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車中泊生活19カ月経験者が語る、道の駅で車中泊するときの注意点

道の駅で車中泊するときの注意点

道の駅での車中泊は、明確に「OK」と定められているわけではなく、多くの場合グレーな扱いになります。

実際、マナー違反や配慮不足が原因で、車中泊が禁止されてしまった道の駅も少なくありません。

そのため、道の駅で車中泊するとき、「どんなことに気をつければいいのか?」と悩む人は多いと思います。

初心者の方ほど、何が正解なのかわからず不安になりますよね。

私は少し前までの19カ月間、ほぼ毎日車中泊をしながら生活していました。

道の駅も数えきれないほど利用しています。

この記事では、19カ月の車中泊生活のなかで、私が道の駅で車中泊をするときに気をつけていたポイントを、実体験を交えながら分かりやすく紹介していきますね。

車中泊が許可されている場所・許可されていない場所の確認


道の駅で車中泊

まず大切なのは、その場所で車中泊が許可されているかどうか事前に確認することです。

私がいつも行っている確認方法は、メールまたは電話で施設に直接問い合わせること。

ムック本やネットの情報で「車中泊OK」となっていても、その後に利用ルールが変わり、車中泊が禁止されているケースも少なくありません。

また、車中泊の可否が確認できない場所では、長時間の滞在は避け、仮眠程度にとどめるようにしています。

トラブルを避け、施設の迷惑にならないようにするためにも、この姿勢はとても大切です。

連泊OKの場所もある


道の駅で車中泊

車中泊の可否を問い合わせた際に、連泊が可能かどうかも教えてもらえる場合があります。

たとえば「道の駅 万葉の里高岡」では、運営会社からの返信メールで、事前に運営会社へ連絡すれば連泊もOKと案内していただきました。

問い合わせた時期は、ちょうど能登半島地震の復興作業が進んでいた頃で、多くの業者さんが高岡市を拠点にしていたこともあり、そういった柔軟な対応をされていたのかもしれません。

