長距離運転するときに気を付けていること4選

ちょっと高齢ドライバーの私が長距離運転するときに気を付けていること4選



【高齢ドライバーの長距離ドライブ】出発前と直後のマイ・ルール

キャンピングカー
最近よくあるのが「勘違い」と「もの忘れ」による失敗です。

やったつもりになって、安心しているのでなかなか気付けません。

こんなこと昔はなかった!

いや自分に限って忘れるはずがない!そう思っているところに始末の悪さがあります。

そこで私が実践しているのが、「勘違い」と「もの忘れ」をキーワードとした出発前と出発後マイ・ルール。

それは、出発前の徹底した確認作業と、出発直後に必ずコンビニやスーパーに寄って食料などを調達すること。

出発直後にコンビニなどの駐車場で車内と屋根などに積んでいる荷物を見渡すと、落ち着いて最終確認できます。

忘れたものがあればその場で大体買い足せるので安心。

出発前の目視と座席の調整

まずは荷物の状態を確認して、ベルトやロープの締め忘れを防止

私はカヤックや自転車、カーゴケースなどを車外のキャリアに積みます。

走行中落下しないように、荷物の状態を必ず目視で確認。

少しでもおかしいと思ったら、ベルトとロープをほどいてもう一度やり直します。

次に座席を調整して、体が勘違いしないようにいつもの目線をキープします。

教習所で運転席に座ると最初にすることですが、座席を前後に動かして微調整することは絶対にやるべきこと!

頭の位置が違うと見え方が変わります。

いつものラインで車を動かすためには、いつもの運転姿勢を保つことが大事です。

出発直後の買い物時に再確認

出発直後にコンビニやスーパーに立ち寄り食材を調達するタイミングで、荷物の状態を再確認します。

荷物を固定しているベルトやロープは、車の振動で必ず緩むと思った方がいいでしょう。

ベルトやロープの緩みは、警告灯の点滅のように車が知らせてくれないので、少し車を走らせたタイミングで、緩みが出ないか確認することが大切です。

またETCカードの確認も大切です。「入れたはず」はまず勘違い!と思っていた方がいいでしょう。

ETCカードの挿入を忘れると、料金所で後続の車に迷惑がかかります。

追突事故につながる恐れもあるので、事前の確認は重要。

出発直後の最終チェックとして、高速道路に乗る前にぜひ確認したいことです。

【高齢ドライバーの長距離ドライブ】走行中(特に高速道路)のマイ・ルール

道路
若い頃は、何時間でも運転できたように思いますが、最近は長時間運転に集中することで疲れを感じるようになりました。

そこで実践しているのが、「体力の衰え」「回復」「同乗者」をキーワードにしたマイ・ルール。

自分の体力を過信せず、同乗者への気配りを忘れないことが安全運転につながります。

疲れる前に、体を休めて体力を回復させる

一番大切なのは早めの休憩。

私のナビはエンジンをかけて2時間で休憩を促してくれますが、疲れを感じるタイミングは人それぞれ。

疲れたと思ったら早めに休憩を取るようにしています。

高速道路であれば、サービスエリアやパーキングエリアに駐車して少し散歩するだけでも十分。

気分転換と足腰の疲れを取るのに丁度いい運動になります。

疲れを通り越して眠気を感じたら、仮眠を取るのが一番。

眠気を感じたら直ぐに駐車できる場所に車を停めて仮眠。

でも一度寝たら深く寝込んでしまう人は要注意です。

そこでおすすめしたいのが、私が実践している眠気覚ましの15分睡眠

それは、仮眠をとる前にコーヒーを飲むという方法です。

カフェインは摂取してから15分程で効果を発揮し始めるのだとか。

そのため、仮眠前にコーヒーを飲み、コーヒーの目覚まし効果が効くまでの間仮眠を取るというわけです。

昔テレビで見たこの仮眠の方法は、車中泊時に限らず長距離運転の際に30年以上実践しています。

同乗者の存在は大きい

私の場合は妻ですが、同乗者の存在は重要です。

ドライバー自身が疲れを自覚していなくても、同乗者がドライバーの疲れを察してくれることも!

同乗者のおかげで危険を回避できることもあるので、そんな心強い存在には元気でいてもらわないと困ります。

また、走行中に同乗者の体調が悪くなってしまったら大変なので、出発前にも健康状態を確認するなど気配りを忘れず、運転に集中できるようにしましょう。

【高齢ドライバーの長距離ドライブ】ベテランだからこそ特に気を付けていること

車内
60代の私は、身体の機能の大部分が若い頃に比べて衰えていることは否めないと痛感。

特にとっさの判断や動きができなくなりつつある年齢です。

そこで「早め」と「予見」がキーワードのマイ・ルールも決めています。

周りの人や車へのサインを早めに知らせる!

法律では、右左折の手前30メートルで指示器の合図となっていますが、私は少し早めのブレーキ、早めの合図を心掛けています。

曲がるときも早めの安全確認でスムーズに右左折。

周りの車の流れに乗って、意思表示は早めにしています。

普段から危険を予知する習慣を

昔からの習慣ですが、自分なりの危険予知を実践しています。

とっさの判断は若い頃に比べて遅れがちですが、予め危険を想定しておくことで適切に対応できます。

例えば停留場に停車したバス停から人が降りてきたとき。

通りの向かい側に家があり、渡ろうとするかもしれないことを予見できれば、徐行するなどの対応ができます。

危険を予知する習慣づけはぜひおすすめです。

高齢ドライバーが長距離運転するときに気を付けていること まとめ

道路

年齢と共に衰える体の機能はたくさんあります。

自分では大丈夫だと思っていても少しずつ若い頃のようにはいかなくなっていくものです。

衰えを感じるのは、ある日突然なのかもしれません。

大切なのは、日頃からの備え。

そのために他人の行動を見たり、誰かの忠告に耳を傾けたりすることが必要だなと思います。