車中泊
ハイエースで叶える冬の夢!こたつと鍋で楽しむ車中泊の贅沢時間

ハイエースにこたつDIY!夫婦で楽しむ冬の快適車中泊
ハイエースを車中泊仕様にDIYし、仕事の合間に車中泊を楽しんでいる夫婦です。
今回、家にあるものとポータブル電源を使用し、車内にこたつを作り鍋を楽しんでみました!
ハイエースなどのバンにベッドキットを設置し車中泊を楽しんでいる方や、これから車中泊を始めてみたい方も多いのではないでしょうか。
私たちもハイエースに自作のベッドキットを取り付け、車中泊を満喫しています。
冬が到来し、ハイエース車内をもっと、暖かく快適に過ごせないかと思い、家にあるもので試してみました。
ハイエース以外のバンにベッドを設置している方にも参考になると思いますので、ぜひ読んでみて下さい。
私たちのハイエースは標準ボディのスーパーGL・ダークプライムⅡ

私たちが所有しているハイエースは、スーパーGL特別仕様車ダークプライムⅡ(R5年式 2800CC 4WDディーゼル車)。
普段使い(仕事や買い物)もできて、高さ制限にかかりにくく、車中泊仕様へのDIYもしやすいことから標準ボディを選びました。
現在、仕事の都合もあり、頻繁に車中泊はできていませんが、道の駅やキャンプ場などで車中泊を楽しんでいます。
日本一周に向けて、いろいろな環境で車中泊を体験しながら勉強しているハイエース2年目の夫婦です。
ベッドDIYの記事はこちら▷新車ハイエースの車中泊ベッドをDIYしてみた。作り方と設計図、費用も公開
自作のテーブルを活用してこたつ風に

車内で快適に食事を楽しめるように、写真のような掘りごたつ風テーブルを自作しました。
今回は、このテーブルを暖かく過ごせるよう、掘りごたつ仕様にアレンジしてみました。
テーブルDIYの記事はこちら▷車中泊用のテーブルをDIY!向かい合って座れる快適な食事スペースの作り方
こたつ風にするために準備したもの
こたつ布団代わりの毛布と電気毛布

ハイエースを購入する前から持っていた普通の毛布と電気毛布を使用してみました。

特に電気毛布はひざ掛けのようにして使うと、とても暖かく快適に過ごせました。
掘りごたつと併用したり、就寝中も活用できるので、冬の車中泊では必需品です。
電源は車中泊用のポータブル電源

BLUETTIポータブル電源AC70(768Wのリン酸鉄リチウム電池を搭載)は、3000回以上の充放電回数の長寿命と熱安定性があります。
また、電力リフト機能により、電子レンジやドライヤーなど、定格消費電力2000Wまでの家電にも対応できます。
小型のポータブル電源ですが、軽量で扱いやすいサイズで、価格も比較的手頃です。
実際に使用してみて、購入してよかったと思っています。
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熱源は5年前に購入していた布団乾燥機!

冬を迎えるにあたり、車中泊の熱源としてパネルヒーターかファンヒーターの購入を検討していましたが、家にある布団乾燥機を活用できるのではと思い出し、試してみました。

今回使用したのは、アイリスオーヤマのカラリエです。
重量2.2Kgと軽量で、コンパクトなサイズなので収納にも困りません。
短時間で暖かくなるだけでなく、ダニ対策として使用することもできます。
さらに最新のモデルは、花粉対策や保温モードも搭載されています。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
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こたつ風の天板

カフェ板のベッド床板を2枚利用し、こたつ風の天板として使用しました。
もともと9枚あるベッド床板があり、そのうち2枚をテーブルとして使用しているため、残り7枚の中から2枚を天板として利用しました。
ネジ釘で固定していないので、状況に応じて自由に床板を移動できる点が気に入っています。
実際に体感した感想は?

