どこにでもある「メッシュパネル」と「つっぱり棒」で車内をすっきり!
目次
メッシュパネルの活用方法
自宅に「メッシュパネル」がありました。
ちょっとしたキッチン用具などを引っかけておくのに便利です。
また、フックやバスケットなどの付随するパーツも豊富で、種類やサイズもいろいろあります。
これは使えそうだとひらめきました。
そして部屋で使っていた1枚をそのままキャンピングカーに持っていきました。
あれこれ吊るすと車内がごちゃごちゃした印象になるかなと思いましたが、利便性を優先して一度やってみようと決めました。
設置場所は3カ所。スライドドアの出入口・キッチン台の上・ベッドの足元です。
それぞれの場所によってメッシュパネルの大きさは変えています。
スライドドアの出入口に「メッシュパネル」
我が家の場合は、愛犬グッズが出入口に集中します。
走行中、愛犬たちは後部のケージではなく、車内の中ほどのソファーに居ます。
そのため、ハーネスやリード、体を拭くタオル類などが出入口に集中し、人の靴もあるので混雑します。
パネルの大きさ:90㎝×45センチ
取付け方:木枠を作成。パネルを木枠に固定することで安定して車内に設置。
ポイント:長いものを吊るすだけでもすっきりします。
出入口は足元をすっきりさせてスムーズな乗降を確保します。
シンクの上に「メッシュパネル」
こんなところに何を置くのか、と思われるでしょうが、車内でビデオを観たり、パソコンを使ったりすると、電気コードやメモリー類を入れた小物袋などこまごましたものなどを引っかけて利用しています。
パネルの大きさ:45㎝×45㎝
取付け方:パネルを既設のコントロール板にフックで吊るす。
ポイント:小物は袋に入れて収納して吊るしておく。
ベッドの足元に「メッシュパネル」
クローゼットの側面の板にメッシュパネルを固定しているので、取り付けた3カ所の中でで一番安心して荷物を掛けることができます。
普段はソファーの上に置いてあってベッド展開時にどかしたい荷物もキャンプ用トートバック1個分くらいなら収納可能です。
パネルの大きさ:45㎝×45㎝
取付け方:パネルをクローゼットの側面の板にフックと留具で固定。
ポイント:重い荷物はパネルにラッチ(かんぬき、留め具)ロックフック付きのロープなどで固定すると安全で確実に取り付けることができる。
便利な点と注意事項
① 便利な点
私のお気に入りは、ゴム紐を利用したホルダーです。
長さを調整すれば大きなものにも対応可能で安価で費用対効果抜群です。
② 注意事項
出入口のパネルは、エンジンオイルの交換や定期点検の時に助手席を持ち上げて開口するのでメンテナンスのため容易に外せる必要があります。
ポイント:結束バンドの利用がベストチョイス。締付具合を調整してある程度の強度と
ガタ付防止効果がある。また、切断して簡単にパネルを取り外せる。
つっぱり棒を活用する
「つっぱり棒」で空間の効率的な活用を行う場所は、①キッチン台②二段ベッドの下段スペースです。
この2カ所でつっぱり棒を使う理由は次のとおりです。
① キッチン台
ここはソファーをベッド展開する際、物置場になっていました。
就寝までの時間を落ち着いて過ごそうと思うと、キッチン台の上を整理してテレビやビデオ、飲み物も置きたいところです。
② 二段ベッド下段スペース
二匹の愛犬用のケージが助手席と車内後部に分かれていました。
幼犬も2歳になったことから、先住犬と同じ後部につっぱり棒を使ってケージを自作することにしました。
キッチン台で「つっぱり棒」を支柱として使う
荷物をキッチン台の上に置いてあるときも、テレビもビデオも見ますが、できればすっきりとした余裕のある空間で、落ち着いて見るに越したことはありません。
① モニターアームを取り付ける。
「つっぱり棒」が支えることができるのは、2~3㎏の機器です。
私はDVDプレーヤーを置きますが、この機器が約3㎏で、アームを長く伸ばした状態で下に下がらないことが最低条件です。
また、振動で脱落することが考えられるので、車を動かすときには、アームを折りたたみ、プレーヤーは外しておいたほうがいいでしょう。
作り方:支柱・・・2×4材 50㎝×2本(設置場所の上下間の長さ分用意)。
2×4専用 当て金具で支柱にする。
モニターアーム・・・ 1台
② メッシュパネルで物置棚をつくる。
かさばる衣類、洗面具など翌朝に使うものは手の届くところに置きたくなります。今まではキッチン台に置いていた物を棚の上に整理します。
作り方:支柱・・・2×4材 50㎝×2本(設置場所の上下間の長さ分用意)。
2×4専用 当て金具で支柱とします。
物置棚・・・メッシュパネル 45㎝×45㎝ 1枚
パネル固定金具・・・2個
「つっぱり棒」を愛犬用の自作ケージの出入口として使う
車内の前後に分かれていた愛犬用のケージを車両後部に集約することで出入口付近の空間を広くします。
そのため後部の既設のケージの横にもう一頭分のケージを作りました。
「つっぱり棒」はこのケージの扉として活用しています。
作り方:材料は端材を使用。
天井に当て金具で「つっぱり棒」にして固定しました。
ポイント:ケージの扉を固定しないで「つっぱり棒」で作るメリットは、扉の位置を動かすことでスペースの広さを変えることができます。
荷物が多くなれば、扉を動かして荷物を置けるスペースを作ります。
ちょっとした工夫でしっかり固定
「つっぱり棒」を使うときの注意点は、支柱がズレないようにすることです。
圧着力を強くして「つっぱり棒」が外れないように、圧着部分の面積を大きくする「当て木」を装着します。
作り方:ベニヤ板(5mm厚)で三層構造の補助具を作成。
ポイント:支柱と「当て木」の溝に隙間があるとズレて「つっぱり棒」が外れるので、隙間が無いように加工。
まとめ
「メッシュパネル」と「つっぱり棒」を活用したことで、車内がかなり「すっきり」したと思います。
最後の写真に「造花」と「カゴ」を映しました。メッシュパネルは他にも荷物を「片づける」だけではなく鑑賞のものを置くこともできそうです。
「メッシュパネル」と「つっぱり棒」は、まだまだ活用の幅が広がるように感じます。
どちらも安く簡単に手に入るものです。サイズもいろいろあるので、みなさんも愛車のスペースに合わせて、便利で見た目もすっきりする収納スペースを作ってみてはいかがでしょうか。