新しい車中泊施設・民パーク 奈良「まほらんど」をご紹介!

【関西】新しい車中泊施設・民パーク初体験!奈良「まほらんど」に行ってきた!




今回車中泊したのは奈良大淀町にある民パーク「まほらんど」


民パーク「まほらんど」とは


今回私が車中泊した民パーク「まほらんど」は奈良・吉野の玄関口「大淀町」にあります。

くわしくは後述しますが、「まほらんど」は近鉄吉野線「下市口駅」へ徒歩5分。

車中泊をする人が使える駐車場が2台分。

トイレや洗面所、談話コーナー(休憩スペース)などがあり、電源とWi-Fi完備です。

運営しているのは、旅や移住に関しての情報に精通していて、自身も軽トラにキャンパーシェルを載せたタイプのキャンピングカーを所有している女性オーナー。

車旅の経験も車中泊の知識も豊富な方です。

また、「まほらんど」には民パークのほかに、併設する多目的室や半野外テラスもあり

こちらは、2023年秋頃の利用開始を予定しているとのこと。

※「まほらんど」の詳細はこちら

民パーク「まほらんど」の施設案内


民パーク

駐車場:P1/縦8m×横3.7m×高さ2.4m
P2/縦8m×横3m×高さ制限なし

土間:洗面設備・トイレ・談話コーナーがあり、車中泊の方が共用できるスペースです。

水回り

洗面設備(水道使用料は民パーク使用料に含まれる)

天井からのスポット照明は、夜中に起きたときに使用するのに便利でした。

トイレ

トイレ(24H使用可)

トイレットペーパーやせっけんも完備。とてもきれいでした。

談話コーナー

談話コーナー
観光地のパンフレット、リーフレット、略地図など、周辺地の情報が得られる資料を取りそろえてありました。

電源:100V、20A キャンプ場やRVパークでも10A~15Aが多いので、エアコンやホットプレートの使用も安心。

Wi-Hi:あり(民パーク使用料に含まれる)

