標準ルーフでも余裕を感じる4Cs’のキャラバン「スマートキャンパー GX-5s Pri Base」
L字型のダイネット
セカンドシートを反転させれば、後部の横向きシートと合わせてL字型のダイネットになります。
スライドレールにより、テーブル位置は微調整が可能。
セカンドシートをフラットにすれば、テーブルを出したままデイベッドのように足を伸ばしてくつろぐことができます。
横向きシートのさらに後方には家具のないスペースがあるため、荷物を積んだり、非常時用のポータブルトイレを置いたりもできそうです。
長さ2m以上のフルフラットベッド
セカンドシート、横向きシート、ベッドマットを連ねて作るフロアベッドは、1,200mm×2,100mmのロングサイズ。
家具のない部分では横幅も1,300mmの広さになります。
長身の人でもゆったり就寝できるサイズながら、最後尾には足を下ろせるスペースがあり、腰かけての着替えや荷物整理が可能です。
車中泊には欠かせない天井の調光式LED照明や、間仕切りを含む室内カーテンも標準装備となっています。
横向きシートはボックスタイプになっており、未使用時のベッドマットをボックス内に収納できます。
水道設備が備わったギャレー
車両後部にはギャレーや収納を兼ねたハイカウンターボックスが設置されています。
各10Lの給排水タンクとフタ付きシンク、カセットコンロが標準装備。
キャビネットはベッドマットの支えを兼ねますが、ベッド展開後も収納部分にアクセスできます。
セカンドシート側の側面には電圧計やスイッチが集約されています。
電源として、走行充電が可能なサブバッテリーが標準装備されます。
まとめ
キャラバンをベースに、車中泊に必要な基本装備が備わったキャンピングカー。
ベーシックな構成であることから、人を選ばず多くのユーザーにオールマイティーにマッチする車と言えます。
もともと自由度の高いレイアウトであることに加え、サイズ変更や追加オプションも相談可能とのこと。
「スマートキャンパー GX-5s Gear」と見比べてみるのもよいでしょう。