NISSANの車中泊仕様車「MYROOM」ならあらゆる風景の中に自分だけの部屋が誕生
ウッディな内装がナチュラルな空間を演出
内装で目を引くのは、全面をカバーする贅沢な木目調トリムと木目調フロア、そしてウッドブラインド。
全体がウッドで統一されているためにバンの無機質さが消え、本当の部屋のような温もりと高級感を生み出しています。
木目調ルーフパネルには調光機能付きのスポット照明が埋め込まれ、車内であることを忘れそうな優しい光が広がります。
ファブリックは木目によく合うナチュラルカラーで、自然の風景に溶け込むインテリアに仕上がっています。
圧倒的自由度を誇るシートアレンジ
居住性にこだわるMYROOMでは、とくにシートに創意工夫が凝らされています。
軽い力で簡単にアレンジできる実用性と、使用シーンに応じた豊富なカスタマイズ性を両立。
自動車業界初だという、表面と裏面で硬さの異なるクッションパッド構造を採用し、シーンによって硬い面と柔らかい面を使い分けます。
走行時は2 in 1シート(セカンドシート)を前に向け、ドライブモードとして。
停車時にはシートとスライドテーブルの組み合わせによって、ひとつの空間でさまざまな時間の過ごし方を実現します。
たとえば2 in 1シートをリヤ側に向けたリビングルームモードは、横並びで腰かけておしゃべりするようなリラックスタイムに。
2 in 1シートをフラットにしたベッドルームモードでは、お座敷のように思い思いの姿勢で過ごすことが可能です。
横並びではなくテーブルを挟んで対面し、対座ダイネットとして使えば、食事や作業などにそれぞれゆったりテーブルを割り当てられます。
5:5左右分割構造により個別のシートアレンジも可能。
テーブルは軽い力で前後にスライドできるほか、安全のためロックすることも可能です。
テーブルを最後尾にまでスライドさせ、バックドアを全開にしてシートに腰を下ろせば、リア方向に広がる雄大な景色を見られるはず。
さらに特筆すべきは、リア部分にロールスクリーンを降ろしたシアタールームモード。
モバイルプロジェクターを持ち込めば、車内が映画館に変身します。
横並びに腰かけ、テーブルにお酒やおつまみを用意すれば、まるで劇場のプレミアムシートです。
2つのスタイルから選べるベッド
車内後方には簡単に着脱できる折りたたみベッドを備えますが、オプションで「跳ね上げベッド」も選択可能。
前者の場合、2枚のボードを広く並べたり、折りたたんで椅子として利用したり、壁面に収納したりとアレンジが可能です。
後者の場合は簡単なアクションで壁面からベッドボードが降りてきます。
決まった就寝定員はありませんが、ベッド幅は1,204mmなので大人2人程度が横になれます。
ベッドの支えとなるサイドボックスには荷物の収納が可能です。
電源はポータブルバッテリーから
オプションでポータブルバッテリー from LEAFを用意し、ポータブルバッテリー用電源入力端子でクルマと接続できます。
同製品は「from LEAF」の名のとおり、電気自動車「日産リーフ」で使用されていたバッテリーを再利用して開発されたバッテリーなのだとか。
AC100V外部電源入力システムを備えるとともに、車内にAC100Vコンセントがあるので、持ち込んだ家電の使用も可能です。
MYROOMには冷蔵庫などの家電がないため、市販の車載製品を上手く活用したいです。
まとめ
必ずしもユーザーの居住地の近くにあるとは限らないキャンピングカービルダー。
修理や整備を必要とする時、気軽に相談したりサポートを受けたりできないケースもゼロではありません。
その点、全国どこでもアフターケアを受けられる大手自動車メーカーならではの抜群の安心感がMYROOMにはあります。
日産自動車の技術力の粋を集めた車中泊仕様車。
その完成度、美しさ、信頼感は「さすが」のひと言。
新たなスタンダードの誕生です。
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