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TYPE II

自分に合う車を見つけるために考えることは?理想のサーファーズキャンピングビークル



車内のボードラック

ボードラック

頻繁に背の高い車の屋根にボードを積み下ろしするのは面倒だし、駐車中の盗難や落下など万一の事故のことも考えると、なるべくなら屋根の上より車内にボードを積みたい。

事故は注意で防ぐことができても、場所にもよるが盗難は防ぐことが難しく、意外と侮れない。

しかし、余程小さなボードでなければ、天井にボードラックなどを設置しておかないことには、そのまま就寝したり食事するのは困難になってしまう。

「車内にボードを積めるキャンピングカー」と考えるなら、天井のボードラックが必要になるが、そのためには天井付近の戸棚や換気扇やシャワールームなどの配置を考えなければラックを設置することができない。

これは私が出来上がったキャンピングカーを見て他の部分は申し分ない車だと思っても、大きくひっかかってしまうことのある部分の一つでもある。

大きく開く開口部

リア観音開き

VANなら跳ね上げ式のリアゲートと大きく開くサイドのスライドドアが備っている。

現在の日本車では見かけなくなってしまったが、輸入車ならリアゲートやサイドドアが観音開きのものもあり、これもまた良い。

サーフボードのような大きな荷物を中に積むにはこん大きく開く開口部は必須だ。

TYPE II

しかし、車両の背面が開かなければ室内にボードラックがあっても長いボードを車内に入れることは難しくなってしまう。

また、室内にボードラックがなかったとしても、前述の通りで室内にボードを入れておきたいことがある。

シャワールーム

バンコンもリアゲートやサイドドアをそのまま残しているケースが多いが、車体最後部がシャワールームになっていて、居室とは小さなドアで繋がっているだけの車もある。

最後部がシャワールームは大変良いアイディアとは思うのだが、ボードの出し入れのができなくなってしまっているようでは困る。

キャブコンは出入り口がサイドにあって、ドアの幅も決して広くないことが多い。

ロングボードやSUPの出し入れどころか、少し大きな荷物の出し入れにも難儀しそうなドアや構造の車もあるが、他が良くてもそれでは私にとっては問題外となってしまう。

買う予定などないのに、背面にドアや大きな開口部のあるキャンピングカーを見ると、つい「オッ!」と思ってしまうことがあるが、私がキャブコンを設計するなら、絶対に背面に大きなドアか大きな開口部を設けることは間違いない。

安定性が高く積み下ろしのしやすいルーフキャリアやラック

車内にボードが積めるようになっているとしても、車に乗る人数やボードの枚数によっては屋根にボードを積まなくてはならない。

長さが14ftのSUPや5mくらいあるシーカヤックは当然屋根に積むことになる。

屋根14ft

頑丈で荷物の積み下ろしのしやすいルーフキャリアかルーフラックも必需品だ。

脚立・梯子

背の高い車(キャンピングカーの車高が低いということはほぼあり得ない)の屋根にボードや荷物を積み下ろしするには、脚立や梯子があると便利だ。

屋根カヤック

中には実用ではなくてほぼ飾りで付けているような人もいるようだが、バックドアにラダー(梯子)が付いている車がある。

人が乗れるルーフラックなら、その梯子から屋根の上に乗って荷物を結束したり解いたりすることになる。

しかし、キャリアバーにタイダウンベルトでボードを縛り付けるだけなら、脚立か車の側面に立てかけられる梯子があると便利だ。

ところが、脚立を室内に積んでしまうと結構邪魔だ。

そこで思いついたのだが、簡単に付け外しのできる脚立や梯子がバックドアに括り付けられていたら大変便利そうだ。

このアイディアを採用してくれるメーカーなどないだろうか?

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