妻の本音!女性目線で車中泊って実際どうなの!?
現在、夫婦で車中泊をしながら、日本一周旅をしているゆうまです。
昨今は、「車中泊」「バンライフ」というワードを各メディアで見かけることが多くなってきたこともあって、車中泊を楽しむ女性も増えています。
ただ、
・女性一人だと車中泊は不安
・女性ならではの車中泊の悩みを知りたい
・どんな事に気をつければいいの?
などなど、色々と不安で一歩踏み出せないという女性も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、共に車中泊をしながら日本一周旅をしている私の妻に実際にインタビューしてみました!
現在進行系で車中泊をしながら旅をしている女性として、参考になる話をたくさん聞けるのではないか?と夫ながら期待しております!
目次
車中泊旅を始めたきっかけは?
私が車中泊および旅を始めたきっかけは、夫の誘いからです。
夫は、好奇心が旺盛すぎるので色々な事に興味を持つのですが、前々から「日本47都道府県をこの目で見てみたい」というようなことを言っていました。
そしてある時、「会社を辞めて起業したい」と言ってきて、さすがに私も最初は反対したのですが、押しに押されて説得され……。
1年間本業に加え、副業も頑張ってくれた後に、夫は脱サラしました。
その後、「時間的な縛りもなくなったし、旅に出よう!」という流れで、かねてからの夫の夢でもあった『日本一周の旅』に出ることになったのですが、あまりお金をかけられないという事で、車中泊しながらというスタイルで旅をすることになりました。
車中泊の魅力はなんですか?
夫と車中泊をしながらの旅は、すごく楽しいです!決して言わされていないので、安心してください(笑)。
車中泊のメリットはなんと言っても、
・どこでも寝られる
・景色がいいところが家になる
この2つではないでしょうか?
車旅は、拠点ごと移動するので、場所や時間に縛られない自由な旅ができます。
もちろん安全面やマナーに配慮しながらにはなりますが、仮眠がとれたり、車中泊スポットの近くに居酒屋があれば、2人でお酒を飲みに行くこともできます。
宿泊費がほとんどかからないので、節約をしながら旅を続けられます。
また、旅先で素晴らしい景色にめぐり会えた時は「車中泊っていいなぁ」と特に実感する、嬉しくなる瞬間です。
意外と景色がいい車中泊スポットはあまり無いのですが、そういうところで宿泊できたときは、目が覚めて広がる景色に朝からテンションが上がります!
車中泊の大変なところはどこですか?
私が一番大変だなぁと感じるときは『雨の日』です。
私たちが乗っている車は、キャンピングカーのように充実した設備がないので、料理中の換気一つとってもかなり大変ですし、トイレに行く際には毎回濡れないといけません。
また、狭い車内では何をするにも時間がかかってしまいます。
車内での毎日料理は、狭さに加え、私の車では水道設備などがないので更に大変です。
大変なことを挙げるときりが無いですが、狭い車内だと着替え1つとっても大変です。
車中泊をする上で不安だったことはありますか?
車中泊をする前にまず不安だったのが、『ちゃんと寝られるのか?』ということでした。
それまでダブルサイズの快適なベッドで寝ていたのに、いきなり車内でなんて寝られるのか……?と。しかし、今では夫よりも熟睡しています(笑)。
あとは女性ならではかもしれませんが、私は怖がりなので『暗い車中泊スポットとかトイレとか嫌だな……』と思っていました。
車中泊旅に慣れてきた今では、事前に車中泊スポットの情報をチェックして、汚そうなトイレやひと気がない車中泊スポットは、できるだけ避けるようにしています。
ひと気が少ない場所で車中泊しなければならない時は、夫と一緒にトイレに行くようにしています。
車中泊時の恐怖体験などありますか?
本当に怖かった恐怖経験が一度あります!
車中泊をしていて料理をしていた際に、いきなり『コンコン』と車をノックされました。
その時点でかなり怖かったのですが、ノックされて数秒経ったあと、夫が『はーい』と返事をしたのになにも応答がなく……。
めちゃくちゃ怖い!と思っていたら数十秒後に、「警察でーーす」という声が聞こえてきたので安心しました。
結局、警察の方の職務質問だったので良かったですが、不意に車をノックされるのはやっぱり怖いです。
車中泊旅中のお風呂事情について聞かせてください!
私たちの車には、もちろんシャワーなどがついていないので、毎日温泉や銭湯に行きます。
やっぱり男性と女性では、お風呂に必要なものやかかる時間が結構違うので、そこは夫婦で旅をしていて大変な時はあります。
事情があって、急いでお風呂に入らないといけないときなんかは、いつも夫を待たせてしまいますね(笑)。
毎日温泉に入るとはいえ、しっかりとスキンケアや髪のケアは怠りたくないので、自分で用意したシャンプーやコンディショナーなどを使用しています。
収納スペースが限られているので、なるべくコンパクトになるような工夫をしながら、自分のお気に入りの商品を探しました。
毎日温泉となると、かなりの金額がかかるので、出来るだけ安い場所を探すのですが、たまに“清潔じゃない温泉”にあたった時は最悪です……(笑)。
車中泊している時に生理などはどうしていますか?
女性であればどうしても避けられないのが生理です。
生理の期間何が一番困るというと、やはりお風呂に行けないことではないでしょうか。
なので私は、生理が来る時期をある程度予測して、そのときにはネットカフェなどのシャワーがあるところを利用しています。
おすすめは【快活クラブ】です!
お店によりますが、シャワー・タオル使用は別料金を取られないお店もあるので、かなり重宝します。
お風呂上がりにアイスやジュースを飲めたり、モーニングの時間帯には朝ごはんも無料で食べられるので本当にオススメです。
また、生理痛がひどい時の為に、薬は常に常備しています。
場所(キャンプ場や田舎など)によっては、ドラッグストアがあまり無かったりするので、余裕を持っておくように注意しています。
車中泊時に女性ならではの注意点はありますか?
「車中泊スポットは情報を事前にチェックして決めている」と上でもお伝えしましたが、車中泊スポットによっては街灯があまり無かったりするので、夜間は薄暗く、結構怖いです。
また、夜になると若者が集まってくる車中泊スポットなどもあって、トイレに行く際は絡まれたりしないかどうか不安になるときもあります。
男性も一緒の車中泊ならまだ安心ですが、女性一人での車中泊となると、行く前にしっかりとリサーチしたほうが良いと思います。
最近では、SNSやブログなどで車中泊スポットについてまとめてくださっている方なども多いので、そういう情報を調べてから車中泊することをおすすめします!
あとは、しっかりとした目隠しを用意することや、戸締まりはきちんとするという事を意識すれば、日本での車旅は比較的安全なのかな?と思います。
最後に車中泊をしたい女性にメッセージをどうぞ!
日本で車中泊や旅をするとなると、大変なことがいっぱいあります。
ですが、もちろん素晴らしいこともたくさんあって、今では車中泊の旅に出て本当に良かったなと思っています。
きれいな景色が見られる場所で寝て、起きた時などは最高に気持ちがいいです。そんな場所でコーヒー豆を挽いて飲むのも楽しみだったり。
あとは、車中泊にはやっぱり家にはない非日常感があって、毎日ワクワクします!
ご当地で買った食材などを車内で料理して食べるとやっぱり美味しいし、好きな映画やYou Tubeなどを見ながら美味しいご当地の食べ物・お酒を飲んですぐに寝ることができます。
もしも『女性だけど車中泊をしてみたい…!』と思っている方がいらっしゃるのなら、私は胸を張っておすすめします!