のお料理が並びます。

もう何回か通って全種類制覇したいです。

【施設情報】
AZEL(アゼル) Restaurant & Bar
住所:埼玉県川口市道合106−3



まとめ


今回は、道の駅「川口・あんぎょう」について少し深堀りさせてもらいましたが、ここでは他にも様々な緑を楽しむイベントが行われているのも魅力です。

せっかくご縁があり、立ち寄ったり車中泊したりするなら、その地域や場所に詳しくなるこどで、なんとなく「豊かな気持ち」になれる気がしています。

そして、その周辺地域ならではの魅力を感じられるのは、とても楽しみです。

車暮らしなので植木を買えなかったのが少し残念でしたが、道の駅「川口・あんぎょう」にはまた訪ねたいなと思っています。

二代目穴熊寅造

趣味の週末車中泊旅&キャンプをこじらせて2023年4月13日にアパートを引き払い、車上生活メインの暮らしにシフト。車中泊で行った知らない街での呑み歩き、浜辺や河原でのアウトドア呑みを楽しみながら、おもに関東をフラフラしています。DIYやガチキャンプは苦手ですが、少しづつチャレンジしようかと画策中。