キャンピングトレーラー購入に向けて、けん引免許を取得してみる vol.2

キャンピングトレーラー購入に向けて、けん引免許を取得してみる vol.2



こんにちは!

前回、トレーラーやけん引免許に関する簡単な知識や自動車教習所を選ぶポイントなどについてお伝えしました。

今回は、実際にコヤマドライビングスクールへ通い始めましたのでその内容などをお伝えできればと思います。

コヤマドライビングスクール入校

コヤマドライビングスクール 外観

コヤマドライビングスクールは、二子玉川校、成城校、石神井校、秋津校、横浜校と東京都と神奈川県に5校を展開する自動車教習所です。今回、僕がお世話になったのは、職場や家からも比較的近い練馬区の石神井校です。

自転車やバイクでの通学以外にも、駐車場が完備されているのでマイカーでの通学ができ、送迎バスも運行しています。送迎バスは、池袋駅や中野駅、高田馬場駅など様々なルートがあり通学はとても便利です。

さっそく手続きの為、受付へ行きます。

コヤマドライビングスクール 受付

これまで、昔のイメージで自動車教習所にはあまり良い印象が無かったのですが、コヤマドライビングスクールはスタッフの方がとても親切だったのでほっとしました。「令和の時代の自動車教習所はこうなのか…!」と昭和生まれの僕には良い意味でカルチャーショックでした。

入校の手続きでは、申込用紙に記入をしたりお支払いの手続きを行います。

コヤマドライビングスクール石神井校のけん引免許の料金は、普通免許を持っている場合で154,500円(税別)〜でした。

内訳は以下のとおりです。

入学金:52,500円
適性検査:5,000円
技能教習料金(12H):84,000円
技能検定料金:7,000円
卒業証明書発行料金:6,000円

※料金はすべて税別です。

支払方法は、現金だけではなくPayPayでお支払いすることもできます。キャッシュレス決済対応ですね!

目の検査

次に目の検査となりました。

普通免許もそうですが、けん引免許の取得にも視力の条件があります。

警視庁のホームページによると、以下の記載があります。

両眼で0.8以上、かつ、一眼がそれぞれ0.5以上であること。
・三棹(さんかん)法の奥行知覚検査器により2.5メートルの距離で3回検査し、その平均誤差が2センチメートル以下であること。

けん引免許では通常の視力に加えて「深視力」というものを測る必要があります。

深視力の検査機を覗くと3本の棒が立っていて、真ん中の棒が前後に動いていきます。この棒が3本横並びになったタイミングでスイッチを押すというのを3回繰り返し、その平均誤差が2cm以内なら合格というものです。

コヤマドライビングスクール 深視力測定

通常の視力の方はメガネやコンタクトなどの矯正視力でOKなので問題無くクリアしたのですが、深視力の方は初めてやるというのもあって以外と難しいです。説明を受けながら練習時に何度か失敗しましたが、本番ではうまくいって、これもクリアしました。

これで入校の手続きはすべて完了です!

設備

入校の手続きと目の検査を終えて今後の説明を聞いたあと、学校内を案内して頂きました。

僕のように最後に自動車教習所に通ってから、うん十年経つという方も多いと思うので、最近の自動車教習所の参考としてコヤマドライビングスクールさんの設備を少しご紹介します。

待合室

教習の合間などの待ち時間を過ごすための部屋です。

テーブルや自動販売機等がありますが、なんと電源とWifiが完備されています。これは僕みたいなパソコン仕事の者にはとても嬉しいです。実際に使ってみましたが、快適だったのでここで1日仕事しても良いと思ってしまうぐらいでした(笑)

コヤマドライビングスクール ランチルーム

学科教室

普通免許を所持している僕は今回学科が免除だったため、適性検査の時に一度しか使用しませんでしたが学科教習用の教室です。とても近代的でかっこいいです。

コヤマドライビングスクール 学科教室

コース

坂道、踏切、クランクなど、久しぶりの自動車教習所でとても懐かしい感じでした。と、同時にトレーラーでこのコースをちゃんと走れるのかという不安も。

普通免許取得後はMT車を運転する機会がほとんどなかったので、そもそも運転自体が不安です・・・

コヤマドライビングスクール コース

教習車

今回、僕には関係ありませんが、コヤマドライビングスクールでは教習車に高級外車のAudiを選択できるサービスもあるようです。これから普通免許を取得する人にとってはテンションが上りますね。

コヤマドライビングスクール 教習車 アウディ 

そんなAudiを横目に、僕が練習で使う予定の車はザ・トラック!

そしてでかい・・・

思わず、スタッフの方に、「この車は僕の持っている免許で運転できるのでしょうか?」と聞いてしまいました。普通免許(中型8t限定)を取得以来、こんなデカイやつは運転したことがないし、さらにMT車でけん引。

教習トレーラー

僕はトラックの運転手になりたいのではなく、キャンピングトレーラーを引っ張りたいんだけど・・・不安だけが残ります。

ただ、これは後々わかったのですが、トラックはとても視界が良く、ハンドルの切れ角も大きくて小回りも効くしで、運転しやすいんですよね。

しかも教習車は、トレーラー部分が平ボディなので後方の視界も良く初心者向けのものだと思います。実際には第一印象と違いとても良い車でした。

適性検査

ついにすべての手続きが終わり、教習の1時間目となる適性検査を受けます。覚えていらっしゃる方もいるかもしれませんが、その名の通り、適性検査は運転の適性を検査するテストです。

入社試験などで使われる適性検査の簡易版のようなもので、様々な質問に解答したり、簡単な計算や三角形をたくさん書いていくなどの作業をひたすら行うことで、自分の性格や運転時に気をつけないといけないポイントなどを判定してくれます。

普通免許を取りに来ていると思われる若者たちに混ざって、僕も必死に三角形を書き込んだり、計算をしたりしました。

やはり年齢のせいなのか、日頃パソコン仕事ばっかりでペンをあまり使わないからか、思ったように手が動きません(笑)

終わった時にはかなりの疲労感。日頃の鍛錬が足りませんね。

まとめ

キャンピングトレーラーライフを夢見て、ついに自動車教習所に入校した僕。この後、免許取得に向けて自動車教習所に通う日々を送ります。次回は、実際にトレーラーを運転した技能教習と検定の様子をお届けできればと思います。

※写真の教習風景はイメージです。