布団乾燥機はツインノズルなので、広範囲にわたり掘りこたつ内を暖めてくれ、思っていたより、とても暖かく過ごすことができました。
冬の車中泊で掘りこたつ風にした状態でご飯を楽しむ際は、長くても1時間以内に済ませることがポイントです。
夜が深まるにつれ気温は下がり、電力消費も増えてしまいます。
早めに就寝準備を整え、暖かい寝袋の中で休むという工夫で、消費電力をあまり気にすることなく布団乾燥機を使用することができました。
車内の温度とこたつ内の温度差は?

布団乾燥機を使用した掘りごたつの中の温度は、6.1℃から約10分で11.9℃になりました。

6度くらい上昇しましたが、体感ではもっと暖かく感じた気がします。
足元の通気性が良く、暖まりにくいのではと心配しましたが、実際にはそのようなことはなく、しっかりとこたつを感じることができました。

夫婦そろってホカロン靴下を愛用しているおかげで、暖かさを感じられたのかもしれません。
厚手の靴下を履いていると安心です。
ポータブル電源の消費電力は?

布団乾燥機の場合、高温モードでは消費電力が735Wとなり、所有しているBLUETTIポータブル電源AC70(768Wのリン酸鉄リチウム電池を搭載)では約1時間の使用が限界です。
しかし、1回暖めれば十分に暖かいので、電源を切って電力の節約が可能です。
一方、低温モードの場合、ハッキリとした消費電力はわかりませんが、約600W。
1時間以上安心して使用できます。

電気毛布は強モードで消費電力は70Wだったので、ポータブル電源でも安心して朝まで使用することができます。
ポータブル電源の残量に不安がある場合、中モードや弱モードに切り替えるのがおすすめです。
使用してわかった不満点
大容量のポータブル電源が必要
私たちの場合、768Wのポータブル電源を使用していますが、冬の車中泊では、長時間の熱源使用は不十分でした。
今後の長期の車中泊旅に向けて、2000W以上の大容量のポータブル電源と走行充電できる装置を購入し、掘りごたつを楽しみたいと思っています。
ポータブル電源はさまざまな種類があるため、自分の使い方にあった容量を選びましょう。
こたつ天板の設置の難しさ
ベッドの天板をテーブルとして使用するのは簡単ですが、毛布を掛けた後にこたつの天板として再設置するのが手間でした。
広いハイエースとはいえ、やっぱり車内ですからね。
車内の掘りごたつで鍋料理を楽しむ
掘りごたつで足元は暖かくなりますが、車内温度はそれほど上昇しません。
IHクッキングヒーターを利用した鍋料理を楽しむことで、車内温度が上がり、身体も芯からポカポカ、お腹も満足し、一石三鳥です。

ドリテックの卓上IHコンロの「ピッコリーノ」を購入しました。
サイズが縦20.5cm×横20.5cm×高さ5cmとA4用紙よりも小さく、収納スペースにも困りません。
何より火を使わずに調理できるのは嬉しいです。
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わたしのお気に入りの鍋は、ファミリーマートの冷凍カレーうどんです。
とても美味しいのでオススメの一品です。鍋の〆にはパックご飯を入れてキレイに完食しています!
まとめ
IHクッキングヒーターと布団乾燥機を同時に使用する場合、大容量のポータブル電源が必要になりますが、1000W以下のポータブル電源でも十分に楽しむことができました。
車内で掘りごたつに入って鍋を囲む時間はとても楽しく、リラックスできます。
お気に入りの動画を見ながら次の日の予定を話したり、ポータブル冷蔵庫でキンキンに冷やしたビールは、いつもより美味しく感じます!
さらに、家にあった布団乾燥機を活用して、掘りごたつを作ることで、暖かく快適に過ごせることが体感できたのでよかったです。
皆さんの参考に少しでもなればとても嬉しいです。
ベッドDIYの記事はこちら▷新車ハイエースの車中泊ベッドをDIYしてみた。作り方と設計図、費用も公開
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