バン

【ヨーロッパのトレンド】キャンパーバン・人気の傾向は??



前回に引き続き今回は『バン・車中泊仕様車』にフォーカスして、ヨーロッパでの人気の傾向を探っていきたいと思います。

バン・車中泊仕様車でヨーロッパでは現在どのようなタイプの車が多く人気なのか?

どんな装備や内装が多く人気なのか?

どのようにして使用しているのか?

などについて見ていきたいと思います。

ヨーロッパでよく見かけるバン・車中泊仕様車は??


ヨーロッパではどの車が車中泊仕様車として人気なのでしょうか?

走っていて見かける車中泊仕様のバン。

どちらかと言えば特定の車が人気というよりは、このメーカーのこのタイプの車をよく見かけるといった感じで、車中泊仕様車として人気のメーカー・人気のタイプがあるように思います。

その中でもよく見かける車をまずは挙げてみたいと思います。

メルセデスベンツのバン






車中泊仕様車でよく見るメーカーのひとつがメルセデスベンツのバン。

その中でも比較的よく見るなというタイプは207d・307d・406d・407dなど。

どちらもレトロな外観がかわいく、この車は見るからに’ザ・バンライファ―といったイメージで、バンライフを本格的に思いっきり楽しんでいるイメージがあります。

内装はほとんどが車中泊仕様車へのDIY。

varioの四駆もキャンパーバンとして人気が高く、ワイルドな旅を求める方が選んでいる印象です。

メルセデスは高級車のイメージがあり「お高いのでは…?」と思いますが、メルセデスの生産国・ドイツではタクシーやバス・パトカーや救急車などもメルセデスの車が多く、一般家庭でも普及しています

日本でいう国産車のトヨタやホンダがドイツでのメルセデスやフォルクスワーゲンといった感じでしょうか?

中古車市場でもメルセデスは質が良いので他のメーカーよりもやや高めですが、だからといって特別高いわけではないようです。

フォルクスワーゲンのバン





 










View this post on Instagram























 

A post shared by Jannik (@jaytiontheroad)






そしてキャンパーバンとしてよく見かけるのがフォルクスワーゲンのバン。

よく見るタイプはカリフォルニア。

そして比較的新しいタイプのトランスポーター・T5・T6などのキャンパーバン。

ポップアップルーフがついてるタイプのものが多く、まさにキャンパーにぴったりの車ですね。

今年の夏は赤と白のツートンカラーのカリフォルニアをよく見かけ、今流行っているのかな?と思うほどでした。

そしてフォルクスワーゲンと言えばのワーゲンバス。

可愛い見た目で世界中から今も愛されている車ですね!

見かける頻度はあまり高くはありませんが、ヨーロッパではワーゲンバスの集会?もあるようでワーゲンバスが集まっている光景はかわいいで溢れています。



 










View this post on Instagram























 

A post shared by Tom Aebersold (@aircool.ch)






=今から期待が高まるI.D Buzz キャンパーバン!=



2022年に発売が予定されているフォルクスワーゲンのI.D Buzz。

エコフレンドリー車で、100%電気供給の電気自動車だそうです。

そしてかわいい見た目!

大人気のワーゲンバスを思い起こさせる外観。

プラス近未来的な感じも加わって、最先端の車!といった感じがしますね。

完全EV車・自動運転機能も付いているようで、今から期待が高まっているようです。

発売後大人気になりそうな予勘大!

やはりこれからは電気自動車の時代へとシフトしていく流れのような感じがします。

プジョー・フィアット・シトロエン


プジョー・フィアット・シトロエン

あとキャンパーバンとして見かけるのは、プジョー・フィアット・シトロエンなどのバン。

各メーカーが一緒に開発したバンも多く、フォルクスワーゲンやメルセデスほどは見かけませんが、次に多いキャンパーバンといった感じです。

ちなみにわたし達の愛車・Jumperもプジョー・フィアット・シトロエンの共同開発した車です。

キャンパーバンの設備や内装・人気の傾向は?


では次にキャンパーバンの設備や内装などの人気の傾向はどのような感じでしょうか?

DIYキャンパーバンのコミュニティから人気の傾向を探っていきたいと思います。

ソーラーパネルは完備


ソーラーパネル

今DIYでキャンパーを作っている方のほとんどがソーラーパネル完備のようです。

配線などもあり設置も簡単ではないので、車中泊仕様車に改造する時一緒にソーラーパネルをインストールしておくのがベストだと思います。

ちなみに後付けだと、配線も思っていた場所に配置できず作業も大変でした…。

ソーラーパネルがあるとないとでは快適度がまったく違ってくるので、バンライフをしたい方はソーラーパネルの設置を強くおすすめします。

シャワー・トイレ完備のキャンパーも多い





 










View this post on Instagram























 

A post shared by Steph & Sara (@stephanie_and_sara)






ヨーロッパでは公共トイレが日本と比べてあまりなく、国によっては有料だったり、便座がなかったり、すごく汚かったり…。

快適なトイレはあまり望めません。

温泉やスーパー銭湯もあまりなく、公共シャワーも限られた場所にしかないので探すのに手間も時間もかかります。

車中泊する車にトイレやシャワーがないと、キャンプサイトや使える公共シャワー・トイレを探したり、近くで車中泊をすることになると思うので制限ができてしまいます…。

ということで皆さんシャワーとトイレも完備の車中泊仕様車が多く見られます。

バンという狭い空間ですがさまざまな工夫がしてあり、とても快適そうなシャワーとトイレが設置されている方が多かったのが印象的でした。

ヨーロッパでは汚水を捨てるダンプステーションも充実しているので、汚水の問題もなく気軽にトイレやシャワーをインストールできるのかもしれません

コンロは設置型が多い






コンロも設置している方はほぼ100%で、キャンプ用の移動できるコンロを使用している方もいますが、テーブルに設置されたタイプのお家のようなキッチンを作っている方が多く見られました。

コンロはガスボンベタイプが多く、電気で稼働するタイプのコンロは少なめです。

内装は木の温もりが大人気!






内装は木材を活かしたものが多く、床・壁・天井・家具など、車内中木材で統一した車中泊仕様車がとても多かったです

車内は木の温もりに包まれていて、インテリアもとてもおしゃれ。

まるでお家と変わらない内装で、ステキなものばかりでした。

内装は木の温もりがブームの絶頂!という印象を受けました。

この流れはしばらく続きそうですね。

次のページ⇨ 海外キャンパーバンはどのように使われているかを紹介していきます!