【福島県・いわき車中泊旅】59歳・車中泊生活者が巡る昭和の街と温泉、そして50円風呂の衝撃体験
潮風と温泉に誘われて、冬の福島・いわきで車中泊してきました。
昭和の面影が残る街並み、そして驚きの「50円風呂」。
今回はいわきで出会った、ちょっとディープで心も体も癒される車中泊旅の様子と、実際に利用してよかった入浴施設をご紹介します。
60歳を目前に、腰痛とかすみ目に悩まされている寅造です。
福島・いわき 昭和の匂いと潮風の街

福島県浜通りの中心地、いわき市街。
ここは高度経済成長期に栄えた、地方都市です。
路地にはスナックや居酒屋がひしめき、今も昭和の匂いを感じさせる街並み。
そんな懐かしい空気が好きで、私はときどきふらりと訪れています。
今回は、この街で見つけたとてもユニークな入浴施設を2カ所紹介したいと思います。
ネットカフェ駐車場での安心車中泊

今回、旅の拠点にしたのは、ネットカフェの「快活CLUB」です。
快活CLUBは全国展開しているネットカフェで、漫画、インターネット、ダーツなどが楽しめるほか、シャワーも利用できる便利な施設。
車中泊旅ではとてもありがたい存在です。
出入りが自由なので、「駐車場で車中泊できたら楽ちんだなあ」と思い、調べてみると、ネット上で「快活CLUBで車中泊させてもらった」という体験記事をいくつか発見。
いつか試してみたいとチャンスを待っていました。
今回訪れたのは、いわき駅から徒歩17分ほどの「快活CLUBいわき平店」。
チェックインの際に、フロントのスタッフさんに「夜中に駐車場の自分の車で仮眠して、朝チェックアウトする形でも大丈夫ですか?」と確認してみました。
すると、「はい、大丈夫です」との返事をいただき、安心して利用することができました。
まずは清潔なシャワーでさっぱり。
その後、久しぶりに漫画を読みながらアイスを食べ、のんびりくつろぎました。
※駐車場での仮眠可否は店舗ごとの判断となります(NGのところもあります)。
必ず入店時にスタッフさんへ確認してください。
無断利用やアイドリング、騒音などの迷惑行為は厳禁です。
快活CLUB いわき平店
住所:福島県いわき市平谷川瀬1丁目18-5
TEL:0246-35-0688
詳細はこちら▷快活CLUB
勿来の立ち寄り湯「二子浦温泉」

茨城県北茨城市と福島県いわき市の端境にある、小さな立ち寄り湯です。
以前からGoogleマップでマークしていた温泉で、今回ようやく訪れることができました。
都内から下道を走り、いわき市にたどり着いたところでひと風呂。
運転でカチコチになった身体を、暖かな湯がじんわりほぐしてくれました。
無骨な雰囲気の湯船には、源泉かけ流しの温泉。

お湯は海水のように塩辛いナトリウム・カルシウム塩化物温泉で、体の芯まで温まります。
温度もほどよく、ゆっくりと浸かっていられる心地よさでした。
内湯と露天風呂があり、施設は小さいながら満足度は高め。
とても清潔に管理されていて、気持ちよく利用できる立ち寄り湯です。
番台のおばちゃんの優しい雰囲気にも、どこかほっこりします。
※写真はスタッフの方に許可をいただいて撮影しています。
二子浦温泉
住所:福島県いわき市勿来町九面坂下24-2
営業時間:月〜日14:00〜20:00
入浴料:550円
驚愕の「50円風呂」!ゴミ処理場の排熱風呂
いわき駅近くの居酒屋で、マスターに教えてもらった入浴施設です。
車中泊で旅していると話すと、「50円で入れるお風呂があるから、よかったら寄ってみてよ」と教えてくれました。
「50円って本当?」と半信半疑。
気になって、さっそく訪ねてみることにしました。

その施設が、いわき駅から車で15分ほどの郊外にある「いわき市北部清掃センター」に併設された「北部憩いの家」です。
ここは、清掃工場の排熱を利用した入浴施設。
建物は年季を感じますが、地元の高齢者の方々でにぎわう、まさに地域の憩いの場という雰囲気でした。
受付でおそるおそる入浴料を確認してみると、「50円ですよ」と、マスターの言葉どおりの答え。
さらに「市外からですが大丈夫ですか?」と尋ねると「どなたでも50円です。40年前から変わらないの」とのこと。
調べてみると、この施設の開設は1980年。
当時でも50円は破格だったはずですが、その料金が40年以上変わらず続いているのは驚きです。
排熱を活用した入浴施設という仕組みも、80年代としては新しい試みだったと思います。
長年、地域の憩いの場として親しまれてきたのは素晴らしく、温かい施設でした。
北部憩いの家
住所:福島県いわき市平上片寄大平23 北部清掃センター
TEL:0246-34-6926
料金:50円
入浴時間:10:30〜17:00(最終受付16:30)
定休日:毎週水曜日、年末年始
※石鹸、シャンプー、タオルなどはご持参ください。
詳細はこちら▷いわき市HP
まとめ
「いわき駅近くの路地裏にある、あのマスターとお喋りしながら呑みたいな」そんな思いつきから、東北の玄関口・いわき市へ向かいました。
いわき駅周辺には大小さまざまな飲食店が並び、酒好きにとってはまさに楽園のような街です。
特に古いスナックが多く残っていて、路地を歩くだけでもワクワクしますね。
僕のお気に入りは、同世代のちょっと風変わりなマスターがやっているカウンター居酒屋。

美味しい焼酎を出してくれて、「食べ物はあんまりないんだよね」と言いながら、福島の珍しいツマミをいろいろ出してくれます。
あまりにお気に入りなので、店名は伏せておきます。ごめんなさい。
春になったら、また車中泊でふらりと呑みに行こうと思っています。