※駐車場の前面道路4m位ですが、電車道との間が空き地になっているので、方向転換後バックでの入庫可。

※施設の使用方法については、受付時に説明があります。

奈良大淀町で車中泊。民パーク「まほらんど」周辺の環境


駐車場

民パーク「まほらんど」はお隣とちょっと離れているので、とても静かです。

聞けば、「まほらんど」周辺は吉野杉の製材所が何軒か並んでいた跡地で、製材所までの列車の引き込み線跡もあって、周りが広く空いているからとのこと。

駅も近く、民家が多くあるエリアからは少し外れているだけですが、ゆっくりできる環境であることは、大きなメリットだと思います。

奈良大淀町で車中泊。民パーク「まほらんど」の魅力


看板

民パーク「まほらんど」がある大淀町はトカイナカ。

トカイナカとは、私の感覚ではベッドタウンほど都会に近くはないが、交通の便がよい田舎で、都会への通勤時間が1時間くらいの地域

休日には自然を満喫することもできます。

「まほらんど」のある大淀町は大阪市内へ電車で1時間半くらい。

紀伊半島の山間地への交通の要衝でもあり、バスやタクシーも利用できて生活がしやすいりっぱなトカイナカです。

駅

最寄りの近鉄吉野線「下市口駅」へ徒歩5分の立地。

電車で吉野山や飛鳥など近くの観光地へ気軽に行くことができてとても便利です。

また、「まほらんど」は目の前を電車が通る線路沿いにありますが、駅が近いため電車がゆっくり通り過ぎるので電車の音は気になりません。

奈良大淀町で車中泊。民パーク「まほらんど」近隣のプレイスポット


景色

「まほらんど」近隣のプレイスポットは山と川がメイン。

●大峰山系・・・登山
●吉野川・・・ラフティング、カヌーなど


遊びも安全安心が第一。

特に初めて行く場所では慎重に行動する必要があるので、現地の山や川を熟知した案内人がいるツアーに参加するのがおすすめです。

※参考サイト モンベル:https://event.montbell.jp/
そとあそび:https://sotoasobi.net/

奈良大淀町で車中泊。民パーク「まほらんど」オーナーおすすめの観光スポット


紀伊半島「北山村」筏下り




川下りは関西方面では京都の保津川下りが有名ですが、こちらは丸太を組んだ本物の筏(いかだ)。

激流ポイントでは写真撮影どころではないほどの迫力があるそうです。

また、北山村には日本で唯一が3つもあります。

「飛び地村」であること、特産品の柑橘(かんきつ)「じゃばら」、そしてこの「筏下り」です。

「まほらんど」からは、車で2時間くらいかかりますが、暑い夏に冷やした「じゃばら」ジュースと「筏」は最高です。

※詳細はこちら
まほらんどHP
北山村観光サイトHP

かき氷「うちゅうねこ」吉野町窪垣内


かき氷

静けさと凉を求めるならここ、とてもディープな場所です。

ゆっくりできるかき氷屋さん「うちゅうねこ」は「まほらんど」のロゴ作者が運営されているとか。

屋根付きの縁台から川風に吹かれる緑を見ながらかき氷を食べられる最高のロケーションで、口コミの穴場だそうです。

夏の期間限定なので、行く場合は営業日時を確認してください↓
※詳細はこちら
まほらんどHP
うちゅうねこHP

※尚「まほらんど」では、これらのほかの周辺の旅の情報提供や移住相談も無料で行っているとのことです。

新しい車中泊施設・民パーク初体験!奈良大淀町「まほらんど」 あとがき


キャンピングカー

「まほらんど」は最寄り駅まで徒歩5分。

ここにキャンピングカーを置いて拠点とすれば、渋滞に巻き込まれることもなく電車やバスで手軽に近隣を巡れます。

キャンピングカーと電車やバスを組み合わせれば、旅の可能性がグンと広がるでしょう。

民パーク「まほらんど」は我が家から1時間足らずのところにあったいい感じの新しい車中泊施設。

今回は1泊でしたが、次は連泊でゆっくり行きたいと思いました。

■民パーク「まほらんど」の利用情報■

入口

場所:〒638―0821奈良県吉野郡大淀町大字下渕742
連絡先:電話 080-6622-5376
※出発前に周辺アクセスマップを受け取ることもできるので、まずメールで問い合わせるのがおすすめ。
●予約について
予約期限・・・車中泊前日の17:00までに予約(空いていれば当日予約可の場合あり)
・電話・・・可
・WEB・・・不可
・問い合わせメール・・・info@maholand.net
●予約からチェックインまでの流れ(筆者の場合)
メール→利用日時確定→到着直前電話連絡→オーナー受付対応→チェックイン
※初めて利用するところはどうしても質問が多くなるので、私はメール連絡にしています。
※「まほらんど」はオーナーさんがお一人で対応されて、受付から施設の案内までていねいに説明していただきました。
●チェックイン、チェックアウトの時間
基本的には、チェックイン16:00~19:00 チェックアウト10:00まで
●料金について
・駐車場料金 1台2,000円(オープニングキャンペーン料金として500円値引後の価格)
・電源使用料 1日500円(ただし、スマホの充電程度は無料)
・占有使用料(下記参照) 追加料金1,500円(先着1日1組限定利用が可能)
※占有使用料1,500円とは
占有使用を希望される方は、皆でわいわい騒ぎたい方の話だろうと思っていましたが、オーナー曰く、一人旅、特に女性の一人旅は何かと用心することが多いので、占有サービスがあれば安心して利用できるのだとか、さすが旅慣れたオーナーの気遣いだと感心しました。
●オープニングキャンペーン・・・2023年末まで、1利用に付き梅干しパックまたは番茶パックをプレゼント中。