キャンピングカー
12Vクーラー搭載可!ロータスRVの軽キャンパー「ek-cruise Comodo」なら季節を問わない車中泊が実現

ロータスRVの軽キャンパー「ek-cruise Comodo」
埼玉を拠点にキャンピングカーの製造・販売・輸入を行うロータスRV。
内装部品や消耗品など、キャンピングカー・パーツの専門店としてお世話になっている人も多いことでしょう。
同社オリジナルモデル「ek-cruise Comodo(ekクルーズ コモド)」は、機動力抜群のマツダ・スクラムバンに充実装備を詰め込んだ軽キャンパーです。
人気モデルek-cruiseをベースに、DC12Vクーラーやリチウムイオンバッテリーを搭載すべく進化したComodo。
年々暑さの増す夏の車中泊にも対応できるようになっています。
車内の温度管理がしやすくなることから、ソロ旅やデュオ旅はもちろん、ペットと一緒の旅にもおすすめできます。
ek-cruise Comodo CVT 2024(ekクルーズ コモド)
ビルダー:ロータスRV販売株式会社
タイプ:軽キャンパー
ベース車両:マツダ・スクラムバン
乗車定員:4名(オプションによっては3名)
就寝定員:大人2名
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,895mm
ナンバー:4ナンバー
参考価格:税込2,988,700円~(CVT)
公式サイト:ロータスRV販売 HP
街に溶け込むスクラムバンを秘密基地化

エクステリアはスクラムバンそのまま。
言われなければキャンピングカーだとはわからないほどで、職場や公共施設でも目立つことなく日常の暮らしに溶け込みます。

しかし車内をのぞき込むとその印象は一転、秘密基地のような居住空間が広がります。
ボディサイズの限られる軽自動車やライトバンでは、足元に家具が作り込まれていると就寝時に窮屈になりがちです。

ek-cruise Comodoでは、吊り戸棚のように浮かせた家具と、空中に渡したテーブルで足元空間を十分に確保。
左右の家具は限界までサイズダウンしたスリム設計になっています。
次のページ▷▷▷【装備充実した軽キャンピングカーなのに車内広々!気になる詳細をご紹介します。】
着脱式テーブルが便利なリビングスペース

目的地に着いたら純正シートを折りたたみ、マットを敷き詰めることで車両後部がフルフラット空間に。
食事や休憩時間はお座敷スタイルで過ごします。

着脱式テーブルを最後尾に寄せれば、左右のカウンターと合わせてコの字型のテーブルになります。
逆に着脱式テーブルを前方に配置すれば、車両の中央に食事場所ができます。
各方向にカップホルダーが備わっているため、どの位置からも飲み物に手が届きます。

上部には14インチのフリップダウンモニターを標準装備。
地上デジタル放送が見られるほか、DVDプレーヤー付きで、旅先でも映画やドラマを楽しめます。
大人2名が横になれるベッド

リビングはそのままベッドとなり、長さ1,820mm × 幅1,100mmの空間で大人2名が横になれます。
前述のとおり家具が薄いため、横になっても足元を邪魔しません。

キャビネット側面は扉付きの薄型収納庫になっており、身の回り品を入れておけます。

各種スイッチや計器、AC100Vコンセントもキャビネット側面に集約されており、就寝時にラクに手が届く配置です。
電子レンジのレイアウトに注目

ガスコンロやシンクなどのギャレー設備は搭載していませんが、上部空間を上手く活用した電子レンジに注目。
ベッド展開後も使える電子レンジは、食事の幅を広げてくれます。

電子レンジの両隣は扉付きの収納庫になっていて、食器などを入れておけます。

また、車外にも持ち出せる14Lポータブル冷蔵庫を標準装備。
ベッドモード時には、助手席を倒して上に載せるのが便利そうです。
アウトドアリビングが生まれるリヤエンド
車内空間が限られる軽自動車では、車外も含めてひとつのリビングルームと考えると快適度がぐっと上がります。

工夫が凝らされたek-cruise Comodoのリヤエンドは必見。
スリムタイプの収納スペースを引き出すことができ、天板を載せればアウトドアテーブルに早変わりします。
車外で調理をする予定があるなら、オプションでアウトドアシンクの追加も可能。
さらにオプションでサイドオーニングを装着すれば、キャンプに最適の車になります。
軽キャンパーのイメージを覆す充実装備
電源には走行充電、外部充電が可能な100Ahディープサイクルバッテリーを標準装備。
電子レンジを動かす1,500W正弦派インバーターもあらかじめ搭載されています。
ソーラーパネルの設置や、バッテリー強化もオプションで可能です。
寒冷地に行く予定があるなら、オプションでFFヒーターを追加することもできます。
FFヒーターはセカンドシート下にすっきりとインストールされます。
さらに夏場の暑さ対策として、DC12Vクーラーをオプション搭載可能。
エンジン停止時でも、サブバッテリーからの電力供給で車内を冷やすことができます。
このオプションを選択すると、同時に電源もリン酸鉄リチウムバッテリーにアップグレード。
右セカンドシートにバッテリー用のボックスが配置されるため、乗車定員が3名になることだけ注意です。
まとめ
小さなボディに、快適装備をぎゅっと詰め込んだek-cruise Comodo。
軽自動車のメリットは、何といっても圧倒的なコストパフォーマンスと、どこにでも乗っていける機動性です。
狭い街路でも運転に困難を感じることなく、通勤、通学、買い物などに活躍してくれるでしょう。
それらの長所を活かしながら、コンパクトなボディサイズゆえの「不便」「不快」「忍耐」を極限まで解消した1台。
真夏でも車旅をしたい、車内で温かい食事をとりたい、足を伸ばして眠りたい……ユーザーの希望を最大限に叶えてくれる車です。