【宮崎】肉と焼酎が好きな夫婦が感じた「道の駅 都城NiQLL」の魅力とは

「宮崎県をキャンピングカー旅したいけれど、どこか面白いスポットはないかな?」
「せっかく車で旅をするなら、車ならではのルートを楽しみたい!」
そんなふうに観光スポットを探している方に、ぜひおすすめしたい道の駅があります。
私たちは、夫婦と愛犬で150泊以上のキャンピングカー旅をしてきました。
その中で、宮崎県の道の駅を17カ所巡った結果、特におすすめしたいのが「道の駅 都城NiQLL」。
この記事では、キャンピングカーだからこそ楽しめる視点から、「道の駅 都城NiQLL」の魅力をご紹介します。
ぜひ旅の参考にしていただければ嬉しいです。
道の駅 都城NiQLLはこんなところ

宮崎県は九州南部に位置し、人口約106万人。
その中でも都城市は、宮崎市(約40万人)に次ぐ約16万人を擁する都市です。
その都城市にあるのが、「道の駅 都城NiQLL(ニクル)」。
国道10号線沿い、宮崎自動車道「都城I.C」から車で約5分とアクセス抜群の立地です。
また、ETC2.0を利用し、都城I.Cから道の駅に立ち寄り、2時間以内に同一のI.Cから再流入すれば、高速料金が変わりません。
最新のシステムが導入されているのもリニューアル後ならではのポイントです。
2023年11月にリニューアルオープン
道の駅都城NiQLLは、2023年11月11日にリニューアルオープン。
建物は新築され、とてもキレイな施設に生まれ変わりました。
「NiQLL」という名前は公募で決まり、次のような由来があります。
1. 「肉を楽しむ=肉する=肉る」という造語
2. 「買いに来る」「食べに来る」「遊びに来る」など来店動機を「〇〇ニクル」という行動を表す
3. 「ミンナ ココニクル」=誰もが訪れる場所
そのコンセプトから、買いニクル!食べニクル!遊びニクル!ミンナココニクル!という楽しいキャッチフレーズが生まれています。
グルメ、イベント、遊び場も充実!
まず、「焼酎・スイーツ・肉・芋」をテーマにした飲食店があります。
詳細はこちら▷道の駅 都城NiQLL

そして、子供たちが雨の日でも遊べる屋内スペースや、運動教室が行われるイベントスペース、燻製教室が開かれるキッチンスタジオも!
運動教室と燻製教室は、予約をすれば参加できます。
詳細はこちら▷道の駅 都城NiQLL
自由参加のイベントスペースでは定期的に催しが開催されているので、HPを確認してみてください。
道の駅 都城NiQLL(みやこのじょうにくる)
住所:宮崎県都城市都北町5225番地1
電話:0986-38-5529
FAX:0986-38-5530
営業時間:【直売所】9:00~19:00
【レストラン】ランチ11:00~15:00(Lo14:30)ディナー金・土18:00~21:00(Lo20:30)日17:00~20:00(Lo19:30)
【多目的室】9:00~22:00
【キッチンスタジオ】9:00~22:00
【イベント広場】9:00~21:00
定休日:1月1日、1月・4月・7月・10月の第3月曜日(祝日の時は、翌平日)
停められる台数:普通車198台、大型車18台、おもいやり駐車場7台
交通アクセス:宮崎自動車道「都城I.C」から車で5分
詳細はこちら▷道の駅 都城NiQLL
肉と焼酎の楽園!肉ガチャと焼酎の飲み比べ体験
飲み比べでいろいろ楽しめる
道の駅というと、「車の運転」が前提なので、お酒とは無縁に思えますよね。
ところが、都城NiQLLの入口付近には「Grace」という立ち飲みスタイルの焼酎カフェがあり、意外性にワクワクしました。
このカフェでは、5つの酒蔵の焼酎から3種を選べる飲み比べセット(380円)があり、手軽に宮崎焼酎の魅力を楽しめます。
ハンドルキーパーがいることが前提ですが、宮崎の地焼酎をその場で複数楽しめるのはなかなか贅沢な体験ですよね。
私たちは二人ともお酒好きで、「どちらかが飲むと嫉妬のもとになる」という理由で今回は断念。
事前にこの存在を知っていれば、車中泊を前提にしっかり飲み比べをしてみたかったです。
詳細はこちら▷道の駅 都城
何がでるかはお楽しみ!肉ガチャ

そして、私たちが一番楽しみにしていたのが「NiQLL’s Gacha(肉ガチャ)」です。
これは、1回2000円で冷凍された宮崎牛がランダムで出てくる冷凍自動販売機。
運が良ければ、なんと4000円相当の宮崎牛サーロインステーキが当たるという夢のようなガチャです。
販売機のボタン(1,2,5,7,9,10番)を押すだけのシンプルな仕組み。

私たちは、500gの切り落とし肉が当たりました。
100gあたり400円換算と考えれば、しっかりお得な内容。
車中泊のご飯として、塩コショウ焼きや、焼肉のたれでアレンジしながら、何日も楽しめる最高のおかずになりました。
機会があればまたチャレンジしたいと思います。
お弁当は宮崎名物のおかずでどれも美味しくて安価

