【愛犬と軽自動車で車中泊!】愛犬との車中泊で私が気をつけていること
目次
【愛犬と軽自動車で車中泊】場所選びの条件は?過去の経験から考えてみた
軽自動車で行く、愛犬との車中泊。
場所選びは「愛犬が楽しく過ごせること」と「飼い主の負担が少ないこと」。この2つに尽きます。
過去7年間、「バンコンGT」も含めて、愛犬を連れて仮眠や車中泊をした道の駅・RVパーク・キャンプ場での経験から、軽自動車で行く愛犬との車中泊の場所選びを探ってみます。
道の駅は駐車場のアスファルトの照り返しが強く、他車との距離が近い
道の駅は、アスファルトの照り返しの強さや他の車の動き、駐車場への出入りの音など愛犬連れでの仮眠には、あまり良くない環境です。
駐車場は他の車との間隔が狭いので、ワンちゃんの車への出入りにも気を遣うことが多く、落ち着いて仮眠をとることは難しい印象です。
RVパークは台数が少ないだけに、親密さが仇になることも
RVパークは宿泊を目的にしているので、周りの環境次第では愛犬を連れて散歩するところに困る場合が少なくありません。
比較的、他の車との間隔は広めで、駐車できる台数も道の駅に比べれば少ない場合が多いのがRVパークの良いところ。
しかし一方で、他の利用者とコミュニケーションを取ることも多くなりがちなので、犬嫌いの方には配慮が必要です。
例えば、ワンちゃんが吠えたり鳴いたりすると犬が居ることがストレートに伝わるので、犬が嫌いな人にはとても迷惑。
場所移動もしづらいと思うので、飼い主としては最も気遣うところです。
郊外の広いキャンプ場は散歩や運動もしやすい
広くて自然のなかにあるペットOKのキャンプ場は、散歩・運動・トイレについて、場所を選ぶ手間も必要なく、ワンちゃんもノビノビできるのでストレスも少なくて済みます。
また、柵付サイトが選べる場合もあり、車の乗入れ可能なキャンプ場であれば、駐車位置の調整やサイト変更など、他の車や利用者と距離感が調節できます。
軽自動車で愛犬との車中泊場所を決める条件とは
愛犬の過ごしやすさや飼主の負担を考えれば、愛犬と一緒に行く車中泊の場所としては、ペットOKのキャンプ場が最適だと思います。
また、もう一つキャンプ場を推す理由は、荷物を車外に出すことができるということです。
道の駅は一時的に置くことさえできそうにないですし、RVパークでもコンロが使えなかったり、テーブルが置けなかったりするところもあります。
食事や寝床の支度、お風呂やトイレ、愛犬の食事に散歩……といろいろ考えると、車に荷物を積んだまま、狭い車内だけですべてを完結させるのは至難の業。
もちろん、どこで車中泊をしても周りへの配慮が必要ですが、それが必要以上に大きいと、とてもゆったり車中泊どころではないですね。
しかし、犬種が違う場合、特に車外に連れ出すときに必ず抱っこができるような小型犬であれば、条件が変わってきます。
他の車や利用者への配慮も減り、運動するために車外に出る必要がないのであれば、道の駅やRVパークも十分に可能だと思います。
【愛犬と軽自動車で車中泊】車内レイアウトと収納方法
軽自動車はバンコンやキャブコンと比べるまでもなく、車内は狭いので荷物はできるだけコンパクトに収納します。
助手席側を寝床にして、愛犬の居場所は運転席の後のペット用キャリーケースというのが、基本的なレイアウト。
ルーフラックと自作の車内収納トレーをうまく使えば、軽でも必要にして十分の収納力です。
寝床や収納について、私の場合をくわしく解説します。
車中泊の寝床は座席を倒して簡単にセット
以前の記事:本格的なキャンピングカーは要らない?侮れない軽自動車の魅力
助手席側の座席を倒して、マットでベッドメイクします。
クッションをマットの下に敷くことで、高さや硬さを調整。
シートをベッドにすると、後席の足を置くところに空きができるので、そこは収納スペースとして活用。
テントやマットなどを置いています。
ペットキャリーケースは愛犬が安心できる場所
まず太郎の場合、大きなペット用キャリーケースを置く理由は、犬の居場所であり寝る場所、もっともリラックスできる場所として、幼犬のころから習慣づいているからです。
キャンプサイトや散歩で興奮していても、ペット用キャリーケースに入れると落ち着きます。
キャリーケースの大きさは長さ60cm×幅45cm×高さ50cm。
プラスチックのハードBOX。
幸いにも後席のサイズにピッタリフィットしたので、この位置がベストです。
収納はルーフラック&自作トレーで十分
軽自動車で車中泊する場合に問題となる収納。
私の場合は屋根の上に市販のベースキャリア+ルーフラックを装着しています。
最大積載重量は30kg。
余裕で一人分のキャンプ用品が積めます。
まずは防水収納BOX1~2個、テント、SUP、椅子などを積んで、ネットで荷崩れや落下を防止。
車内には、竹で編んだトレーを天井部に吊るして小物置きとして活用。
どの座席からも、手を伸ばせば届くようにしています。
車中泊では、寝床に横になった状態でも手を伸ばせば小物を置けて取り出すこともできるので、とても重宝しています。
食器・調理具はバスケットにまとめて収納。テーブルは必需品!
ソロキャンプで使っている35年以上前に購入したバスケット。
籐製品で、ぎゅうぎゅう詰めにしても壊れない丈夫さが魅力です。
これには、調理に使うコンロ、クッカー、ナイフ、容器、などを全て揃えてコンパクトに収納。
テーブルは、元々パソコンデスクだったものを流用。食卓に調理台にと、汎用性が高い万能テーブルです。
【結論】愛犬と軽自動車で車中泊する際のレイアウトと収納のコツは
助手席側を寝床にする理由は、駐車場所の微調整や緊急時の移動のために、運転席を空けておくためです。
寝床が決まれば、大きなペット用キャリーケースの位置も決まってくるので、あとは荷物をどれだけ持って行くかをスペースと相談して決定。
収納力アップのために、できればルーフラックは装着しておきたい装備。
愛犬と一緒に車中泊をすると何かと荷物が増えます。
荷物の入替えや、移動のためのスペースを確保するために、ルーフラックはがあるととても助かります。
【愛犬と軽自動車で車中泊】もっとも注意するポイント
車中泊の場所として条件がいいのはキャンプ場ですが、どこで車中泊をするにしても注意が必要なのが、愛犬の脱走です。
一歩車外に出れば、どんなことで愛犬が走り出すことになるか分かりません。
飼い主の身体からリードを離すときはリードフックなど、必ず愛犬を安全につないでおけるところを見つけておきましょう。
●参考データ
カルディアキャンプ場
住所 奈良県五條市原町312
利用料金 通常サイト 3,300円/1サイト+施設利用料(大人350円/1名・子供150円/1名)
WEB:https://www.kaldia.camp/
※Youtubeチャンネルあり
※「カルディアキャンプ場」には第1と第2キャンプ場があります。太郎との車中泊で利用したのは、第2キャンプ場です。
―車中泊車 日産デイズルークス
車種 軽自動車 659cc 2WDターボ
諸元 長さ3,395mm×幅1,475mm×高さ1,775mm