一方で、観光都市としても幅広い利用者を受け入れたいという運営側の意図もあったのでは、と感じました。

車中泊がOKでも制限がある


注意案内

電話やメールで車中泊の可否を確認した際に、よく注意事項として挙げられるのが「火器の使用禁止」です。

これは、車外での焚き火はもちろん、車内でのポケットストーブやカセットコンロの使用も含まれると受け取ったほうがよいでしょう。

火災のリスクを避けるための措置です。

私自身も、できることならポータブル電源とIHコンロの組み合わせが最も望ましいと感じています。

車中泊が可能かどうかだけでなく、利用時の制限や注意事項も合わせて聞いておくと安心ですよ。

ゴミの放置は厳禁


車内のゴミ

私が普段利用している道の駅は、比較的ゴミの放置が少ないほうです。

しかし、時折トイレにゴミを置いていく人がいるようで、正直「車中泊以前に、人としてどうなの?」と言いたい。

旅行者であれば、基本は持ち帰って自宅で処分するのがマナーです。

私の場合はゴミを車内に置きっぱなしにしたくないので、車外で保管する方法を取っています。

ゴミはルーフバックへ

それが、ルーフバックの活用です。

本来ならルーフボックスがほしいところですが、ゴミ専用ということもあり、安価なルーフバックを選びました。

参考商品▽

車中泊利用時間帯について


営業時間の張り紙

車中泊生活をしていた頃は、私は主に夜10時から朝6時までの時間帯で道の駅を利用していました。

多くの車中泊スポットは、この時間帯がちょうど営業時間外に当たります。

一方、利用状況によっては、3〜4時間の仮眠だけで移動することも多いです。

いずれの場合でも、営業の妨げにならないよう配慮することが大切だと感じています。

できるだけ車中泊スポットにお金を落とす


道の駅で購入した食事

車中泊の際には、お世話になった道の駅への感謝の意味も込めて、開店時間まで滞在し、売店で買い物をするようにしています。

宿泊でお世話になった場所には、できるだけお金を落とす——これは私が車中泊生活で大切にしてきた考え方です。

早朝から営業している道の駅もあり、そうした場所では朝ごはんを購入するのが楽しみの一つになっています。

自動販売機があれば、積極的に利用するようにもしています。

魚

能登の道の駅には、朝一番で新鮮な鮮魚が手に入るところもあります。

誰よりも早く地物の海産物を買えるのは、ちょっとした優越感があり、満足度もぐっと高まります。

一般利用客と施設関係者の邪魔にならない場所に停める


道の駅で車中泊

北陸は車中泊利用者が少ないため、停める場所に困ることはあまりありません。

しかし、ひとつ印象に残っている体験があります。

それは、大雪の夜の「道の駅 氷見(ひみ番屋街)」でのこと。

朝6時になると、観光地としてお客様を迎えるために、駐車場の除雪作業が始まります。

大雪の日でも営業に支障が出ないよう、除雪は欠かせません。

そんな中、駐車場のど真ん中に車中泊車がいると、除雪作業の妨げになってしまいます。

作業員の方々にとっても危険ですし、結果的に道の駅側の負担にもなってしまいます。

そのため、こういった状況では以下のような配慮が必要です。

・駐車場の端に停める
・除雪作業が始まる前に出発する

私がその時に車中泊をしていた際は、たまたま駐車場の端に停めていたため、除雪の邪魔にはならずにすみましたが、「場所選びの重要さ」を改めて感じた出来事でした。

プライバシーが守られる距離感で車を停める


寝ている姿を他人に見られるのは、誰だって嫌ですよね。

私も同感です。

そのため、私はできるだけ車と車の距離を離して駐車するようにしています。

もちろん、混雑している車中泊スポットではそうはいかないことがありますが、幸いにも私がよく利用している道の駅は、駐車場が広く利用者も少なめ。

道の駅の駐車場

そのため、他の車と距離を取って停めることができ、プライバシーは守られます。

ただし、完全に全ての窓を塞いでしまうと、中に人がいるかどうか分からず、万が一のときに危険があるとも感じています。

そのため私は、顔の部分だけ隠すようにして、最低限のプライバシーと安全性の両立を心がけています。

深夜は特に静かに!


道の駅で車中泊

車と車の距離を離していても、深夜の静けさのなかでは小さな音でも意外と響くものです。

私は普段、音楽などは流しませんが、動画やオーディブルなどの朗読サービスを使うことがあります。

その際は、音量をかなり抑えめに設定して、周囲への配慮を忘れないようにしています。

過去には、就寝中に若者グループが私の車のフロント付近にたむろし、会話していたことがありました。

耳障りでしたが、ここで出ていくと余計なトラブルになる可能性もありますし、彼らにも悪気はなさそうだったので、そのままやり過ごしました。

車中泊では、周囲も自分も気持ちよく過ごせるよう、お互いに配慮することが大切だと感じています。

まとめ


道の駅での車中泊は、マナーとちょっとした気遣いがあれば、とても快適で安全に過ごせる場所になります。

19カ月の車中泊生活で感じたのは、「施設や周りへの配慮があれば、お互いに気持ちよく利用できる」という、とてもシンプルなこと。

道の駅は地域の玄関口でもあり、観光客にも地元の人にも大切な場所です。

だからこそ、利用させてもらえることに感謝しながら、気持ちよく過ごしていきたいですね。

あなたの車中泊旅が、より安全で快適なものになりますように。

能登の車中泊サラリーマン

能登地方を拠点として活動している50代男性。 普段はサラリーマンとしてとある能登地方の企業に籍を置いています。 自宅はあるものの、6カ月以上車中泊で生活していております。 私が車中泊を続ける目的は、度重なる災害で車中泊を余儀なくされた場合に備え、出来るだけ快適に過ごせるノウハウを蓄積することです。