【Toy Factory】BADEN(トイファクトリー バーデン)

【Toy Factory】BADEN(トイファクトリー バーデン)



Toy-Factory BADEN(トイファクトリー バーデン)

BADEN(バーデン)は数あるバンコンの代表格とも言えるトイファクトリー社のフラッグシップモデル。BADENは2009年にデビューし、2010年にはキャンピングカー専門誌オートキャンパーのアワードでベスト1に輝いた実績もある大人気のハイエースベースのバンコンだ。

トイファクトリー BADEN

このキャンピングカーが人気を誇る理由のひとつとして、メイド・イン・ジャパンの高品質な作りがあげられる。

高級感のあるスタイリッシュなデザイン性もさることながら、内装に使用されている素材や、断熱性能へのこだわり、バンコンという限られた空間の中でのレイアウトなどオーナーが快適に利用できる環境を徹底して作り込んでる。また、安全性能の面でもベース車両のTOYOTAハイエースが本来持っているメーカー基準の安全性能を維持しているのも魅力だ。

BADEN(バーデン)
ビルダー:Toy-Factory(トイファクトリー)
タイプ:バンコン
ベース車両:TOYOTA ハイエース スーパーロングキャンパー特装車
価格:¥5,400,000〜
乗車定員:7名
就寝定員:大人5名
全長:5,380mm
全幅:1,920mm
全高:2,285mm

外装

エアロウインドウ

トイファクトリー社が製作するキャンピングカーの特徴とも言えるエアロウインドウ。エアロウインドウは「アクリル2重窓」の装着を可能にし窓からの断熱効果を高めている。

また、標準装備の車体右側のエアロウインドウは出窓のように車体から少し飛び出した形状となっているため、限られた居住スペースを広げるという点でも貢献している。オプションとはなってしまうが、エアロウインドウは、車体左側とリアガラスにも装備することが可能。

BADEN エアロウインドウ

ソーラーパネル

こちらもトイファクトリー社製のキャンピングカーの特徴と言えるソーラーパネル。車種に専用設計された台座があり、ソーラーパネルをスタイリッシュに装備することができる。

パネル自体もトイファクトリーとシャープが共同開発した専用設計で、車に装着することを前提に設計されているため、融雪剤や沿岸部での利用の際の塩害対策や風圧への対策、万一の事故や落下に備え、飛散防止などの処理が施されている。

BADEN ソーラーパネル

ソーラーパネルのスペック
型式:NQ-203AD-1
重量:14.5kg
サイズ:1165×990×46mm
公称最大出力:203W
モジュール変換効率:17.6%
耐風圧加重:2940Pa
セル直列数:42

居住スペース

BADENは家具や内装も洗練されており非常にスタイリッシュだ。

また、限られた空間を最大限に活かし、様々な使い方にも対応可能なレイアウト設計が魅力だ。

また、超断熱と言われるトイファクトリー独自の断熱技術によりオールシーズン快適に過ごすことが可能だ。

BADEN ダイネット

ウェルカムライト

スライドドアを開けるとまず目に飛び込んで来る、キッチン家具に装備されたウェルカムライト。キャンプ場やRVパークなど夜暗いところでも足元を照らしてくれるため安心だ。

BADEN ウェルカムライト

ベッド

エアロウインドウの装着により車内が拡張されたリアベッドは、1,800mmの幅で大人3名の就寝が可能。また、ベッドを展開した状態でもベッドの下には大きなスペースが確保されている為、キャンプ用品などの荷物を積んだ状態でも就寝することができる。

BADEN リアベッド

座席部分はフロアベッドとして展開するとことが可能で、さらに大人2名が就寝でき合計5名の就寝定員を確保している。

BADENフロアベッド

出典:トイファクトリー

ギャレー

車内左側のキッチンスペースにはギャレーと冷蔵庫が設置されている。ENGEL製の冷蔵庫は上開きになっており、ギャレーにもフタが閉められるようになっている為、使用しない時は作業台としても活用できる。限られたスペースを最大限に利用するための工夫だろう。

BADEN ギャレー

写真はkarimoku ver.

収納スペース

上部に設置されているの収納スペースに加えて、リアベッドの下にも収納スペースがある。キッチンで使うものなどを入れておくと便利。このスペースにはオプションで電子レンジを設置することも可能だ。

BADEN収納スペース

まとめ

トイファクトリー社のBADENはさすが人気車種ということもあり、様々な面で工夫と作り込みが感じられる1台だ。2人旅はもちろん、子供がいる家族での利用も申し分ない。ハイエースがベースということもあり、広さの面ではキャブコンには及ばないが、スペースにも無駄がなくとても高機能。

普段使いも可能なバンコンならではのメリットもある。そして何より、内外装ともに作りにこだわりを感じられる、とてもワクワクするクルマだ。