キャンピングカー
【2026新モデル取材】国産キャブコンのデザイン革命?見たことないワイルドなカッコよさ!
キャンピングカービルダー(メーカー)各社から様々なモデルが発売されているトヨタ・カムロードベースのキャブコン※。
誰が見てもそれとわかる、これぞキャンピングカーという姿で、室内は広くて快適装備が満載。
「買うならカムロードベースのキャブコン」という人も多い本格的キャンピングカーです。
そんなカムロードのキャブコンにいままで見たことないデザインの新モデル・ダイレクトカーズ・DN-75が登場。
2026年1月末から開催されたジャパンキャンピングカーショー2026でお披露目となりました。
現地で取材したので詳しく紹介します。
※キャブコン=居室部分を外装含めて大幅に架装したキャンピングカー
今までにない目を引く外観デザイン

DN-75のいちばんの特徴は外観デザインでしょう。
まず珍しいのがサンドベージュのボディカラー。
これまでトヨタ・カムロードをベース車とした国産キャブコンの多くは外装色がホワイトです。
キャンピングカーに限らず、車を購入する際にボディカラーは重要な要素。
なのに、国産キャブコンだとほぼ白しかないのはちょっと残念という人もいると思います。
DN-75のアースカラーは魅力的ですね。
表面はあえて凸凹を残し光沢が出ないようにするチッピング塗装。
跳ね石などに当たっても傷つきにくく、錆びにくいという特徴もあるアウトドア向きの塗装です。
カラーや塗装だけでも異色ですが、角張った居室部分のシェルデザインも目を引きます。

最後部には、観音開きのリアドア。

サイドに水タンクや、ぬかるみなどタイヤがスタックしたときの脱出用スタックボード(サンドラダー)、下部には縞鋼板を取り付けて、未舗装の山道や砂漠が似合いそうなワイルドな雰囲気に仕上げています。

国産キャブコンだけでなく海外のキャンピングカーにもない、どれにも似ていないオリジナリティの高いデザインだと思いました。
DN-75|ダイレクトカーズ
ベース車両:トヨタ・カムロード(3000cc、ディーゼルターボ、4WD)
車両サイズ:4860×1870×2760mm
乗車定員:7名
就寝定員:6名
価格:1,398万円(税込)~
詳細はこちら▷ダイレクトカーズ
シェルの素材はアルミを採用
また、シェルの素材はフレーム・壁面パネルともに軽くて頑丈なアルミを採用。
国産キャブコンのシェルはFRP(繊維強化プラスチック)製が多いですが、DN-75は素材もひと味違います。
5m×2m以下のコンパクトサイズ

つい外観デザインにばかり目が行きますが、コンパクトな車両サイズもDN-75の特徴です。
車両サイズは外寸で全長4,860mm×全幅1,870mm×全高2,760mm。
大型の国産キャブコンだと全長5.2m超え、全幅も2.1m超えのモデルも多いですが、それだと国内の一般的な駐車場(縦5m×横2.5m)は無理なので、出かけた先で駐車場探しに困ることも。
また、フェリー料金も全長5mを境に上がることが多いです。
トヨタ・アルファードが全長4,995mm×全幅1,850mmですから、比べるとDN-75が全長は13.5cmも短く、全幅は2cm広いだけ。
DN-75は取り回しもしやすく、使い勝手のよいサイズに収まっています。
内装はラグジュアリーな雰囲気

ワイルドな外観とは打って変わって、室内はシックでラグジュアリー。
全体的に家具類の角に丸みを付けて柔らかな印象になっています。

後部に出入り口のあるリアエントランスで、室内に入ってすぐキッチン。
それ以外は運転席・助手席の後ろまですべてがリビングスペースです。
また、家庭用エアコン、大型の冷凍・冷蔵庫など車中泊するのに十分な快適装備が標準でそろっています。
各部を見ていきましょう。
就寝スペースは3カ所、6名就寝が可能
本格的キャブコンとしてはコンパクトサイズながら就寝定員は6名。
リビングルームにマットを敷き詰めてできる広いベッド(3名就寝)。
室内右側に跳ね上げ式ベッド(1名就寝)も設置。

キャブコンの定番ベッドである運転席・助手席頭上のバンクベッド(2名就寝)ももちろんあります。

バンクベッドに上る際に短いはしご(ラダー)を使うモデルが多いですが、DN-75は使わないときは畳める足掛け台で昇り降りするタイプ。
ちょっとした工夫ですが、はしごをかけたりしまったりする手間がないし、しまっておくスペースも要らないので、限られたスペースのキャンピングカーの室内では便利だと思いました。
シンク、コンロ、調理台…冷凍・冷蔵庫まで

コンパクトサイズのキャブコンながら、キッチンも充実しています。
エントランスから入ってすぐに左にシンクとガスコンロ、その対面に調理台と冷凍・冷蔵庫。

給排水タンクは各20L。

冷凍・冷蔵庫は左右に並んでいて、なんと容量は各50L。

ガスコンロは取り外して車外でも使えます。
これだけ設備がそろっていれば、オートキャンプ場やRVパークなどでの車中泊時でも、自宅と同じくらいの調理ができるでしょう。
家庭用エアコンとFFヒーターも標準装備

車中泊旅では移動時に限らず車内で過ごす時間が長くなります。
昨今の夏は猛暑が当たり前。
そこで必要不可欠といってもいいのがエンジンを切った状態でも使えるエアコンです。
DN-75には家庭用のエアコンが標準装備。
エアコンなどを稼働するための電源システムとして、300Ahのリチウムイオンバッテリーと2000Wインバーターも標準で付いています。
走行充電器と外部電源取り込み口もあるので旅先でのバッテリー充電もできて便利です。
さらに、キャンピングカーの暖房機器の定番であるFFヒーターも標準装備。
冷暖房どちらも万全です。
32インチテレビも標準装備

キャンピングカーにテレビを付けたいという要望、けっこう多いようです。
DN-75はバンクベッド裏に32型のスマートテレビを標準装備。
バンクベッドを跳ね上げるとモニター画面が現れます。
けっこう大型で、リビングに座って見るのにちょうどいい大きさでした。
収納スペースもしっかり確保

メインの収納スペースは、進行方向に向かって左側頭上に一列の収納棚。
扉付きで、日用品や着替えなどを入れておきやすいです。
このほか、リビングのシート下も収納庫が隠れています。
あれこれ標準装備で1,398万円

外装・内装のデザインの質が高く、冷凍・冷蔵庫や家庭用エアコン、FFヒーター、テレビなど、快適で便利な装備がそろっているDN-75。
特筆すべきはこれらのほとんどが標準装備であること。
1,398万円(税込)の価格に含まれています。
ソーラーパネルや電動サイドオーニングなどのオプション装備も用意されていますが、標準装備だけでも十分に車中泊を楽しめると思います。
ベース価格はもっと安い国産キャブコンもありますが、欲しい装備をオプションで付けていくと1,500万円超えになってしまったということもよくあるので、DN-75はコストパフォーマンスも高いモデルと言えますね。
ダイレクトカーズとは
ダイレクトカーズは、三重県鈴鹿市に本社・工場があるキャンピングカービルダー。
創業は2009年で、神奈川県厚木市と福岡県飯塚市にもショールームがあります。
本記事で紹介したDN-75のようなトヨタ・カムロードベースのキャブコンやハイエースのバンコン、軽キャンピングカー、キャンピングトレーラーまで、オリジナルキャンピングカーを豊富にラインナップしています。
ダイレクトカーズの公式サイトはこちら
