キャンピングカーと風景

誰でも気軽にできる?!バンライフを始める前にした方がいい準備



バンライフを始めてからの注意点

実際にバンライフを始めたら、いろいろな情報収集が欠かせません。

毎回確認したほうがよいことがいくつかあるので、ご紹介します。

予備の車中泊スポットを確認してから移動する

キャンプ風景

「今夜はここで車中泊するぞ!」と決めて移動したら、既に閉鎖された施設だったとか、定休日で入れない、もしくは「車中泊禁止」の看板がある駐車場の可能性もあります。

常に第一候補地で車中泊できなかった場合を想定して、車中泊スポット候補は2~3カ所目星をつけておきましょう

人気観光地周辺の駐車場は「車中泊禁止」を謳うことが多い傾向にあるように感じます。

安心して車中泊するためには、事前の下調べが重要です。

補水スポットを確認しながら移動する

バンライフで最も重要なのが「」の確保。

思い浮かべてください。

あなたは1日、どれだけ水分を取りますか?

朝起きてカップ一杯の珈琲を飲みます。

朝ご飯のスープ、午後のお茶、夕飯の味噌汁……。

人は、1日2Lの水を摂取するのが良いとされています。

毎回ペットボトルの飲み水を買うのは、経済的にも大変ですよね。

キャンピングカー内で顔を洗ったり、歯磨きしたり、シャワーやトイレを使うなら、もっとたくさんの水が必要です。

そこで、バンライフ中はあらかじめ湧き水や無料の給水スポットを把握しておくことをおすすめします。

無料の給水スポットというのは、聞きなれない方もいると思いますが、実は全国あちこちにある水道水を無料で補給できる施設のこと。

給水スポットの場所を検索するのに便利なmymizu(https://www.mymizu.co/)というアプリもあって、外出先で最寄りの給水スポットを簡単に見つけることができます。

天気予報を確認して、天気の変化に合わせた旅をする

キャンピングカー横でのキャンプ

天気を制する者はバンライフを制します。

キャンピングカーで暮らしている私たちの場合、週間予報を毎日2~3回確認しています。

確認するタイミングは朝起床時、お昼頃、夜就寝前が多いです。

例えば台風が発生した時。

台風上陸の進路が絞られた段階で、必要に応じて移動します。

風台風の場合、車外の荷物や車両自体への影響を和らげるために、風雨をしのげる駐車場へ移動することもあります。

私たちは雨よりも風で色々なものが飛んできて車両に及ぼす影響が恐いです。

そんな時はたいてい高架下のコインパーキングや、防風林のように植樹されている公園などの駐車場に移動します。

また普段の天気がすぐれない日は、停泊して車内を整えます。

無理に移動をせずに、雨の日だからこそできることをします。

車内の掃除や溜まった洗濯物をまとめてコインランドリーで洗ったり、買い出しに行ったり。

そして車内でリモートワークや、動画・映画鑑賞をして過ごします。

買い出しは計画的に

キャンプ風景

冷蔵庫があれば、ある程度食材のまとめ買いが可能かもしれません。

しかし冷蔵庫に頼りすぎると思いの外ポータブル電源の残量が減ってしまって、他の家電が使えなくなってしまうことも。

そこでなるべくその日のうちに使いきれる食材の量を知ることがベターです。

例えばバンライフ中の味方でもある、道の駅。

道の駅では地元で収穫された野菜などが、驚くほど新鮮な状態で安く売られています。

しかしいくら安くて品物が良いからといって、買い過ぎると、腐らせてしまう原因に。

ちょっと少な目かなくらいに抑えるのがいいです。

移動先(途中)の給油場所を確認する

主に北海道での経験ですが、長い区間ガソリンスタンドがないエリアがありました。

また、店舗自体はあっても、合わせて店休日だったり、グーグルマップの情報よりも早い時間に営業終了したりしているガソリンスタンドも…。

ガス欠とならないように、ガソリンスタンドをみつけたら、こまめに給油しておきましょう。

まとめ

車中泊未経験の方は、自宅の駐車場で車中泊の予行演習。

これは絶対おすすめです。

足りないものが分かるし、わかったらすぐ家に取りに行けます。

どうしても無理という事態になったら、その日はやめて普通に家で寝ればいいです。

いざ車中泊を始めたら「天気」「電気」「水」「食料」「燃料(ガソリン)」に注意。

ただ、ガス欠にさえならなければ、余程山奥にでも入り込まない限り日本全国どこでも10キロも走ればコンビニがあるでしょう。

大概のことはコンビニで済ませられるので、そんなに心配せずにまずは近場で一泊、車内で泊まってみてください。

体験したことのない時間が流れると思いますよ。