私たちは、愛犬と旅をしているため、基本的に外食はせず車中飯がメイン。
そのため、道の駅で見つける地元食材たっぷりのお弁当は旅の楽しみのひとつでもあります。
道の駅都城NiQLLでは、宮崎牛の牛丼、ハンバーグ弁当、チキン南蛮弁当など、ご当地感満載のお弁当が充実!
しかも、800円以下とリーズナブルで、コスパも最高です。
私たちはハンバーグ弁当(690円)、チキン南蛮弁当(630円)を購入しました。
実際に食べてみた感想
「ご当地グルメを手軽に楽しめる」という点で、本当におすすめできるお弁当です。
旅先で何を食べようか迷ったときは、お弁当コーナーを覗いてみるのがおすすめです!
ハンバーグ弁当
ハンバーグ弁当は、ハンバーグがとにかく柔らかくてジューシー!
お弁当とは思えないクオリティで、ソースとの相性もバッチリでした。
チキン南蛮弁当
お弁当なのに、衣がカリッとしていて、びっくり。
甘酢の加減も良くて、タルタルソースとの相性も抜群でした。
どれもとても美味しかったので、お弁当は本当におススメです。
トイレは清潔!キレイで駐車場も広々
おしゃれできれいなトイレ

道の駅 都城NiQLLは、駐車場が広く平たん、トイレも新築施設らしく非常に清潔でスタイリッシュです。
温水洗浄便座付きで24時間利用可能なのも安心ポイント。
広々とした駐車場

駐車スペースは大型車用駐車場と普通車用駐車場で分かれているため、エンジン音などのトラブルは軽減されそうです。
第2駐車場(道の向かい側)も完備されているので、停めるところに不安はないと思います。
ただし、国道10号線沿いにあるため、夜間も通行音は続くかもしれません。

施設内の自動販売機では、地元グルメの冷凍おかずも購入可能です。
ひとくちチキン南蛮(700円)や、観音池ポークのメンチカツ(400円)、中華ちまき(900円)にスペアリブ(1000円)など、どれも電子レンジさえあればすぐに食べられるので、夜遅くの到着や急な小腹満たしにもぴったりです。
宿泊を目的とした利用は禁止されています。
節度のある仮眠で、無用な長時間利用は避けるようにしましょう。
周辺の入浴施設
そして、入浴施設は、約3kmにある「合歓木温泉(ねむのきおんせん)沖水店」が便利。
しかも朝5時から営業し、入浴料500円という使い勝手の良さが魅力です。
詳細はこちら▷合歓木温泉
周辺のおすすめスポット!霧島酒造の「霧島ファクトリーガーデン」

道の駅 都城NiQLLから車で10分(約5km)ほどの場所にあるのが、焼酎の里「霧島ファクトリーガーデン」です。
焼酎で有名な霧島酒造が運営する複合施設で、観光にもグルメにもぴったりの立ち寄りスポットとなっています。
お酒が飲めなくても楽しめる!

敷地内では、以下のような体験ができます。
・焼酎の工場見学
・お土産コーナー
・霧島の天然湧き水を無料でくめるスポット
・焼酎神社や霧島創業記念館「吉助」
・グランドゴルフ場
・ベーカリー
多種多様なスポットがあり、お酒が飲めない人でも、見どころがたっぷりでドライブ途中の休憩にも最適です。
ベーカリーでおやつタイム「霧の蔵ベーカリー」

私たちは、「霧の蔵ベーカリー」で明太フランスパンと塩パンを購入しました。
イートインスペースもあり、パンの他に焼きたてピザや、アイスもその場で楽しめます。

特に驚いたのは、パンに「焼酎モロミ」が使われていること!
ほんのり焼酎の香りが漂い、ここでしか味わえない特別感のある美味しいパンでした。
都城に来たら、一度は寄ってほしい観光スポットです。
詳細はこちら▷霧島ファクトリーガーデン
宮崎へキャンピングカー旅するなら宮崎県の魅力が詰まった道の駅都城NiQLLがおすすめ
宮崎旅行を計画する際、高千穂峡・鵜戸神宮・青島神社・都井岬など、南北に点在する有名観光スポットを巡る方が多いと思います。
でも、そうした観光地ばかりを追っていると、宮崎県第二の都市・都城市の魅力を見落としてしまうことも。
今回ご紹介した「道の駅 都城NiQLL」は、南北移動の合間に立ち寄るのにぴったりなスポット。
特に焼酎好きの方には、すぐ近くにある「霧島酒造ファクトリーガーデン」もセットで訪れるのがおすすめです。
道の駅 都城NiQLLは、2023年11月にリニューアルオープンしたばかり。
イベントも多く企画されていて、地元の方はもちろん、旅行者でも十分に楽しめる充実の道の駅です。
ぜひ、宮崎旅行の計画に都城市を組み込んでみてくださいね。