今話題の軽キャンピングカー!そのメリットとデメリットは?
憧れのキャンピングカー。「高くて買えない!」「大きすぎておく場所がない!」という理由でなかなか手が出せないという人もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方々にも、最近注目されているのが「軽キャンピングカー」。
名前の通り、軽自動車を活用したキャンピングカーで、価格面でも機能面でも充実していると評判なのです。今回は、軽キャンピングカーの魅力やメリット・デメリットについてお伝えします。
目次
軽キャンピングカーの魅力とは?
コスト面だけではなく、軽自動車ならではのコンパクトさが、通常のキャンピングカーにはない魅力であるとして注目されています。特に、定年退職を迎えたシニア世代の方々には、軽キャンピングカーで夫婦二人での旅行を気の向くままに楽しみ、疲れたらすぐに休憩をとることのできる手軽さが人気の秘密のようです。
また東日本大震災を契機として、シェルター代わりに購入する人も増えています。長い車中泊では、エコノミークラス症候群を発症する危険性が高まりますが、軽キャンピングカーは普通の車と比べて、かなり快適に過ごすことができ、充実した機能が搭載されているといえるのではないでしょうか。
軽キャンピングカーのメリット
コンパクトで小回りがきく
なんといっても軽自動車がベースとなっていますので、コンパクトであり小回りがきくことがメリットといえるでしょう。
フルサイズのキャンピングカーはどうしても車体の大きさがデメリットとなってしまって、キャンプは好きであるものの、運転が苦手という人には敬遠されてしまいます。軽キャンピングカーであれば手軽に出かけることができますし、細い道であっても気にせず進むことが可能です。
意外に快適な空間
軽自動車がベースですからどうしてもフルサイズと比べると車体が小さく、居住空間は狭くなりがちです。
しかし、軽自動車の規格をフル活用している車体もあり、そのような車両であれば思ったほど空間の狭さを感じることはなく広く感じられます。家族4人でというわけにはいかないものの、夫婦での旅行くらいであれば十分に過ごすことができるスペースであるといえます。
軽自動車がベースになっているので価格が安い
価格はフルサイズと比べると、はるかにリーズナブルとなっています。フルサイズであれば数百万円から一千万円を超えるものも珍しくありませんが、軽キャンピングカーであれば百万円程度から購入することができます。
その程度の金額は、車を購入する常識的な金額ですから、それほど高いハードルであるとはいえないでしょう。
ランニングコストも低くすむ
軽自動車がベースとなっていますから、あらゆるコストを抑えることができます。燃費はフルサイズよりもはるかによく、自動車税も軽自動車が適用になりますから年間4000円です。
高速道路の料金も軽自動車料金が適用になりますから、普通車よりも安くすみます。車検時においても軽自動車の自動車重量税は普通車の3分の1程度で済みます。自宅の駐車場で十分に駐車しておけますから、ガレージ代も節約できます。
普段乗りも十分可能
もちろん普段乗りでも十分に活用できますから、旅行だけではなく普段の外出時においても利用することができます。
軽自動車ですから街乗りでも不自由なく運転することができますし、小回りがききますから細い道でもまったく問題ありません。パーキングにも停めやすいでしょう。
軽キャンピングカーのデメリット
長距離走行には向いていない
軽自動車ですから、基本的には近距離向きであり、長距離走行には向いていません。フルサイズであれば乗り心地もいいですが、それほどいいともいえません。そのため長距離走行だけではなく、山道など足場が悪い場所での運転は辛いといえそうです。
長期滞在には向いていない
かなり工夫はなされているものの、フルサイズと比べてしまうとどうしても快適さには差を感じずにはいられません。
そのため長期での旅行や滞在には厳しいといえます。しかし逆にいいますと、短距離で短期の滞在を想定しているのであれば、かなり快適に過ごすことができるのではないでしょうか。
どうしてもパワー不足
軽自動車のエンジンですから、キャンピングカーとしてどうしてもパワー不足を感じてしまいます。峠道や上り坂、高速道路などにおいては、キャンピングカーの装備によって増してしまった重量が、そのまま仇となってしまうことは間違いありません。
まとめ
今回は軽キャンピングカーの魅力をメリット・デメリットの両方を踏まえつつ、ご紹介しました。フルサイズのキャンピングカーに快適さでは劣るものの、そのコスパの良さと利便性を考えると、とても魅力的です。
みなさんも、ご自身の目的に合ったキャンピングカーを探してみてくださいね。